新卒の志望動機は重要!面接官に好まれる志望動機のサンプルを公開!

社員応募でもアルバイト応募でも、新卒で就活をする時には、履歴書で志望動機を書くことになります。どんな文章でも読み手の立場に立ってみると、読み始めて2、3行ほどで、「全文を読む価値があるか」を判断します。新卒の履歴書の志望動機の書き出しならなおさらです。大企業の採用担当者は、応募者のその数からわかるように、全員の志望動機を読むことはしません。すなわち、書き出しが勝負ということなのです。志望動機で書き出しがいかに重要かについてサンプル例と採用担当者からのアドバイスをご紹介します。

書き出し例とポイント

例1 『私は、貴社の経営方針にある「営業力の工夫」に共感しました。これからの時代は、従来の営業スタイルでは成果や業績が上がらないと思うからです。…』 採用担当者からのアドバイス 履歴書を見て思うことは、インターネットが普及している今、HP等の会社情報を熟読しているかという点は重視されます。学生が経営方針をみてどう思うかは非常に興味のあるところですから、履歴書の志望動機に書かれていれば、面接で詳しく聞きたいと思います。書き出しには、インパクト強く「HPを熟読しました」と書いてほしいですね。 例2 『私は、貴社のHPを熟読し、私の大学時代の部活(アメフト部)で培った持ち前の「忍耐力や積極性」を生かすことができると感じました。厳しい経営の時代に、社員一人一人の強みを生かす適材適所の人員配置という部分では、私は特に営業に尽力できるように思います。…』 採用担当者からのアドバイス いろいろな志望動機の方がおられます。会社の方針と学生時代に培って来られたとこが一致している方には好感が持てます。この方のように、大学時代に、専門の勉強以外に部活等でどんな力をつけてきたかが書かれていますと、「会ってみたいな」という気になります。しかし、単に、アメフト部で4年間がんばってきたというだけでは、心に響きません。 例3 『私は、「チャンスは探せ!」という言葉をいつも頭においています。自ら動くことでチャンスは転がり込んでくると思っています。営業でも事務でもじっとしていては(今と同じ状態では)なにも転がり込みません。…』 採用担当者からのアドバイス この方のように、座右の銘のようなものを書き出しに書いていただいていますと、その方の思いや人柄が見えてくるような気がします。確かに、営業活動などでは待っていてもチャンスは訪れません。「チャンスは探せ!」といインパクトのある言葉で書き出しをされているところは好感が持てます。 例4 『学生時代にも、アルバイトでセールスのようなことをしてきました。その時感じたのは人のつながりです。顧客を獲得した時に浮かれていてはいけない、獲得したその瞬間から、その顧客の知り合いなど、つながりは必ずあるはずだと思っています。…』 採用担当者からのアドバイス アルバイトやパートの経験を、志望動機の中に入れるのもいいでしょう。ただ、アルバイト経験は多くの方がしてきておられますので、アルバイトで得た何かを志望動機にすることが大切です。「なんだ、アルバイト経験があるだけか」と思わせるだけでは、あなたの履歴書は没になってしまいます。 例5 『アルバイトとして応募させていただきました。実は、大学4年時に、部活でけがをしてしまい思うような就活ができませんでした。今では回復しましたが、今後のことも考え、まずはアルバイトという形でお願いしたいと思います。学生時代に学んだ経理の能力が貴社で生かせるものと思い応募しました。…』 採用担当者からのアドバイス アルバイトの応募も結構多いです。その理由としては、この方のように、けがや病気によってフルで働く自信がない方、また、就職までに、社会勉強をしておきたいという方もおられます。いずれにせよ、アルバイトですから、いい加減な気持ちではないということが伝わればいいと思います。

新卒の履歴書、志望動機のサンプル1:書き出し まとめ

いかがでしょうか。どこにでもあるような平凡な志望動機の書き出しをしていると、あなたが書いた全文を読んでもらえません。それほど志望動機の書き出しは重要なのです。多くの応募の中から「あなた」という目に見えない人を採用担当者に選んでもらわなければなりません。あなたの自信が感じられるような書き出しの工夫をしてください。

新卒の履歴書、志望動機のサンプル2:採用担当者が見る視点

新卒の履歴書の志望動機で、採用担当者はどういう点をみているのでしょうか。以下、採用担当者があなたの履歴書を見る視点をご紹介します。

新卒の志望動機は、ビジョンが大切

採用担当者は、今の企業内の人材状況をしっかりと把握しています。営業では、こんな人材が欲しいという思いで、あなたの履歴書を見ます。例えば、次のような人材を求めます。 ・営業での退職者が多い中で、ビジョンを持って数値を上げるような人 ・経理では、ビジョンとして自分なりのやり方を持っている、あるいは工夫しててきぱきと仕事をこなせる人、 ・今回は新人を多く採用するので、その中でもリーダーシップを発揮するというビジョンを持っている人 この会社に入ったらどんな立ち位置で仕事がしたいか、また、現在勉強中の資格などはないか、また、将来それを生かしてどういう仕事がしたいかというビジョンを持っていることが重要です。『私が今持っている力を貴社で高めさせていただき、キャリアアップをしていきたいと思います。そして、いずれは、貴社の○○の部署で活躍できる人間になれればと思います。』ビジョン豊かな方の志望動機は、採用担当者の目を引きます。

