認知度や知名度の高い商品から考えるSNSの効果的な使い方5選

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認知度を上げることがマーケティングに欠かせない理由は、どれだけクオリティの高い商品であったとしても消費者に知られていなければ、購入するかしないか、という選択にもならないからです。 商品は購入してもらうことがゴールだとすると、その前の段階として消費者に購入を検討してもらう、というプロセスがあります。認知度がなければ、このプロセスに至ることができません。 つまり認知度を高めることは、商品の購入を検討してもらうことに直接的につながっていることになります。

認知度が低い商品はなぜマーケティングが上手くいかないのか

認知度が低いということは、消費者に知られていない、ということを意味します。そのため認知度が低い商品はそれだけマーケティングが難しくなります。 例えば既に知名度がある有名人やブランド商品のマーケティングを実施する場合、その成功確率は高くなると考えることができます。有名人や有名商品であれば、そでにファンや固定客が存在していて、どんなマーケティングでも関係なく購入する、という人が一定数存在するからです。 つまり認知度が低い商品をマーケティングしようとするなら、まずは認知度を高めることから考える必要があるのです。

認知度と知名度の違いとは

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マーケティングで認知度を高める際に気をつけるべきことがあります。それは、知名度との違いを理解することです。知名度と認知度は同じような場面で使われることが多いため、混同した使い方をしてしまいがちですが、これらは別の意味を持つ言葉です。 まず知名度とは、サービス名や商品名などの名称がどの程度知られているのか、という意味の言葉です。中身の詳細は理解されていなかったとしても、名前だけは知っているという人が多ければ、知名度が高い、ということになります。有名人の顔と名前を知っているけど、何をしている人かまではわからない、という人の度合いです。

知名度の意味とは

知名度の意味がサービス名や商品名、会社名であることは先に述べた通りです。では具体的にどのような状態になれば、知名度が高いといえるのでしょうか。現代の日本であればテレビや新聞などのメディアに取り上げられている、という状態は知名度が高いといえるでしょう。 ただしテレビに取り上げられていたとしても、全ての世代からの知名度が高いわけではありません。その理由は、テレビを視聴している割合は全ての世代で同じではないからです。 これはインターネットの普及を考えれば当然のことです。例えば西暦2000年以降に生まれた10代であれば、そのほとんどがパソコンやインターネットが当たり前の環境で育つことになります。 そのため10代~20代前半はテレビや新聞よりもインターネットから情報を取得する割合が高くなります。 ところが50代や60代の世代からすれば、インターネットは新しくできたテクノロジーであり、子供の頃から馴染みのあるものではありません。 そのためテレビや新聞から情報を取得する割合が高くなる傾向があります。 つまりテレビで知名度が高かったとしても、それは40代~50代以降に限られる可能性があるのです。またその逆にインターネットで知名度が高くなったとしても、40代以降にはあまり知られない可能性があるのです。

認知度の意味とは

その一方で認知度は、サービスや商品の名称が知られていることは前提としてあり、さらにサービスや商品の内容まで認知されていることを指します。認知度の意味は、サービスの名称と内容までが一致している人の度合いです。マーケティングを成功させるためには、知名度だけでなく認知度を高めることを考慮した戦略が欠かせません。

認知度の使い方

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認知度の使い方のポイントは、商品の名称ではなく、中身を理解してもらうことであると理解して使うことです。サービスや商品の中身を理解してもらうための企画を立案するなら、認知度という言葉を使いましょう。間違っても商品の中身を理解してもらう企画で知名度という言葉を使ってはいけません。 マーケティングに関わる担当者に混乱を招く可能性があるからです。 その逆に商品名や商品のイメージなど表面的な部分をPRする企画を立案する際は、知名度という言葉が適しています。マーケティングの企画を練る際は、知名度と認知度の使い分けに注意しましょう。

認知度は関係ない?認知症とは

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認知度と似た言葉として、認知症がありますが、こちらは病名でありマーケティングとは無関係な言葉になります。認知症とは脳機能障害もしくは、加齢や何らかの損傷により脳の機能が低下した状態を指す病名です。認知症を患い、グループホームや介護老人保健施設に入所する人も少なくありません。認知症になると、意欲の低下や記憶力の低下などが起こります。そうなると介護者に何度も同じ質問をする、または一日に何度も食事を取ろうとする、深夜の徘徊などの行動につながります。こういった行動への対処の難しさから認知症の度合いによっては、在宅のケアではなく施設への入所を検討する家庭も少なくありません。

