仕事を辞めていい人・ダメな人

人間関係が煮詰まっている人は辞めていい 「仕事を辞める」という決断には踏み出せず「辞めたい」とぼんやり思っているだけの人も多いでしょう。「辞めたい」と思ってしまう理由や、置かれている状況はさまざまなはず。

他人は変えられない

人間関係の悩みはなかなか解決しにくいもの。煮詰まった人間関係で悩んでいる人は思い切ってやめましょう。実際に仕事を辞めた理由としてもっとも多いのが人間関係。足を引っ張る同僚や辛く当たってくる上司に苦しんでいる人は、思い切って辞めてしまいましょう。なぜなら自分の考えや行動を変えることはできても、他人を変えることはできないからです。 ただし、ジョブローテーションや異動、転勤など環境を変えるチャンスがあるのなら、辞める前に一考を。また、過去にも人間関係を理由に退職した経験がある人は要注意。自分に問題があるのではないか、次の職場でもまた同じ理由で辞めることにならないか、己を振り返りましょう。

人間関係以外でストレスフルな人

仕事量が多すぎる、社風が合わない、正当な評価をもらえない、給与が低い、残業が多すぎる……人間関係に問題がなくても、さまざまなストレスで仕事を辞めたいと思うこともありますよね。ですが不満を抱き、愚痴を吐くだけの段階の人は、まだ辞めるときではありません。 頼まれる仕事が多すぎたり、関係ない仕事までやらされたりするのがストレスになっているのなら、きっぱりと断ってみましょう。一見無責任なように見えますが、キャパオーバーであること、自分の役割でないことを周囲に伝えるのも仕事のうちです。また、社風や評価、給与については、上司に話す、自分の働き方を変えてみるなどで状況を打破できる可能性があります。

うつ病の人、一歩手前の人は辞めるべき

労働環境の悪さやさまざまな悩みが深刻化して、うつ病になってしまった人、あるいはその一歩手前の状態になっている人は、もはや「仕事を辞めたい」と考える段階は過ぎています。会社が休職させてくれるならすぐに申請し、休ませてくれない会社は辞めてしまいましょう。 会社にとって、社員はかけがえのない存在……というのはただの理想論。よほどしっかりした会社でない限り、きちんとした保障はしてもらえません。 うつ病は、体力的にも精神的にも限界がきた証拠です。うつ病になってしまうと治療に時間もお金もかかって働くことは難しくなり、転職をするなどの身動きも取りづらくなってしまいます。会社のために体を壊すなど、自分を犠牲にするよりは辞めるほうがずっと良い選択です。

結婚して辞めたい人は、仕事を辞めたら最後と思うこと

結婚と同時に引っ越すなどの理由で仕方なく寿退社をする人は確かにいます。しかし、結婚を“口実”にして辞めたい女性はキャリアが途切れるリスクを意識してください。とくに正社員だった人は、退職前と同じ条件で再就職しようとしても、「出産ですぐに休んでしまうのでは?」と思われるなど苦戦することが多いです。さらに現在は共働き家庭を望む人が多いため、仕事から逃避する姿勢で結婚そのものがおじゃんに……ということにもなりかねません。 本当に幸せになりたいなら、「結婚して辞めたい」などと現実逃避をするよりも、目の前の仕事を頑張りましょう。より魅力的な人間になれて、結婚も近づくかもしれません。

介護を理由に辞めるのは避けよう

親の介護に心身ともに負担が増え、仕事を辞めたいと思う人。とくに親類にも行政にも助けを借りられない状態の人は、いつまで続くかわからない介護で気が滅入り、「仕事を辞めてでも自分が」と考えてしまいがちです。しかし、介護を理由に仕事を辞めるのは、絶対に避けるべき選択です。 例えば親の介護をしている人で、定期収入として親の年金が使える場合は「今は仕事を離れてもいい」と思うかもしれません。しかし、親が亡くなれば年金もなくなり、数年にわたって仕事を離れていたとなると再就職も危うくなります。ブランクがあることに加え、仕事の感覚も鈍ってしまうからです。

あてもなく辞めるのは愚者の選択

最後に大切なことをお伝えします。上記で辞めたほうがいいという項目に当てはまった人も、転職先を決めていない、あるいは目処が立たないうちにあてもなく辞めてしまうのは絶対にNGです。 職歴にブランクがある転職者を採用したがらない企業もまだまだ多く、明確な理由なく働かないことに慣れてしまうと、復帰するのに大きなエネルギーが必要になってしまいます。 「仕事辞めたい」というぼんやりした気持ちが、「今の会社は○○がダメだから、改善できる職場に転職しよう!」という次の職場への展望になったとき、はじめて「辞める」選択ができるはずです。

まとめ

「仕事辞めたい」は働いている人であればどんな人でも一度くらいは心に浮かんだことのある考えです。そして「仕事辞めたい」と思っても、「辞めるのも面倒くさい」「そこまで本気じゃない」という人も少なくないはず。