ITエンジニアの種類をまとめてみた

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「ITエンジニア」と聞くと、どんな仕事をイメージしますか?パソコンの黒い画面にカタカタとコードを書いている…なんて姿を思い浮かべる人も多いのかと思います。 ITエンジニアを目指したいという方も、そもそもITエンジニアとはなんなのか、どんな種類があるのかを知っておくと、自分の進みたい道が明確になってくるでしょう。 まず「ITエンジニア」という言い方は、ITに関わる技術者のあらゆる職種をまとめた言い方です。一口にITエンジニアといっても、その職種は様々なものがあるのです。そのため、「ITエンジニアをやっている」という友人がいた場合、その人はもしかしたらプログラマーかもしれませんし、ITインフラに関わるエンジニアなのかもしれません。 ここでは、そんなITエンジニアの種類を、年収や将来性についても触れつつご紹介していこうと思います。

ITエンジニアを大まかに分けると

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ITエンジニアの種類について詳しい説明に入る前に、もう少し予備知識を入れておきましょう。ITエンジニアには様々な種類がありますが、「ITエンジニアは何種類ある」という正確な数字は決めにくいものがあります。それは、ITエンジニアを紹介している記事を書く人や、各サイトなど、それぞれが考える区分の仕方によって増減があるからです。といっても、だいたいの区分はあります。より詳細に職種ごとのご紹介をしていく関係で、この記事ではITエンジニアを15種類に分けて説明していきます。 15種類の職種も、大まかなカテゴリーにそれぞれ振り分けてみました。「開発・インフラ」「サポート」「顧客経営支援」「社内支援」です。正直分け方もいろいろあるのですが、今回は職種について知っていただくことを目的としているので、職種が果たす「役割」からカテゴリー分けしてみました。 【開発・インフラ】 ・プログラマー ・システムエンジニア(SE) ・プロジェクトマネージャー、リーダー(PM、PL) ・ネットワークエンジニア ・データベースエンジニア ・サーバエンジニア ・フロントエンドエンジニア ・監視、運用、保守 ・デバッグ、テスター 【サポート】 ・テクニカルサポート、ヘルプデスク 【社内支援】 ・社内SE 【顧客経営支援】 ・システムコンサルタント ・システムアナリスト ・ITアーキテクト ・プリセールス、セールスエンジニア 「それもITエンジニアなの?」というものもありますが、結構技術系から派生してセールスに携わったり、ステップアップしていった結果、コンサルタントになったり、ということがあります。なので、ITエンジニアを目指している方や、キャリアチェンジを考えている方の参考になればと思い取り上げています。 それでは、各職種についてご紹介していきます。