新卒の志望動機は、自社を選んだ理由も大切

前述しましたが、応募する以上は「その会社のHPなどで、会社を知り尽くしておくこと」は重要なポイントです。採用担当者は、数ある同業種の会社の中で、あなたがなぜうちの会社を選んだのかが知りたいのです。これは、志望動機には、できるだけ簡単に書いておいて面接でしっかりと答えるという方法もあります。 『貴社の○○という経営方針に惹かれ、私の思うところと一致しておりましたので、貴社を選ばせていただきました。』という書き方ぐらいでいいでしょう。あとは、面接でその経営方針のよいところをしっかりと述べて、あなた自身の熱い思いを語るようにするのです。

新卒の志望動機は、専門知識に精通していることも

もちろん熱い思いを持っていることは重要ですが、採用担当者は、あなたの専門性も気になるところです。実際、大学での成績証明書などの提出をしていますので、おおよそのあなたの評価はできています。ただ、志望動機にもその専門性については、触れておくことも大切です。 大切なことは、自己分析です。『HPなどで勉強した企業の専門的な部分について、自分が大学で学んできたことを生かすことができるかということを分析してきました。』という内容です。簡潔に書くことはなかなか難しいですが、あなたが企業や業種のことについてもこれだけ勉強してきたことをアピールすることは大切です。

新卒の履歴書、志望動機のサンプル2採用担当者が見る視点 まとめ

履歴書の志望動機では、多くを語る必要はありませんが、前述しましたが、採用担当者の目に留まらなければなりません。ここでご紹介しました「採用担当者が見る視点」を参考にしていただき、自信を持って志望動機を語ればいいと思います。

新卒の履歴書、志望動機の書き方例

さて、以上のようなことを留意点として、新卒の履歴書の志望動機を書くことになります。社員であってもアルバイトであっても、志望動機がきちんと書けていなければ、面接まで進めないこともお分かりいただけたでしょう。ここで、ポイントをまとめて、以下、新卒の履歴書「志望動機」のサンプルと留意点をご紹介します。 ポイント 1.インパクトのある書き出しにすること(最初に結論を書くという方法もある) 2.「なぜこの会社を選んだのか」会社と自分の目指すものの共通点を書く 3.大学で学んだ知識やスキルのアピールをする 4.決意を書く

志望動機例1:食品関係の会社への応募

『私は、最近の食品業界の事件や事故をみて、食の安全性という基本的なことがすべての従業員に意識化されていない結果ではないかと思います。貴社の安全・安心な食の提供という経営方針に惹かれ、私が大学で学んだ食の重要性の知識を生かすことができると考え、応募させていただきました。食の提供では、美味しいものを提供するのはもちろんですが、それ以前に安心して食べていただくための顧客との信頼関係が大前提だと考えます。国内の生産物を主として取り扱われ、流通に至るまで幅広く「食」について取り組んでおられる貴社に、非常に魅力を感じております。「大学で食の安全性という専門知識を中心に学んだ私」をどうぞよろしくお願いいたします。』 留意点 この志望動機から強く伝わってくるのは「食の安全という現在社会が抱える課題に対して前向きに取り組んでいくことのできる私を採用しないと、会社にとって損ですよ」と思わせていることです。食品業界は、今まさに変革の時です。とりわけ「食の安全について」は、どの企業でも、新たな対策を考えているところです。 このように、どの業界においてもタイムリーな課題はその時々であるものです。そこを志望動機の中に上手に入れることが重要です。

志望動機例2:保育士への応募

『私は、貴園が保育上の重点として取り組んでおられる「音楽を通して感性を育てる」という方針に感銘を受けました。感性は、一日や二日で身に付くものではありません。園児と音楽を通して、個に応じた感性を身に付けていってやりたいと思います。そのためにも、大学時代に部活で取り組んできましたピアノや声楽という知識やスキルを生かすことができると思っています。保育士実習を受けた時に(園児は一人一人違って当たり前)ということを実感し、児童心理学については特に詳しく学びました。園児の個性を大切にしながら、保護者の方と連携してがんばりたいと思います。先輩保育士さんからのご指導も楽しみにしていますのでよろしくお願いいたします。』 留意点 保育士さんは、「園児は若い保育士さんを望み、保護者はベテランの保育士さんを望む」とも言われます。新卒の志望動機では、保育園によって事情は違いますが、フレッシュでしかも即戦力になるような新卒の方を望んでいるのです。志望動機の中には、保育園の取り組みに合う勉強を大学でしてきた、ということは必ずアピールしましょう。 そして、保育士不足の今、保育士免許を持っていれば誰でもなれるという甘い考えは持たずに、この例にあるように「感性を重視して」「個性を大切にしながら」という自分が目指す保育士像について、しっかりと述べることが大切です。

新卒の志望動機は重要!面接官に好まれる志望動機のサンプルを公開! まとめ

社員応募でもアルバイト応募でも、履歴書の志望動機は、採用担当者の心を動かすものでないといけないということが、サンプル例を通してお分かりいただけたでしょう。書き出しから始まって、あなた自身が熱く語ればいいのです。しかし、嘘偽り、過大表現はいけません。これから面接があるのですから、面接でそれらはきっと見破られます。面接に備えて「あなた」自身が経験してきたことや学んだことを交えて熱く語ることができるように準備も怠りなくしておきましょう。