【生涯賃金ランキング】職業別の平均や手取りを徹底比較!

キャリア/就活

生涯に渡って、1つの職業で働き続けたときに得られる賃金を生涯賃金と呼びます。生涯賃金が最も大きい、つまり、生涯で最も稼げる職業のランキング、気になりませんか?

もし、あなたが、これから就職活動をしたり、転職活動をしたりすることを考えているのであれば、見ておいて損はないと思います。また、そうでなくても、世の中にはこんなにも稼げる職業があるということを知って、夢を膨らませていただけたらと思います。

※ 以下のランキングにおける生涯賃金の計算は、厚生労働省の統計調査による現金給与額から計算している想定額です。計算式は下記のようになっております。

「年収」=「現金給与額(平均月給)」×12カ月+「年間賞与」

「生涯賃金」=「年収」×「想定される就業年数」

( )内の金額は手取り金額を表し、控除後の金額を一律に75~80%と想定しています。

飽くまで想定値ですので、ご参考までに。また、このランキングは、厚生労働省の統計調査における16大産業の129職種についてのランキングとなります。

それでは! ランキングをご覧ください!!

生涯賃金:6億1320万円(手取り:4億5990万円)

平均月給:152万円(114万円)
年間賞与:220万円(165万円)
年収  :2044万円(1533万円)
平均年齢:46才
従事年齢:30~60才
退職金 :不明

航空操縦士(パイロット)とは

断とつの生涯賃金と平均月給です! 子供の頃、誰もが憧れる職業の1つではないでしょうか? 航空操縦士の仕事とは、乗客や貨物を航空機で安全に運ぶことです。大きな責任と危険を伴う職務であるがゆえに、高額な報酬であると考えられます。

航空操縦士となるのには、様々な方法があるようですが、平均で副操縦士となるのに5年、機長になるには15年ほど要するそうです。また、その道のりは、様々な国家資格と訓練が必要となり、とても険しいようです。そのため、操縦士として職務に就くのは30才前後になることが多いようです。

また、熟練を必要とするからでしょうか、平均年齢が46才と少し高めです。定年は60才であることが多いようで、従事期間が30年ほどで他の職業よりやや短いですが、それを覆す年収により、破格の生涯賃金となります。

2位 医師

生涯賃金:4億3610万円(手取り:3億4888万円)

平均月給:96万円(77万円)
年間賞与:94万円(71万円)
年収  :1246万円(997万円)
平均年齢:42才
従事年齢:25~60才
退職金 :不明

医師とは

お医者さん、最も身近にいて、お金持ちのイメージがあることでしょう。堂々の2位です! イメージ通り平均月給が高いです。年間賞与も一般平均からすれば十分に高いのですが、ランクインしている職業と比較すると低めとなっています。しかしっ、それを気にさせないほど月給が高い!

医師となるには、6年生大学の医学部を卒業し、医師国家試験に合格しなければなりません。こちらも最難関試験の1つと言われていますが、それ以前に医学部に入学することが難しい。さらに、順調にいけば25才ほどで医師を名乗ることはできても、「診療」を行うには厳しい研修を乗り越えねばならなりません。こちらも険しい道のようです。

定年は60才が多いようで、従事期間は35年と想定します。高年収と相まって、一般水準の2倍以上の生涯賃金となります。

3位 公認会計士・税理士

生涯賃金:3億4360万円(手取り:2億7488万円)

平均月給:60万円(48万円)
年間賞与:139万円(111万円)
年収  :859万円(687万円)
平均年齢:38才
従事年齢:25~65才
退職金 :不明

公認会計士・税理士とは

この言葉を聞いただけで色々な意味で「難しい」と思ってしまいませんか? 第3位は、公認会計士・税理士です! 難しいと感じるところは、やはり、資格試験を突破することや業務内容などではないでしょうか?

