【ホワイトハッカー】になるには?年収や実態を調査してみた

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「ハッカー」とは、悪意をもってコンピュータシステムに不正に侵入し、プログラムを不正に改変したりウィルスを拡散することで、相手先のシステムを破壊したり、不正に情報を抜き出す人々のことです。通常は、サイバー攻撃の攻撃者のことを「ハッカー」と呼びます。「ホワイトハッカー」とはどのような人達なのでしょうか。ハッカーの前にホワイトが付いているので、善良な意味をもつハッカーと理解する人もいると思いますが、本当はどのような人達でしょうか。 「ホワイトハッカー」とは、セキュリティやネットワーク、サイバー攻撃に関する高度な知識を持ち、その高度な技術を善良な目的のために利用している人達のことです。通常、セキュリティ専門会社などでサイバーセキュリティを確保するために日々活動しています。

ホワイトハッカーになるには

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ホワイトハッカーになるには、どうしたら良いのでしょうか。近年世界的にサイバー攻撃の脅威が高まっていますので、ハッカーからシステムを防衛するための、人員が必要になっています。優秀なホワイトハッカーは大変不足しており、企業間で争奪戦が繰り広げられているのです。このように大変人気のあるホワイトハッカーになるには、いくつかの方法があるのです。

ホワイトハッカーになる方法:資格を取得

ホワイトハッカーになるには、セキュリティ専門会社に入って業務経験を積むことが一番の近道ですが、セキュリティ専門会社に入るためには資格の取得が有効です。 サイバーセキュリティ関係では、いろいろな資格があります。まず有名なのが、情報処理推進機構(IPA)が試験を実施している「情報セキュリティマネジメント資格」と「情報処理安全確保支援士」です。どちらも有効なのですが、特に「情報処理安全確保支援士」は、近年のサイバー攻撃の巧妙化を受けて2017年度春から新設された国家資格なのです。試験の内容は、それまであった「情報セキュリティスペシャリスト試験」と基本的に同じですが、難易度も高く「情報処理安全確保支援士」の称号が与えられます。その他として、「CISM(公認情報セキュリティマネージャー)」や「CISA(公認情報システム監査人)」があります。どの取得も簡単ではありませんが、ホワイトハッカーになるには有効なのです。

ホワイトハッカーになる方法:業務経験を積む

ホワイトハッカーになるには、セキュリティ専門会社に入って業務経験を積むことが必要ですが、誰でもなれる訳ではありません。セキュリティ専門会社の中で、ホワイトハッカーになるには、学習と実務経験が必要です。最近流行りの攻撃について情報収集したり、流行りの攻撃パターンについて詳しく調べたり、フォレンジックの仕方について実地も含めてトレーニングしたりし本当のホワイトハッカーになれるのです。

ホワイトハッカーの年収

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ホワイトハッカーの年収は、非常に高い部類に入ります。理由としては、優秀なホワイトハッカー多く抱えるセキュリティ専門会社の年収が高いことが挙げられるのです。セキュリティエンジニアとして実務経験を積まないとホワイトハッカーになれないことと、セキュリティ専門会社の年収が高いことにより、ホワイトハッカーの年収が高くなっています。一般的には、年収1,000万円を下回ることは少ないでしょう。現在はサイバー攻撃に関する人材は非常に不足しておりますので、優秀なホワイトハッカーを確保するために年収水準も上がっているのです。

ホワイトハッカーの業務

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実際のホワイトハッカーの業務とはどのようなものでしょうか。幾つか実際の例を挙げて説明していきます。

セキュリティ診断

インターネットとの接続があるウェブアプリケーション開発した場合、そのアプリケーションにセキュリティホールがないが確認するために、セキュリティ診断を受けることが一般的になっています。このセキュリティ診断を行う時にホワイトハッカーが活躍するのです。セキュリティ診断のうち、アプリケーションを診断するものをWEBアプリケーション診断や脆弱性診断、WEBアタックテストと呼ぶこともあります。このセキュリティ診断では、通常、ツールを使った診断と手動による診断を組み合わせて行います。この手動による診断では、ホワイトハッカーが実際に目で確認しながらアタックを試みることで診断を行うのです。

レッドチームオペレーション

ホワイトハッカーの実力が発揮されるサイバー攻撃の演習に「レッドチームオペレーション」があります。通常企業は、実際にサイバー攻撃が発生した時に備えてサイバー攻撃の演習を定期的にするのであるが、その演習の仕方の一つに「レッドチームオペレーション」があるのです。 「レッドチームオペレーション」では、ホワイトハッカーがいる「レッドチーム」と呼ばれる攻撃チームを編成し、実際のサイバー攻撃を疑似的に仕掛けます。ホワイトハッカーが、疑似的なウィルスを仕込んだり、疑似的な攻撃活動をおこしたりすることで、サイバー攻撃の演習を行うものです。 レッドチームオペレーション以外のサイバー攻撃演習では、実際のハッキングはできませんので、報告・連絡が主な演習内容になるのですが、「レッドチームオペレーション」では、疑似的に実際のサイバー攻撃(ハッキング)行為を疑似的に行うことで、フォレンジングなどの各種調査が迅速に可能なのか、検証することが可能です。

その他のホワイトハッカーの業務

その他としてホワイトハッカーは、セキュリティ専門会社やコンサル企業などでコンサルタント業務を行うことがあります。サイバー攻撃は世界的な規模で広がっているので、サイバー攻撃の脅威動向を把握することが必要です。企業の担当者は、脅威情報についてサイバーセキュリティのコンサルタントから説明を受けることがよくあるのです。

ホワイトハッカー:まとめ

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これまで、あまり耳慣れないホワイトハッカーについて説明を行ってきました。ホワイトハッカーになるには何をしたらいいか、ホワイトハッカーどのようなものかといった内容です。現在のネット社会の中、サイバー攻撃からシステムを守っていくホワイトハッカーという職業は不可欠な存在なのです。2017年5月には、ランサムウェアという身代金要求型ウィルスにより、世界同時サイバー攻撃が発生しました。各社のシステムは、日々サイバー攻撃の危険に曝されているのです。インターネットの安全性の確保のため、ホワイトハッカーの需要がますまず高まっています。