正社員と契約社員の違いや派遣社員の意味をわかりやすく解説!

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雇用期間の違い

正社員:雇用期間の定めなし。定年まで働ける。 契約社員:雇用期間の定めあり。期間限定での雇用。 正社員の場合、自主退職や解雇をされない限り、定年まで働くことができます。 契約社員の場合、雇用期間が限定されます。契約の時点で契約期間が設けられます。契約期間終了後は、契約更新ができる場合もありますし、企業側から契約終了を伝えられる場合もあります。

給料の違い

正社員:一般的には月給制が多い。年俸制などもある。 契約社員:時給、日給、月給、年俸制など様々。 正社員の場合、年俸制などもありますが、一般的には月給制が多いです。歩合制度などを採用している企業もあります。 契約社員の場合は、時給制、日給制、月給制、年俸制など契約内容によって様々です。約束年収額を提示されるケースも多いです。

賞与・退職金の違い

正社員:賞与は業績次第。退職金も企業次第。 契約社員:賞与は業績次第。退職金は無いことが多い。 賞与については、正社員、契約社員どちらも企業の業績次第というところが多いと思います。今は賞与が無い企業もあるくらいです。賞与がある企業では、正社員と契約社員とでは金額に差がある場合が多いです。 退職金についても、企業次第となります。正社員でも退職金制度が無い企業もあります。契約社員については退職金制度が無い企業がほとんどのようです。

昇進・昇給の違い

正社員:昇進・昇給あり。 契約社員:昇進無し。昇給あり。 正社員の場合は、結果や働きぶりを評価査定する機会があります。良い評価をされれば昇進・昇給があります。逆に、結果を出せないと降格という評価を受けることもあります。 契約社員の場合は、基本的には昇進はありません。昇給については契約更新時に査定が行われることもあり、その際に昇給することもあります。

労働時間の違い

正社員:労働基準法に準ずる。 契約社員:労働基準法に準ずる。契約で勤務時間が定められているケースもある。 労働時間については、基本的には労働基準法に基づいて企業が定めています。 一般的には、契約社員よりも正社員の方が残業も多いのではないでしょうか。

転勤・異動の違い

正社員:企業や業務内容による。 契約社員:企業や業務内容による。 転勤や異動については、企業や業務内容によって様々です。 例えば、全国展開している食品メーカーがあったとして、百貨店などに出店している場合は、店舗間での異動などもあります。この場合、正社員、契約社員に関わらず異動の対象となることもあります。

福利厚生の違い

正社員:企業による。 契約社員:企業による。 福利厚生については企業によるところが大きいです。

正社員のメリット

なんといっても安定して定年まで働けるという部分ではないでしょうか。また、企業次第ですが退職金制度がある場合もあるので、定年退職後のことも考えることができます。 正社員という安定した仕事をしているため、社会的信頼も大きく、ローンを組むことも比較的簡単にできます。

正社員のデメリット

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仕事に対する責任が大きい部分でしょうか。もちろんどんな雇用形態でも仕事に責任はありますが、契約社員や派遣社員と比較すると大きくなるでしょう。そのため、業務量が増えたり、ストレスが大きくなることもあるでしょう。 また、企業の業績次第では急なリストラなどのリスクもあります。これはどの雇用形態についても言えることでしょう。

契約社員のメリット

仕事とプライベートを切り分けられるところでしょうか。責任や労働時間も正社員に比べると少ないので、仕事以外の部分にもウェイトを置くこともできます。スキルアップのための勉強だったり、独立への準備など動きやすい環境かと思います。 また、契約内容によっては複数の企業で働くこともできます。色々な業種を経験できるという部分もメリットではないでしょうか。

契約社員のデメリット

雇用期間が定められた契約のため、長い目で見て安定して働けないという部分です。1年の契約ですぐに切られてしまうこともあります。 その他にも賞与が無い。退職金制度が無い。いくら頑張っても昇進できない。などもデメリットになるかと思います。

契約社員から正社員への登用は本当にあるのか

契約社員の求人で「正社員への登用制度あり」という記載がされているものもあります。将来的に正社員を目指している方にはとても魅力的な求人かと思います。 しかし、このような求人内容の場合は注意が必要です。 「正社員への登用制度あり」と記載されているからといって、必ず正社員になれるわけではありません。 また、実際に正社員登用制度は実施されているのかという点も確認が必要です。制度はあるものの、実際に正社員になったという事例が無い場合もあります。過去に何件ほど実例があるのか。直近ではいつ正社員登用があったのか。登用された人はどのような経歴だったのか。など詳細を確認しておきましょう。 そして、どのような評価基準で正社員登用されるのかも把握しておきましょう。

契約社員から正社員への転職はできるのか

契約社員から正社員になりたい場合、正社員登用制度以外の方法となると転職という選択肢もあります。契約社員から正社員に転職することはもちろん可能です。 はじめは様々な理由で契約社員という雇用形態を選択していると思いますが、正社員を志望するのであれば計画的に行動するようにしましょう。 現在の業務内容に対しても前向きに取り組んだり、空いた時間でスキルアップを図ったり、次の転職先でしっかりアピールできるように準備をしておきましょう。 幸い、契約社員の場合、比較的時間を取りやすいかと思いますので、転職活動は動きやすいでしょう。求人サイトへの登録や、求人のチェックはこまめにしましょう。

契約社員から正社員への転職面接対策

契約社員から正社員になる理由としては、将来的に不安定な部分や、給与などの問題が原因となることが多いと思います。しかし、面接時にはあまり待遇の悪さをアピールしてはいけません。もちろん志望動機の一つとしては当然のことですが、そこだけが理由にならないようにしましょう。 正社員になった場合に会社へ貢献できることや、今までの実績をアピールしましょう。

派遣社員とは

人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の企業で働くという形態です。 登録型、常用型、紹介予定派遣という種類があります。 登録型とは、派遣会社に登録し、派遣先の企業で働くという形態です。一般的に多いのがこの登録型です。 常用型とは、人材派遣会社の正社員として雇用関係を結んでいます。仮に派遣先での就業期間が終了しても、人材派遣会社の正社員として契約しているので、また次の企業に派遣されます。専門的なスキルを持った人材が多いようです。 紹介予定派遣とは、派遣先での直接雇用を前提として派遣されるという形態です。基本的には派遣期間は最長6か月となっており、その間に派遣先で直接雇用してもらえるか評価してもらいます。正社員になれるというわけではなく、契約社員として雇用される場合もあります。

正社員、契約社員、派遣社員の将来性の違いは?

もちろんどの雇用形態についてもリスクはありますが、将来性については、やはり正社員が一番安定しているのではないでしょうか。 将来性だけで働き方を判断するのも一つですが、やりがいや自分のライフプランに合わせた雇用形態を選択するのも、一つの方法ではないでしょうか。

正社員、契約社員、派遣社員、どれが良いのか

将来性、求人内容、自分のライフプラン、やりがい、色々な物差しで働き方を決めるのが良いのではないでしょうか。 昔のような終身雇用制度は当たり前ではなくなってきています。働き方も人それぞれ千差万別あって良いと思います。 どういう生き方をしたいのかで雇用形態を選んで、後悔のない人生を送りましょう。