【ビジネスメール/結び・締め編】例文と共に解説!感謝やお礼をしっかり伝えるには?

ビジネス

今回は感謝やお礼を伝えるビジネスメールの結び・締めについてです。
ビジネスメールの全体の印象に大きく影響する結びの言葉ですが、適切な言葉を使用していますか?ワンパターンになってしまう悩みもあるでしょうし、間違った言葉を使って後悔した経験もあるのではないでしょうか。
例文も交えて紹介していくので、参考にしてみてください。

ビジネスメールでの結び・締めの役割

 

ビジネスメールにおける結び・締めの言葉は、メールの内容全体の印象にも大きく影響するので非常に重要な箇所です。何も知らずに不適切な言葉を使用しているケースもよく見かけます。

結び・締めの言葉の役割は、「検討依頼」「回答依頼」「ご案内」「挨拶」「お礼」「確認」「提案」「お詫び」など、最終的にどのような目的のメールなのかを明確に伝える役割があります。
この役割をきちんと認識して、適切な結び・締めの言葉を選択し、使用する必要があります。

「終わり良ければすべて良し」という言葉があるように、結び・締めの言葉の印象で、全体の印象も変わってしまうので、言葉の役割をきちんと認識し、適切な言葉を使用しましょう。

結び・締めはビジネスメールにおいて重要

 

例えば、お礼を伝える趣旨のメールなのに結びの部分で「よろしくお願いします」だったり、お詫びの内容のメールで「ご検討のほどよろしくお願いします」というのは、明らかに不適切な結びの言葉を使用しています。
このような結び・締め方をすれば、相手を不快な気持ちにさせてしまいます。
だからといって、結びの言葉を使わずにビジネスメールを送ってしまうと、とても歯切れの悪い内容になりますし、投げやりなメールとなってしまいますよね。

冒頭での説明の通り、全体の印象に大きく影響を与えてしまうくらい重要な言葉が、結び・締めなのです。

お礼のビジネスメールは結びだけでなく件名もしっかりと

 

ビジネスメールにおいて、件名はとても重要な箇所です。 一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査によると、1日のビジネスメールの件数は、送信は約12通、受信は39通だそうです。

「ビジネスメール実態調査2017」 ビジネスメール1日の平均通数、送信は約12通、受信は約39通 役職が高くなるにつれて通数が増える

出典:「ビジネスメール実態調査2017」発表 | お知らせ | 一般社団法人日本ビジネスメール協会

社外、社内、取引先、顧客、勧誘などのメール以外にも、迷惑メールを受信することもあるので、パッと見て用件が一目でわかるようなメールの件名にすることが大切です。

感謝・お礼のビジネスメールの場合は、

・ご面談のお礼 ・訪問のお礼 ・研修のお礼 ・昨夜はありがとうございました

など、一目でどんな内容のメールなのかがわかるような件名で送りましょう。 そして、その件名に適切な結び・締めの言葉を使用しましょう。

ビジネスメールでの感謝やお礼を伝える結び・締めのフレーズ例

 

では感謝やお礼のメールの際はどんな結び・締めの言葉が適切なのでしょうか。 例文をあげていきます。

・今後ともよろしくお願いいたします
・今後ともお引き立てくださいますようお願い申し上げます
・末永くお付き合いいただけますようお願い申し上げます
・引き続きよろしくお願いいたします
・引き続きご愛顧の程よろしくお願いいたします
・今後ともご指導いただけますようお願い申し上げます
・今後とも、何卒お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます

上記のような言葉を状況に応じて使用すると良いでしょう。

ビジネスメールでの結び・締めのフレーズ例

感謝やお礼の結び・締めの言葉以外にも、一般的によく使用する言葉も例文をあげていきます。

・よろしくお願いいたします
・何卒よろしくお願い申し上げます
・ご検討のほどよろしくお願いいたします
・恐れ入りますがご教示いただければ幸いでございます
・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます
・お手数ですがご連絡いただければ幸いでございます
・ご連絡お待ちしております
・誠に勝手なお願いではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます
・それでは失礼いたします
・ご期待に添えず申し訳ございませんでした

ビジネスメールでの結び・締めで感謝やお礼を伝える例文

 

例文1

件名:お打ち合わせのお礼
株式会社○○ 企画部 
○○様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

本日はお忙しいところ、お打ち合わせのお時間をいただき誠にありがとうございました。
御社の現状のコストや業務内容の改善点を十分お伺いすることができました。
早速、弊社の提案できるプランをまとめ、改めて提案に伺いたいと存じます。
御社のコスト削減と業務内容を改善し、効率的な業務を実現できるような提案をさせていただきます。