ITエンジニアの種類 1.【プログラマー】

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【ミッション】 設計に基づいてバグの少ないシステムを構築していく。 【業務内容】 エンジニアの中でもプログラマーは、プログラミング言語を使ってシステムを作り上げていきます。プログラミング言語とは、有名どころでいうとJavaやC#などの、プログラムを作るために必要な言語のこと。言語というくらいですから、コンピューターと意思疎通を図るための言葉みたいなものです。「Aのボタンが押されたら、Bの処理をする」というような命令を出したいとき、日本語で書いてもコンピューターは動いてくれません。それを伝えるために存在するのがプログラミング言語なのです。 銀行でスムーズにお金がおろせるのもシステムのおかげですし、ネットショッピングの裏側では、受注データが登録されたり在庫管理が行なわれたりといったシステムが動いています。エアコンの中にもシステムが組み込まれていますし、車にもシステムが入っています。スマホのアプリを作っているのもプログラマーです。世の中のいろいろなものにITは関係しているので、それを動かすシステムそのものを作っているのがプログラマーです。 業務の流れとしては、システムエンジニアからどういうシステムを作るのかが記載された「仕様書」というものを受け取り、それに沿ってプログラミングしていきます。プログラミングしたあとは、きちんと動くのかを確認し、動作がおかしい「バグ」があれば取り除きます。プログラムにバグはつきものです。想定外の使い方をされたときに発見されるバグもあるので、バグが全くないシステムを一度で作り上げるのは不可能でしょう。 【特徴】 プログラマーは、ITエンジニアと呼ばれる職種の中でも人口が多いものです。というのも、Web・オープン系と呼ばれる業務システムなどを作る人や、組み込み系と呼ばれる家電などのシステムを作る人など、様々な活躍の場があるからです。それぞれの用途によって扱う言語も違い、言語にも流行りがあったりします。基本的にプログラマーは自分の専門分野で活躍しているので、みんながみんな色々な言語を扱えて、色々なものを開発できるなんてことはありません。 【平均年収】 300~500万円 【エンジニアとしての将来性】 職種としては需要が多いので、手に職をつけて仕事には困らないという働き方が可能です。一方で、かなり優秀なプログラマーでないと、納得のいく報酬を得ていくことは難しいかもしれません。多くのプログラマーは、システムエンジニアやプロジェクトリーダーなどにステップアップしていきます。そういった成長を会社から求められるということが多く、ずっとプログラマーのままでは昇給も見込みにくいです。ただ、ずっとプログラマーとして活躍するスペシャリストのエンジニアも存在しています。注意したいのが、言語には流行り廃りがあるということ。自分が極めた言語でも、それを扱う開発が減っていけば当然活躍の場も減っていきます。

ITエンジニアの種類 2.【システムエンジニア(SE)】

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【ミッション】 システム開発を担うオールラウンダー 【業務内容】 システムエンジニアは、顧客とシステム開発について打ち合わせをしたり、それに基づいて設計をしたり、自らプログラミングしたり、開発にかかわる業務を幅広く担います。納期を管理することもあります。プログラマーとの違いとしては、打ち合わせや設計といった上流工程に関わるという点です。企業ごとに区分けはバラバラなので、プログラマーのことをシステムエンジニアといったりすることもあります。システムエンジニアは自分で全部作り上げるのではなく、プログラマーに指示を出したりして一緒に作り上げていきます。プログラマーが作ったもののチェックも行ないます。 データの管理、ネットワークの構築、セキュリティ対策など、システム開発は様々な要因を考慮して行わなればなりません。また、顧客の要望をどこまで取り入れるのか、システム開発の可能な範囲を見極めて落としどころを探す必要があります。 【特徴】 意外と文系出身者にも向いているのがこの職種です。システムを作り上げるには、顧客の求めるものを理解し、だれでもわかるようにきれいに設計していかないといけません。そういった技術的なこと以外も担うことが多いので、文系出身のシステムエンジニアが多かったりします。システムエンジニアになるには、プログラマーとして3~6年くらいの経験を積むことが多いです。 【平均年収】 400~600万円 【エンジニアとしての将来性】 レベル感にもよりますが、プログラミングだけでなく上流工程もこなせるエンジニアは重宝されます。引く手は多いでしょう。システムエンジニアとして経験を積んだ後は、プロジェクトリーダー、マネージャーになったり、より専門分野を極めていく人が多いです。スキルがあり、経験も積んでいる場合は、フリーランスとして活躍していくという選択肢もあります。システムエンジニアも数が少ないわけではないので、能力が高ければより良い活躍の場を得ていくことができるでしょう。

