センスに自信がない人も!失敗しない退職時のお菓子選び

退職時、お菓子を渡すのは義務ではありませんが、多くの会社では「慣例」として行われています。これまでに退職した人がみんなお菓子を置いていっているのであれば、それにならうのが無難です。 とくに長く勤めてきた方なら、社内にお世話になった人や苦楽をともにした仲間がたくさんいることでしょう。そんな人たちにお礼のお菓子を渡して退職の挨拶をすると、感謝の気持ちが自然に伝わり、良い印象を残して職場を去ることができます。

これまでの働き方に合わせた選択を

以下のような場合はお礼のお菓子を渡さなくてもかまいません。退職までの自分の状況を振り返ってみて、渡すかどうかの選択をしてください。 半年以内の派遣社員やアルバイトなどで、お菓子を渡すほどでもない場合 業務上関わる数人以外とは話したことがなく、他の人にもいきなりお菓子を配るのが不自然な場合 社会人が多い中での学生アルバイトなど、お菓子を渡すことで逆に相手に気を遣わせてしまうような場合

退職時のお礼のお菓子を渡す範囲は?

お菓子を渡す相手は、「お世話になった人」プラス「渡したい人」です。基本は普段から一緒に働いていた人たち(=同じ部署の人たち)をメインに考えましょう。それから会社の規模などに合わせて詳しく考えていってください。 20名くらいまでの会社では全員に 20名程度までの会社や、大きな会社でも数名しかいない支社に勤めているような場合は、社内の全員に渡すのが良いでしょう。渡す人と渡さない人がいると角が立ちますし、「仲が悪かったのか?」などと余計な邪推をされてしまう可能性もあります。 大きな会社では自分の所属部署+他部署の渡したい人に 大きな会社で働いてきた人の場合は、自分が所属していた部署宛てに。その部署で一緒にやってきた仲間全員と、他部署で渡したい人に渡しましょう。他部署の人にも、以下の2パターンが考えられます。

たくさんの人と関わってきた場合は?

業務内容によっては社内の非常に多くの人と関わり、「あの人にもこの人にも渡さないと……」と悩む方もいることでしょう。お菓子を渡すのはあくまでも心遣いですから、自分が渡したいと思う相手全員に渡しても非常識と思われることはないでしょう。 ただし予算的に難しい場合、無理は厳禁。お菓子を渡すのは所属部署のみと決め、そのほかの方には挨拶のみで済ませても失礼ではありません。あくまでも気持ちを伝えるものですから、お菓子にこだわりすぎる必要はないのです。

お礼のお菓子はいつどうやって渡せばいい?

3月31日付けの退職で、当日まで仕事をする場合 31日の最終出社日に渡します。 3月31日付けの退職で、25日以降は有給消化の場合 24日の最終出社日に渡します。 3月31日付けの退職で、25日~30日の有給消化のあと31日に最終出社する場合 31日にも通常勤務ならば31日に渡します。 31日は挨拶のみですぐに帰るといった場合は、24日のうちに一人ひとりに渡しておくほうがよいでしょう。

どんなタイミングがいい?

最終出社日の夕方ごろ、一人ひとりのデスクを回ってお礼を言いながら手渡しするのが理想です。 ただし会社の雰囲気にもよりますので、これまでやってきた人の例にならうのがベター。たとえば定時内に雑談をしないようなきっちりとした職場では就業時間の後に渡す、就業時間外がよさそうだけれども定時で帰ってしまう人が多い会社では昼休みを使うなど、環境に合わせて工夫しましょう。 また、渡したい相手が不在の場合は直接渡すことにこだわらず、「今までお世話になりました。○○(名前)」といったメモ程度の手紙とともに机に置くのがスマートです。

退職時に配るお菓子、予算の相場は?

一人あたり100円相当が一般的 気になるのが予算の問題です。全体でいくらかかるかに目が行きがちですが、渡す相手一人あたりにいくらのものを準備するかも大切です。 個包装された日持ちのするお菓子で、個別に渡して失礼のないものというと、一人あたり100円前後が一般的です。この価格帯で探せば常識的な贈り物ができるはずです。 とはいえ退職前後は環境が変わって何かとお金がかかる時期。100円前後でも予算が厳しいという場合は、ひとつあたりの値段が安いものにするよりも、渡す人数を絞るなどで対応してみてはいかがでしょうか。

まとめ

退職時のお礼のお菓子は、退職していく人の最後の印象を決めるものです。大切なのは、あくまでも相手の気持ちを配慮してお菓子を選ぶ思いやりの気持ちです。ぜひ、喜ばれるお菓子を送って有終の美を飾りましょう。