ブラック企業の定義・ブラック企業を見抜く5つの特徴

「ブラック企業」とは、労働基準法や関連法令を無視、または法の網や不備を悪用することにより、従業員に長時間労働やサービス残業などを強制する企業のことを指しています。

1991年のバブル景気崩壊後、企業の経営体制は「コスト削減」に比重を置くようになり、正規・非正規雇用を問わず、従業員に過重な心身の負担や極端な長時間の労働など劣悪な労働環境での勤務を強いる企業が増え、過労により鬱を発症して自殺する者が出るなど、度々問題になっています。

非常に多い

残業時間が非常に多い会社は「ブラック企業」と定義してよいでしょう。「人件費の削減」を過剰に追求しているため、仕事の量に対して人数が絶対的に不足しているのに増員も分業もせず、定時に終了させるのが絶対に無理な仕事量を社員に押し付けます。

酷い場合にはタイムカードを定時に押させてからサービス残業を強制し、勤怠記録を偽造・改竄するケースもあります。残業手当が発生しないようにするために裁量労働制やフレックスタイム制を悪用し、従業員が残業代なしで会社に拘束される時間を引き延ばす会社もブラック企業と定義されてよいでしょう。

ブラック企業の定義②離職率

ブラック企業とは、法律に触れるか触れないかのスレスレの労働条件で従業員を働かせる企業や、劣悪な労働条件で働かせる企業であると定義されています。それゆえ、ブラック企業の離職率は非常に高いです。次に、ブラック企業の離職率の高さについて説明していきます。

ハローワークに常に求人が出ている企業はブラック企業である可能性が高いです。求人サイトに広告を掲載するには高額な費用がかかるため、ブラック企業はコストの安いハローワークをよく利用します。ブラック企業は離職率が非常に高くて常に人手不足なので、常時募集をかけている状況です。

目安の%は

「新卒の3年後離職率」が30%を超えるような企業は、働き続けたくない理由が何かしら存在する(激務・薄給など)企業である可能性が高いので「ブラック企業」と定義してよいでしょう。一般的な企業は、3年後離職率を国に報告しています。

しかし、企業のプライバシー保護のため、「3年後離職率の低い企業ランキング」は公表されているのに、「3年後離職率の高い企業ランキング」は非公開となっています。現時点では「離職率の高い業界ランキング」からブラック企業を推測するしか方法はありません。