ITエンジニアの種類 3.【プロジェクトマネージャー、リーダー(PM、PL)】

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【ミッション】 プロジェクトを取り仕切り完遂させる。 【業務内容】 開発プロジェクトの始まりから終わりまでを担うのが、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーと呼ばれる人たちです。実際に自分で手を動かしてシステムを作るのではなく、クライアント折衝や納期管理、クオリティ管理、技術者の進捗確認などの管理業務を担っています。プロジェクトの規模によってリーダーが数名、それをまとめるマネージャーが1名いるということもあります。小規模プロジェクトであれば、リーダー1名と技術者2名などもあります。 【特徴】 技術者ではなく管理者なので、ITエンジニアと呼べるかは微妙なところですが、たいていシステムエンジニアを経験してきた人が、キャリアアップしてこの職種についています。どんなシステムにしていくのかといったところから顧客とやりとりを行なうため、システムの知識が必要なのはもちろん、技術者の管理能力も重要です。 【平均年収】 400~800万円 【エンジニアとしての将来性】 企業規模にもよりますが、マネージャーまで任されればそのあとは役員になったり、コンサルタントになったりと、かなり上位の職種です。プロジェクトごとに管理者は必要なので、開発に欠かせません。システム開発が続く限り、安定した需要があり、管理者を採用したい企業も常に一定数あります。

ITエンジニアの種類 4.【ネットワークエンジニア】

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【ミッション】 常に快適なネットワークを提供する。 【業務内容】 会社のPCでネットに繋いで仕事ができるのも、ネットワークエンジニアのおかげです。サーバと端末をつなぐネットワークの設計や構築、運用などを行ないます。より安全で快適なネットワークを提供するにはどう設計すべきか、実際にどう構築していくかといったことから考えて実行していきます。ネットワークを構築した後も、問題がないように運用していきます。 【特徴】 いわゆるインフラエンジニアのひとつです。ただ、エンジニアの中でも、ネットワークエンジニアやサーバエンジニア、データベースエンジニアは世間一般にはあまり知られていないような気がします。しかし、快適なネットワークは社会に欠かせないインフラのようなもの。PCが常時ネットにつながっているということは、あらゆる企業活動に欠かせないものなので、社会的にも重要な役割を担っています。 【平均年収】 350~700万円 【エンジニアとしての将来性】 少しネットに繋がらなくなっただけでも問題になるほど、ITインフラは重要度が高いものです。そのネットワークを担う部分なので当然必要不可欠な職種です。仕事自体は安定してあるといえます。

ITエンジニアの種類 5.【データベースエンジニア】

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【ミッション】 データベースを専門的に担い、データを安全に適切に管理できるよう設計・構築する。 【業務内容】 SQLという言語を使ってデータベースを作り上げるのがデータベースエンジニアの仕事。あらゆるシステムにはデータベースが不可欠です。ネットショッピングを利用するときにも、データベースエンジニアのおかげで、素早く商品検索ができたり、個人情報の管理を任せられたりするのです。データの管理には整合性はもちろん、負荷分散やセキュリティなど様々な要因を考えなくてはいけません。 【特徴】 プログラマーやシステムエンジニアもデータベースを触ることができますが、もっと専門的なところまで設定するスキルを持つがデータベースエンジニアです。ネットワークエンジニアにも言えることですが、設計・構築ができるのは確かな知識と技術を持っているエンジニアです。まずは運用をしながら資格を取得したりして力をつけていくという人も多いです。 【平均年収】 400~600万円 【エンジニアとしての将来性】 たいていSQL言語で仕事ができるので、言語の流行に左右されないという強みがあります。逆にいうとエンジニアの中に同じことができる人も多いということです。その中でも、処理を早くする設計ができるなどの強みを身につけていくことで、ビックデータ時代にも業界に欠かせないエンジニアになることができるでしょう。