認知度の高い商品から考えるSNSの効果的な使い方5選

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前述の通り、まだ知られていない商品のマーケティングは認知度を高めることが欠かせません。では実際に認知度や知名度が高い商品はどのようなマーケティングに取組み、SNSを活用しているのでしょうか。ここからは効果的なSNSの使い方について見ていきましょう。

効果的なSNSの使い方【1】ハッシュタグを活用する

ハッシュタグは、インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなどのSNSで使うことができるもの。特定のキーワードの前に半角の#をつけることで、クリックが可能となり、関連する投稿を閲覧することができるようになります。これは単純にアクセス数を増やすことにつながりますが、メリットはそれだけではありません。 ハッシュタグはSNSの投稿をテーマごとに管理する、という使い方もできます。またキャンペーンを企画した際に、ユーザーにSNSでハッシュタグを付けた投稿をすること、を条件とすることもできます。

効果的なSNSの使い方【2】キャンペーンでSNSへの写真投稿を呼びかける

抽選への参加条件として、SNSへの写真投稿を呼びかける、ということもあります。亀田製菓株式会社のハッピーターンは、リニューアルしたことを消費者へ知らせるために、マイナビ学生とコラボしたキャンペーンを実施していました。内容はフォトコンテストを開催し、グランプリ受賞者には、ハッピーターン100袋をプレゼントする、というもの。ツイッターとインスタグラムで「#ハッピーターン100袋ほしい」というハッシュタグをつけた投稿に写真を掲載すると、それだけで抽選への応募となります。スマホが当たり前の世代である学生が対象には特に効果的なSNSの使い方だといえます。

効果的なSNSの使い方【3】面白い話や日常の出来事を募集する

面白い話や日常の出来事など、写真を必要としないテキストだけの投稿でも、ハッシュタグを使えばキャンペーンの参加条件とすることができます。野村不動産アーバンネット株式会社は、新築受託販売事業など不動産業を営む企業ですが、「おうちあるある投稿キャンペーン」として、家で過ごしている時に起きる、あるある話を募集してSNS上で話題となりました。

効果的なSNSの使い方【4】商品情報を流さずにブランディングに徹底する

サービスや商品が定番となっている場合、認知度を高めることはマーケティングの重要な課題ではありません。その場合、企業やサービス、商品のイメージを良くするためのブランディングの方が効果的だといえるでしょう。コニカミノルタ株式会社のフェイスブックページは、ブランディングに特化した使い方をしています。その方法は、動画や画像など、商品、企業イメージをより良くする投稿を続けることです。SNSで製品リリースや商品の詳細情報の投稿を連続させると、どうしても売り込まれている、という印象をユーザーに与えてしまいがちです。 SNSをブランディングとして使う場合は、参考にすべき使い方の一つだといえるでしょう。

効果的なSNSの使い方【5】共同開発した製品情報をSNSで周知する

ポテトチップスなどスナック菓子で知られる株式会社カルビーは、人気商品「じゃがりこ」の販売戦略でSNSを効果的に使っています。同社は「じゃがりこ」に関して、会員制ファンサイトを運営しており、その中で商品開発の企画なども行っています。ファンの意見が反映された商品であれば、そのファンは当然ですが、一般の消費者にとっても興味深いものとなります。 そうやって誕生した新商品はツイッターなどのSNSで拡散されます。このケースは、認知度が高い商品とファンの獲得にも成功した企業ならではのSNSの使い方です。

SNSは紹介する商品の認知度・知名度に応じた使い方をしよう

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ここまでお伝えしてきたように、認知度が高い商品やサービスであれば、ブランディングや製品情報の拡散のためにSNSを使うことも可能です。また認知度を高めるための製品紹介ページは独自ドメインなど別で用意して、SNSはファンや消費者の信頼を高めるためのツールとして使うことも効果的です。SNSは提供する商品やサービスの知名度、認知度に応じた使い方を工夫することが大切です。