夏・冬のボーナス!民間企業・公務員の支給時期は?

民間企業のボーナス支給時期はさまざま 支給日や年間で支給する回数は企業によって異なる 民間企業の場合、最も一般的なのは夏と冬の2回ボーナスを支給されるケース。夏は6月または7月、冬は12月に支給される企業が多いようです。 民間企業ボーナスの支給のしかたはさまざまです。企業によっては1年で1回だけというところもあれば3回、4回と支給されるところも。あなたの勤務先がどんな支給のしかたになっているかは、就業規則や労働契約書をチェックするとわかります。 支給日の指定のされ方もさまざま 就業規則や労働契約書に書かれているのは支給月のみで、具体的な日付までは明記されていないという企業も少なくありません。ボーナスの支給日については ・就業規則などの書面に明記されている ・書面への記載はないが、慣例的に毎年同じ日に支給される ・毎年違う日に支給される というように、企業によってさまざまです。 なお、よくある支給日のパターンは以下の通りです。 ・1日 ・5の倍数の日(5日、10日、15日、20日、25日) ・○月の第×番目の△曜日(例:7月の第1金曜日) ・毎月の給料日とは別の日 今の会社に勤めて2年目以上の人は、昨年の給与明細や通帳を確認してみると、具体的な支給日の見当がつくかもしれません。 利益が出ると決算賞与が支給される場合も calendar決算賞与は、決算で利益が出た場合に、それを社員に還元する賞与です。支給時期はその企業の決算の時期に応じて決まります。3月に決算を行う企業が多いため、「春のボーナス」と呼ばれることもあります。 決算賞与は、あくまで利益が出た際に支給される賞与なので、支給されるかどうかは決算までわかりません。支給される場合は、決算日から1カ月以内に支給されます。

公務員の支給日は決まっている

国家公務員は6月30日と12月10日 国家公務員のボーナス支給日は、人事院の規則で毎年6月30日と12月10日と決まっています。支給日が土日に重なる場合、その直前の金曜日に支給されるのは毎月の給料と同じです。 公務員の場合、「期末手当」と「勤勉手当」を合わせたものが民間企業で言うボーナスにあたります。「期末手当」は在籍期間、「勤勉手当」は勤務成績をもとに支給額が決まります。

ボーナス払いの支払日は8月と1月が一般的

クレジットカードのボーナス払いの支払日は、ボーナスが支給される月の翌月(夏は8月、冬は1月)が一般的です。 住宅ローンや自動車ローンでも、ボーナスの時期だけ支払額を増やす「ボーナス併用払い」があります。「ボーナス併用払い」は支払期間を短縮できる一方、指定された月には支払金額が増えてしまいます。転職した際にはボーナス支給日とボーナス払いの支払日にズレがないか、確認した方がいいかもしれません。

夏・冬それぞれのボーナス平均金額は?

民間企業のボーナスの平均は夏:36.5万円、冬:37万円 厚生労働省の調査によると、2016年度の民間企業のボーナスは、夏が36.5万円冬が37万円。月給に換算すると約1カ月分でした。 ボーナスの金額は年によって多少変動するものの、ここ5年間は毎回35万円前後支給で安定しています。夏と冬を比較すると、冬のボーナスの方が5,000円から1万円ほど高い傾向にあります。 ボーナスの金額は企業の規模によって大きく違います。大企業が多く加盟する日本経済団体連合会(経団連)と東京経営者協会の共同調査によると、非管理職に対する2016年のボーナス支給額は、夏が75万円、冬が73万円。いずれも上で触れた厚生労働省の調査結果の約2倍です。 厚生労働省による調査は、小規模の企業から大企業まで対象となっている一方、経団連と東京経営者協会による調査は従業員数500人以上の企業が対象の8割近くを占めます。一言で「ボーナス」といっても、企業によって金額に大きな差があるのが実情です。

国家公務員のボーナスの平均は夏:63万円、冬:70.5万円

2016年の国家公務員のボーナス平均金額は夏が63万円、冬が70.5万円でした。国家公務員のボーナスは厚生労働省調べの民間企業の平均よりも高く、経団連と東京経営者協会の調査結果よりは低くなっています。 2016年の地方公務員のボーナスは、夏と冬を合わせて156万円。単純計算すると一度にもらえる金額は78万円で、国家公務員よりも多めです。

【新入社員】夏のボーナスは出る?

人事や賃金に関する出版物を専門的に扱う産労総合研究所の調査によると、2016年は89.7%の企業が新入社員に夏のボーナスを支給していました。異なる調査の結果なので一概には比較できませんが、厚生労働省の調査でボーナスを支給した企業が91.2%だったことを考えると、ボーナスを支給している企業の多くが、新入社員にもボーナスを支給していると考えられます。 とはいえ、新人社員に支給されたボーナスの平均金額は大卒で8.9万円と、かなり低くなっています。 そもそも多くの企業では、ボーナスは「考課査定期間」のその社員に対する評価に基づいて支給額が決められます。新入社員が入社して初めての夏のボーナスの支給額を決める考課査定期間には、まだ入社していない期間が含まれる場合がほとんど。このため、「5万円」「10万円」というように全ての新入社員に一定額を支給したり、在籍期間の日割り計算で支給したりするケースが多いようです。結果として支給額は平均と比べてかなり低くなってしまうのです。

まとめ

ボーナスに関しては支給する義務が企業にないこともあり、正式な文書で詳細な規則・基準が書いていないことも多いようです。ボーナスが出る前後は浮足立ってしまうものですが、もらえた人ももらえなかった人も計画的にお金を使って楽しい休暇が過ごせるようにしましょう