投資信託のポートフォリオとは|投資信託のポートフォリオの作り方

投資信託のポートフォリオとは

投資信託とは

投資信託とは、一般投資家から集めた資金を、専門の機関が運用し、その運用成果を投資家に配分する制度の事です。投資信託会社が設定した投資信託の商品は、証券会社・銀行などを通して販売されます。 投資信託会社は、集めた資金を信託銀行に信託し、信託銀行に指示して金融・証券市場で運用させ、それで得た利子・配当金・値上がり益などを投資家に分配するという仕組みになっています。

資産運用は、主に「投資商品」と「投資地域」の観点から、大別されます。「投資商品」としては、株式が取り上げられることが多いですが、他にも債券、不動産や不動産投資を行うファンドに投資する「REIT(不動産投資信託)」、原油やガスなどを取り扱う「コモディティ」などがあります。 「投資地域」に関しては、主に日本国内のみに投資する「国内型」、アメリカやEUなど日本以外の先進国に投資する「先進国型」、中国やインドなどの発展が著しい国や地域に投資する「新興国型」の3種類に分かれます。 資産運用を分類すると、アセットクラス(資産クラス)と呼ばれる資産運用に分類されます。 アセットクラスを組み合わせてポートフォリオを構築すると、各投資商品の価値が下がるリスクが分散され、リスクを最小限に抑えつつリターンを最大化することが可能となります。 株式は、ハイリスク・ハイリターンの投資商品と言われています。 投資地域の差異としては、概ね「新興国>先進国>国内」の順にリターンが大きいと言えます。債券は、ローリスク・ローリターンの投資商品と言われています。投資地域の差異としては、株式と同様に「新興国>先進国>国内」の順にリターンが大きいと言われています。但し、債券といえども新興国はカントリーリスクが大きいので、注意しましょう。 一般的にREITは、ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品と言われています。これは、REITの主なリターン源が長期に渡る賃貸借契約料であるためです。投資地域の差異としては、概ね「新興国>先進国>国内」の順にリターンが大きいと言えます。 ポートフォリオの作り方は、概ね年率3%未満の「安定型」、年率3%〜5%の「スタンダード型」、年率5%〜8%の「積極型」に大別されます。

投資信託のポートフォリオでの注意点

利回りの高い商品はリスクが高くなりますので、ポートフォリオを構築するときは注意しましょう。 (1)超積極運用(期待値利回り10%) 先進国と新興国の株式型投信で運用します。新興国株式の割合を増やすと、さらに期待利回りは高くなるが、途方もない価格変動リスクを負うことになります。長期で積極的に投資したい人向けにお勧めです。 (2)積極運用(期待値利回り7%) 株式型中心の積極的な組み合わせです。新興国株式は先進国株式より成長性が高いが、値動きも激しいので、REITなどの不動産を組み入れた投資信託です。海外不動産の成長性に期待して組み入れします。実際にシリコンバレーなどは、賃貸が高くなっていて、トレーラーハウスに住んでいることから期待は持てます。 (3)標準レベル(期待値利回り5%) ある程度リスクもとって利回りを追求したい人向けです。ローリスク・ローリターンな日本債券よりは利回りの高い先進国債券型を、為替差損を承知で、メインで組み入れます。半分は株式型投信で積極運用を行います。 (4)安定運用(期待値利回り3%) 日本の債券、株式型投信のほか、欧米の先進国の債券や株式を組み入れた投信に分散します。為替変動の影響がある分ややリスクは上がりますが、先進国の金融商品ならリスクレベルは限定的だといえます。 (5)超安定運用(期待値利回り1%) 「日本債券型」とは、日本の国債や社債を組み入れた投信のことです。国内の債券は発行元(国や企業など)が破綻しない限り元本割れしないのでローリスクです。超安定志向の人向けです。今まで投資の経験がなく、退職金をどう運用しようかと考えている方にお勧めです。この際、きっぱり言いますが、投資経験のない人が証券会社の勧めで、株式に全財産をつぎ込んで失敗している人が散見されます。投資をやったことのない人は、この運用がベストです。