ITエンジニアの種類 6.【サーバエンジニア】

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【ミッション】 ユーザーやクライアントにとって最適なWebサイト・サービスの裏側を作り上げる。 【業務内容】 サーバエンジニアはバックエンドエンジニアとも呼ばれます。フロントエンドエンジニアが見える部分を作るのに対し、こちらは目には見えない裏側の動的な処理を作り上げています。Webサイトが目には見えても、そこからなにも動かなかったり、処理が遅かったりしたらユーザーも離れていってしまいます。データベースやファイルへのアクセスなどの処理を、JavaやC言語、PHPなどを使ったりして設計・構築している人たちです。 【特徴】 プログラミング言語を扱うという点ではプログラマーと似ていますが、Webサービスに特化しているのがこの職種です。業務に関わる技術的な情報が多く公開されていて、利用者も多い言語を扱うので、参考書やフォーラムもたくさんあって勉強もしやすいです。サーバサイドだけでなくミドルウェアにも強いと重宝されます。 【平均年収】 400~800万円 【エンジニアとしての将来性】 エンジニアの中でも最も潰しがきくといわれている職種です。目に見える部分を作っているわけではないので派手さはありませんが、Webに欠かせない基礎となる部分を担う大切なポジションです。年々需要も高まっています。

ITエンジニアの種類 7.【フロントエンドエンジニア】

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【ミッション】 ユーザーやクライアントにとって最適なWebサイト・サービスの見える部分を作り上げる。 【業務内容】 Webサイトを構築するのに欠かせないのが、フロントエンドエンジニアです。Webサイトの中でもフロントエンド、つまり利用者の目に見える部分を開発しています。具体的には、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使ってWebページを記述しています。 フロントエンドエンジニアと似ているもので、コーダーやマークアップエンジニアという職種があります。コーダーは指定通りのWebデザインを作り上げる役割を持っており、マークアップエンジニアはWebデザインを作り上げるための工夫も行ないます。そして、フロントエンドエンジニアは、クライアントやWebサイトの閲覧者のことまで考慮して、自らの持つ技術を使いわけ、見せ方を工夫してWebサイトやサービスを作り上げるのです。 【特徴】 技術力と豊富な知識、センスも必要となる職種です。Webサイトの目的を達成するためには、何をすべきかという点を考慮して業務を進める必要があり、担当するフロントエンドエンジニアによってWebサイトの出来はかなり変わってきます。バックエンドを担うサーバーサイドエンジニアとの連携も必要なので、幅広い知識と高い技術力を持ち合わせる必要があります。 【平均年収】 400~600万円 【エンジニアとしての将来性】 スマホやPCが欠かせない時代に必須の職業です。どんな企業もネットを駆使して集客アップなどを図ることがあるので、まだまだ需要もあります。企業から求められるエンジニアになるためにも、自身の知識やスキルを高めていくことが大切で、トレンドも十分に理解しておく必要があります。

ITエンジニアの種類 8.【監視、運用、保守】

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【ミッション】 稼働中のシステム、サーバ、ネットワークなどを安定して提供していく。 【業務内容】 これらに関わるエンジニアの役目は、出来上がったものをクライアントに納入し、それが問題なく動き続けるようにすることです。「監視」は主にサーバやネットワークなどのインフラに関わります。365日24時間体制でサーバやネットワークが問題なく使えているかを監視し、問題があればアラートが鳴って対応していくというようなものです。「運用」とはシステムなどの導入後に、稼働がうまくいっているかをチェックする仕事です。「保守」は、故障やトラブルへの対応が中心。壊れてもすぐに復旧させることがとても大切です。 【特徴】 未経験からチャレンジできるエンジニアの職種です。開発側としてはプログラマーも未経験から言語を覚えて始めていけます。監視、運用はマニュアル通りの動きがほとんどなので、専門知識がそこまでなくても務まります。保守は故障対応などがあるので、知識がないと難しいでしょう。ここからステップアップして、ネットワークやサーバのエンジニアに特化していくことや、管理側の立場にいくことができます。 【平均年収】 300~450万円 【エンジニアとしての将来性】 安定した稼働のためには欠かせない仕事ですが、スキルアップなどはあまり望めなく、誰かが抜けても代わりがきく職種です。ここをスタートとして、自分で様々な道を模索するといいのではないでしょうか。

