履歴書の免許/資格欄の書き方と正式名称一覧・何級から書けるか調査!

履歴書は、採用担当者にとってあなたの経歴やスキルなどを見るための重要な書類です。 履歴書の中の免許・資格欄はあなたのPRをするための重要なポイントと言えるでしょう。 採用担当者は履歴書の資格欄について、どのような見解があるのか気になるところではないでしょうか。

企業の意向や採用担当者によって考え方はさまざまですが、履歴書の資格欄は、仕事に必要なスキルを持っているかどうか、向上心や成長意欲があるかどうかなどを見る目安としていることが多いでしょう。 取得してきた資格を見ることにより、あなたが何を目指してきたのか、どのようなキャリアを積んできているのかがわかるでしょう。

履歴書の免許・資格欄を有効的に使用すれば、企業側にこれからどんな仕事をしたいかをアピールすることができるでしょう。 そのため、とにかく履歴書を埋めるだけの記入ではなく、企業側にどう思われたいかを考慮して資格や免許の書き方を考えてみてはいかがでしょうか。

履歴書の免許・資格欄の書き方

履歴書の免許・資格欄には決められた枠組みがあり、取得年月、免許・資格の名称を書きます。例えば、「昭和○(年)○(月)普通自動車第一種運転免許 取得」「平成○(年)○(月)秘書技能検定2級 取得」などと書きます。

ここでは、履歴書の免許・資格欄を書くにあたって注意すべき点を紹介します。ポイントをおさえて、企業や採用担当者に好印象を与えられるような書き方をしましょう。

資格欄を書く前に注意することは?

履歴書を書く前に、大前提として企業が提示した募集要項の資格欄を確認しておくことが重要です。例えば、応募要項に「要フォークリフト免許」などと書いてあればフォークリフトの運転技能講習を受けていなければなりません。そして、応募要項に記載してある資格は、履歴書の免許・資格欄に必ず書きましょう。

また、募集要項の合格級についても確認しておく必要があります。例えば簿記検定2級以上と書いてあるのに3級しか持っていない場合、「日本商工会議所簿記検定3級」などと書いてしまっては、募集要項を無視していると見なされるでしょう。

2級の勉強中で試験日も決まっている場合は「平成○(年)○(月)日本商工会議所簿記検定2級受験予定」などとすると良いでしょう。ただし、応募要項が必須項目になっている場合は不利になる可能性があるため、状況に応じて判断することが求められるでしょう。

年・月の書き方は?

履歴書の免許・資格欄には「年・月」という枠組みが指定されています。ここには免許や資格を取得した年月を書きます。試験を受験した年月ではないため注意しましょう。書く順番は取得した年月が古い順に書きます。

「年」の欄には「平成○」もしくは「20○○」などと書きます。和暦でも西暦でも問題ありませんが、履歴書全体で統一するのが一般的です。枠組みに「年・月」と示されている場合がほとんどなので、「平成○年」「○○月」など年と月を書く必要はありません。

また、「昭和」を「S」、「平成」を「H」としたり、西暦と月を「2010/5」としたり、前の行と同じ年月の場合に「〃(同じ)」とするなどの省略された書き方はマナー違反になるため避けましょう。

仕事と関係ある資格を書こう

履歴書に書く免許や資格は、応募する際に多ければ多いほど有利に働くわけではありません。応募先の企業の業務内容に全く関係のない免許・資格は、採用担当者にとって魅力的に映らないでしょう。さまざまな種類の免許・資格を持っている人は、応募する企業に合った種類に絞って書くことをおすすめします。

また、履歴書に書かれた免許や資格が応募先の企業と関連性のないジャンルに偏っていると、「この資格を持っていてなぜうちの会社に応募したのだろう?」「この免許があるなら違う職場が合っているのでは?」と疑問を持たれたり、不審に思われることもあるでしょう。

面接の際に、応募先の企業では活かせないながら、免許・資格取得に向かって努力できる、勤勉さをアピールしても良いでしょう。しかし、企業に入ったらどのような仕事をしてくれるか、したいのかが見える免許・資格を書くのが、採用されるための有効的な書き方と言えるのではないでしょうか。

取得・合格・認定の違いは?

履歴書の免許・資格の正式名称のあとにつける「取得」や「合格」はどのような使い分けをすれば良いか迷ったことはないでしょうか。この違いについて詳しく説明していきますので、履歴書に書く際の参考にしてください。

まず「合格」とは、基本的に試験に合格しただけの場合に使用します。ある事柄を一定基準よりも習得した場合に合格証や合格証書、がもらえる場合がこれに当たります。具体的な試験として英検、漢検、簿記などがあります。

免許・資格別の履歴書への書き方とその正式名称一覧

履歴書に書く免許や資格は正式名称で書きます。ここではさまざまある免許・資格の正式名称を紹介しますので参考にしてください。

漢検

「漢検」の正式名称は「日本漢字能力検定」です。履歴書に書く際は「日本漢字能力検定 2級合格」「日本漢字能力検定2級合格に向け勉強中」などとしましょう。

2級に合格すると常用漢字を全てカバーできることになるため、社会人として評価されるレベルと言えるでしょう。もし合格証がない場合は、漢検協会が出している対応表で確認するか、漢検協会に問い合わせてみましょう。

運転免許

「運転免許」の正式名称は取得した免許の種類によりさまざまです。自分が所持している運転免許の確認は、運転免許証を見ればわかります。運転免許証の「種類」という欄に記載されている略称が、取得した免許になります。「中型」と書いてあれば「中型自動車免許」が正式名称です。「種類」の略称に対する正式名称は以下のようになります。

「大型」大型自動車免許 「中型」中型自動車免許 「準中型」準中型自動車免許 「普通」普通自動車免許 「大特」大型特殊自動車免許 「大自二」大型自動二輪免許 「普自二」普通自動二輪免許 「小特」小型特殊自動車免許 「原付」原動機付自転車免許 「け引」けん引免許 「大二」大型自動車第二種免許 「中二」中型自動車第二種免許 「普二」普通自動車第二種免許 「大特二」大型特殊自動車第二種免許 「け引二」けん引第二種免許 取得日も免許証で確認することができます。 普通自動車免許のみ、もしくは中型自動車免許のみを取得している場合は「他」という欄に取得日が書いてあります。ただし、同じ種類で複数の免許を所持している場合は、それぞれの取得日が明記されていません。この場合は「運転免許経歴証明書」を交付してもらい、正確な取得日を確認しましょう。 履歴書の書き方は、「普通自動車第一種運転免許 取得」などとしますが、第一種は省略しても問題ないとされています。 また、オートマ限定を書く必要はありませんが、応募先の業務内容によっては記載しても良いでしょう。その場合は「普通自動車第一種運転免許(AT限定)取得」と書きましょう。

まとめ

履歴書の免許・資格欄の書き方のポイントは、おわかりいただけたでしょうか。最後の紹介した履歴書に書く「嘘の資格」は最初はバレなくても後々自分を苦しめることになりかねないため、絶対にやめましょう。また、嘘でなくても応募する企業に関係のない免許・資格は書かないことをおすすめします。

履歴書に書く免許・資格は、名称を省略せず正確に丁寧に書くことで、忍耐強さや真面目さをアピールできるとも言われています。企業や採用担当者にあなたの必要性を最大限にアピールできるよう、丁寧に履歴書を作成しましょう。