また、お伺いする日程を調整させていただきたいと存じますので、再度ご連絡させていただきます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

例文2

件名:訪問のお礼
株式会社○○
総務部 ○○様

本日訪問させていただきました株式会社○○の○○と申します。
突然の訪問にもかかわらず、快くご対応いただき誠にありがとうございました。

本日ご案内させていただきました弊社の商材ですが、必ず御社のコスト削減に貢献できる商材となっております。
早速お見積りを作成し、改めてご案内に伺いたいと存じます。

今後とも、御社のお役に立てる提案ができるよう努力していく所存です。
これを機に末永くお付き合いいただけますようお願い申し上げます。

例文3

件名:昨日はありがとうございました。

株式会社○○
営業部 ○○様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○でございます。

昨日はご多忙中のところ、大変ご馳走になり誠にありがとうございました。
おいしいお料理をいただきながら、今後の御社とのお付き合いについて有意義な意見を交わすことができました。
心よりお礼申し上げます。

貴重なお話を伺うこともでき、非常に勉強になりました。
今後ともご指導賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

例文4

件名:契約成立のお礼
株式会社○○ 営業部 ○○様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

この度は「○○」の新規ご契約をいただき、誠にありがとうございます。
お客様の問題点などヒアリングさせていただき、必ず御社にとってメリットのある提案であると自負しております。
担当者一同、これからも全力で取り組んで参ります。 なお、ご不明な点やご質問などがございましたら、何なりと○○までお申し付けください。
末長くご利用くださいますよう、心よりお願い申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

例文5

件名:出張の際はありがとうございました。

株式会社○○
営業部 ○○様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

出張の折には、大変お世話になりありがとうございました。
おかげさまで御社とのお取引の件も前向きに進み、弊社にとって有意義な時間となりました。
また、美味しいお食事をごちそうになりまして、誠にありがとうございました。
お気遣いをいただき、心より感謝申し上げます。 御社とは末永いお付き合いをさせていただければと存じております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

ビジネスメールで感謝やお礼を伝える際の注意点

 

ビジネスメールは簡潔に!

感謝・お礼のメールに限らず、ビジネスメールを送る際は、まず簡潔にまとめるように心がけましょう。
先方は多くのメールを受け取って処理しているかもしれません。 要点は手短にまとめ、構成もシンプルに組み立てて相手が内容を理解しやすいようにしましょう。
ダラダラと長文になるのはNGです。

感謝のビジネスメールで「取り急ぎ」の結びはNG

 

ビジネスメールでよく使用される「取り急ぎ」という言葉があります。 「取り急ぎお返事まで」や「取り急ぎご報告まで」などがよく使われるかと思います。

「取り急ぎ」は使用してはいけない言葉ではありません。 至急連絡が必要な場合は使用しても問題ありませんが、後で必ず詳細な連絡を入れることを前提として使用する言葉となります。
感謝やお礼のメールで「取り急ぎお礼まで」と使うのは避けたほうが良いです。 感謝やお礼はしっかりと伝えるべき内容です。 そこで「取り急ぎ」という言葉を使用すると「とりあえず」「間に合わせの対応として」のようなニュアンスに捉えられてしまう恐れがあります。

感謝やお礼のメールを送るような関係ということは、ある程度の信頼関係が構築されている相手かと思います。 せっかくのビジネスチャンスをたった一言で台無しにしないよう、注意してください。

感謝のビジネスメールを送るタイミング

 

感謝やお礼のメールを送るタイミングは、早ければ早いほど良いです。 これはメールに限らず言えることですよね。
出来れば当日中に送るのが最低限のマナーです。 どうしても送れない場合は翌日までには必ず感謝やお礼を伝えるようにしましょう。
数日後にお礼のメールを送ると、逆に悪い印象を与えかねませんので、注意しましょう。

ビジネスメールでの結び・締めのまとめ

 

今回はビジネスメールで感謝やお礼をしっかりと伝えるための結び・締めの言葉と例文を紹介しました。

非常に便利なビジネスメールですが、使い方次第で相手に良い印象を与えることもできますし、逆に少し言葉の使い方を間違えるだけで悪い印象を与えてしまうこともあります。
メールというのは、言葉だけのコミュニケーションになり、その時の表情や仕草が見えない分、誤解を生んでしまう可能があります。 誤解を生まないように、言葉の使い方や内容、構成など、しっかりと考えて丁寧に作る必要があります。

取引先や社内での人間関係を円滑に進められるよう、便利なコミュニケーションツールであるメールを上手に使い、ビジネスマンとしてもステップアップしていけると良いですね。