資格については、どちらも最難関資格の1つと呼ばれています。平均月給、年間賞与ともにかなりの高水準です。厚生労働省の調査では一括りになっていますが、当然、別の職業です。企業などを顧客として扱うことは共通していますが、公認会計士は会計の監査、税理士は納税の補助を行うといったところでしょうか? やはり、難しそうです。

平均年齢は38才とやや低めです。これは、実績を積んだ方が、独立して事業主になるからだそうです。また、高年収である上に、定年を60才以上としている企業が多く、就業期間が40年と長く想定されるため、生涯賃金が高くなっています。

4位 記者

生涯賃金:3億1360万円(手取り:2億5088万円)

平均月給:52万円(42万円)
年間賞与:160万円(128万円)
年収  :784万円(623万円)
平均年齢:40才
従事年齢:20~60才
退職金 :不明

記者とは

身近で見ることはなくても、誰もがご存知の職業です。4位、記者です! カメラを持って取材している、そんなイメージがありますが、あれは雑誌記者だと思われます。

記者と一口に言っても、様々な業種があります。新聞記者や放送記者などもその1つです。その年収は業種で格差が著しいようで、特に新聞記者の給与水準が高いそうです。記者になる上で、特別必要となる資格はないようですが、入社試験が難しいとのことです。記者になるには、言語能力は当然のこと、政治、経済、生活、環境など、あらゆる知識が要求されることでしょう。

さらに、従事可能な年齢は20才前後からとしていますが、実際は大卒でも入社困難と言われています。ゆえに高年収。そして、長く働けるようです。

5位 歯科医師

生涯賃金:3億135万円(手取り:2億4108万円)

平均月給:69万円(55万円)
年間賞与:33万円(26万円)
年収  :861万円(689万円)
平均年齢:40才
従事年齢:25~60才
退職金 :不明

歯科医師とは

痛くしないでくださいね。5位 歯科医師です! 本当に説明するまでもない、最も身近なお医者さんの1つではないでしょうか?

歯科医になるには、医師と同じように、6年制の歯学部を卒業して歯科医師国家試験に合格しなければなりません。試験も難関とされているようです。

平均月給が、ランキング中で3位です! 賞与は一般的な職業と比べてもやや低い感じがします。しかし、年収は861万円で高い水準を誇っています。

6位 大学教授

生涯賃金:2億7950万円(手取り:2億5088万円)

大学教授としての総賃金:1億6080万円(1億2864万円)

平均月給:66万円(53万円)
年間賞与:280万円(224万円)
年収  :1072万円(858万円)
平均年齢:58才
従事年齢:50~65才
退職金 :不明

大学准教授としての総賃金:8460万円(6768万円)

平均月給:53万円(42万円)
年間賞与:210万円(168万円)
年収  :846万円(677万円)
平均年齢:48才
従事年齢:40~50才

大学講師としての総賃金:3410万円(2728万円)

平均月給:45万円(36万円)
年間賞与:142万円(114万円)
年収  :682万円(546万円)
平均年齢:43才
従事年齢:35~40才

大学教授とは

権威と呼ばれる先生方は、テレビでもお目にかかれます。6位、大学教授です! 時に専門家として、メディアに現れることはありますが、本職は専門分野の研究であり、論文の執筆が主な職務となります。

大学教授になるには、大学の学士、修士、博士、助手や助教、講師、准教授と、様々な学位や職を経て、ようやく教授となります。道のりが長い上に、その分野の研究室には、椅子が1個しかありません。競争率が激しく、さらには椅子が空くのを待たなければならず、その職に就けるのは、ほんの一握りと言えます。

教授となれる人は、上記の職業をより早く経ていくので、実際に従事する年齢が平均年齢より低くなります。ですから、数字がかみ合わなくなっております。また、教授という職に就いた時、すでに50代と高齢になっているので、経路となる講師と准教授を累計して評価しました。

最も注目すべきは年間賞与の金額です。航空操縦士を抑え、全職業中でトップです! 年間賞与だけで一般平均の年収に追いつきそうな勢いです。ちなみに、生涯、大学講師、准教授であった場合でも、このランキングに食い込んできます。恐るべき賞与の水準です。

7位 掘削・発破工

生涯賃金:2億7400万円(手取り:2億1920万円)

平均月給:53万円(42万円)
年間賞与:49万円(39万円)
年収  :685万円(548万円)
平均年齢:45才
従事年齢:20~60才
退職金 :不明

掘削・発破工とは

文字通り、爆発物を用いて土木工事や採石場での掘削を行う職業です。非常に大きな危険が伴うため、年収も爆発です。7位 掘削・発破工! まず、身近で目撃することはないお仕事でしょう。

掘削・発破工になるには、発破技師という爆発物を扱う資格が必要で、受験には6カ月以上の実務経験を要します。このランキング中では、賞与の水準が低いようです。

20才前後で就業している方がいらっしゃるので、就業は比較的に早くできるようです。平均年齢は45才と高めです。体力を必要としながらも、やはり経験が必要となる職業なのでしょう。平均就業期間が短い職業ですが、定年が60才なので、40年間就業が可能と想定します。

8位 弁護士

生涯賃金:2億6530万円(手取り:2億1224万円)

平均月給:49万円(39万円)
年間賞与:170万円(136万円)
年収  :758万円(606万円)
平均年齢:35才
従事年齢:25~60才
退職金 :不明

弁護士とは

言わずと知れた、社会における正義の味方、8位 弁護士です! 弁護士の仕事は、法的な手続きによって、人権を守ることです。そして、相談してきた依頼者が、どうしても相手と合意できない場合には裁判となり、その弁護を行います。

責任を伴う職業であるため、月給、賞与ともに高水準です。弁護士になるには、法科大学院を卒業して、司法試験に合格するというのが一般的なようです。司法試験はもちろん、法科大学院に入学することすら至難と言われています。

順調に進めれば25才くらいで就業可能で、定年は60才とされています。平均年齢が低いのは、独立して事業主になるからだと思われます。

9位 客室乗務員(キャビンアテンダント)

生涯賃金:2億6400万円(手取り:2億1220万円)

平均月給:45万円(36万円)
年間賞与:120万円(96万円)
年収  :660万円(528万円)
従事年齢:20~60才
平均年齢:41才
退職金 :不明

客室乗務員(キャビンアテンダント)とは

快適な空の旅を。9位 客室乗務員です! 旅客機に搭乗し、乗客の搭乗から降機までを接客する職業です。空の仕事は危険が伴うこと、接客に高いスキルが求められるという点から、高水準の年収となっています。

客室乗務員になるための資格はありませんが、航空会社によっては、入社時に学歴や資格を求められるそうです。就業可能な年齢は20才からと想定、定年は60才が多いようです。平均年齢が41才であることからも、定年近くまで働く方が多いと思われます。

10位 公務員(国家公務員・地方公務員)

生涯賃金:2億5760万円(手取り:2億608万円)

退職金含:2億7960万円(手取り:2億2808万円)

平均月給:42万円(34万円)
年間賞与:140万円(112万円)
年収  :644万円(515万円)
平均年齢:43才
従事年齢:20~60才
退職金 :2200万円(2200万円)※勤続40年の場合は退職所得0円となります。

公務員(国家公務員・地方公務員)とは

ついに登場! 10位 公務員です。利益のためでなく、公共、国民のために働く職業です。その業務は役所での事務仕事から工事現場の立会まで、ほぼ全ての業種と職種に関わっていると言ってもいいでしょう。

意外かもしれませんが、統計による国家公務員と地方公務員の平均給与は、ほとんど同じです。賞与も年収もほぼ一緒。ただ、一般職と政治家のような特別職では5~10倍近くの格差があります。また唯一、退職金の情報がある職業でもあります。2200万円、大金ですね。将来性が安定している上に、ランキング入りする生涯賃金、恐るべき職業です。

ランキングをご覧になって

いかがでしたか? 意外でしたか? 予想通りでしたか? 情報がないものは比較の対象から外れてしまいましたが、現実的な生涯賃金のランキングが確認できたのではないでしょうか? これから就職活動をされる方や、キャリアアップに転職をご検討されていらっしゃる方のお役に立てたら幸いです。