ITエンジニアの種類 9.【デバッグ、テスター】

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【ミッション】 アプリケーションが正常に動くかを確認する品質管理。 【業務内容】 完成したシステムやアプリケーションは、テストをして正常に動くかを確認しないといけません。あとからバグが見つかった場合、不良品を売りつけられたという問題になりかねないためです。そこでテスターやデバッガーと呼ばれる人たちが、実際にアプリケーションを動かしてみて、問題が発生しないかを確認します。指示通りの操作に加え、予期せぬ動きにも対応できるかを見るために様々なパターンの操作を試します。問題があれば、システムエンジニアやプログラマーに報告します。 【特徴】 バグが見つかっても、エンジニアのように自分で直すことはありません。修正はエンジニアに任せるので、「この動きをしたときにここがおかしかった」という報告に加えて、「これが問題なのでは?」という一言を添えたりすると、相手に喜ばれることも。 【平均年収】 250~350万円 【エンジニアとしての将来性】 テスターやデバッガーがいると助かりますが、必ずそのポジションを用意しているわけではありません。企業やプロジェクトによっては、プログラマーやシステムエンジニアでテストまでできるからです。アルバイトを雇っていることも多く、安定した職種とまではいえないでしょう。

ITエンジニアの種類 10.【テクニカルサポート、ヘルプデスク】

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【ミッション】 窓口として顧客・社員の「困った」を解決する。 【業務内容】 パソコンを買ったとき「うまく動かないな」ということや、「ネットへの接続方法がわからない」という体験をした方もいるのではないでしょうか。そんなときに対応してくれるのがテクニカルサポート。ハードウェア、ソフトウェアの操作方法などの技術的な問い合わせに答えていきます。電話やメール、FAXを使い、直接会って話すということは基本ありません。ヘルプデスクも似たような業務で、社内の人間にも対応するといった違いがあります。 【特徴】 技術面の知識だけでなく、コミュニケーションスキルも必要です。わからなくて困っている、動かなくて怒っているという人が相手なので、うまく対応しないと問題が大きくなることも。逆に相手に感謝されるような対応ができれば、会社の信頼を上げることもできます。マニュアルもあるので、未経験からでも始められます。 【平均年収】 300~450万円 【エンジニアとしての将来性】 安定して業務はあります。一方で製品やシステムが出るたびに覚えていくことがありますが、給料が上がっていきやすいわけではありません。もしキャリアを考えるならば、管理ポジションを目指したり、トークスキル、知識を活かしてセールスエンジニアになることもできます。

ITエンジニアの種類 11.【社内SE】

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【ミッション】 企業内のITを一手に担い、ITで自社を支援する。 【業務内容】 大企業でも中小企業でも、自社内のIT環境をすべて担い、バックオフィスのIT分野から経営支援を行なうのが社内SEです。手掛ける範囲は広く、自社システムの開発を行なったり、導入システムを検討して導入後の運用をしたり、ネットワークや端末のトラブルに対応したりします。開発の機会の有無は企業によります。 【特徴】 エンジニアの中でも人気が高い職種です。それは、客先勤務が多かったり、残業が多かったりするエンジニアと比べて、社内SEは自社内で勤務できてワークライフバランスも充実するということが多いからです。企業にもよるのですが、納期を迫られたり、無理な注文をつけられたりといったことがあまりないのも特徴です。ただ、各部署の人間と関わりあう機会が多いので、自社内での関係性を構築していくことが大切。また、自社内で開発を行なう場合、自分の力で進めていかなくてはいけないので、一定以上の知識と技術がないとエンジニアとして活躍できません。 【平均年収】 300~700万円 【エンジニアとしての将来性】 企業の将来性に関わる部分が大きいです。開発の機会があっても、自分の習得した技術からでしかモノを作り出せないので、ほかに転職したときにどの程度活躍ができるのか未知数ともいえます。

ITエンジニアの種類 12.【システムコンサルタント】

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【ミッション】 ITで企業の経営課題を解決する。 【業務内容】 クライアントの経営課題を把握し、最適なITを導入することでその課題解決を図ろうとするのがコンサルタントです。クライアントによって課題は様々で、規模や予算にも決まりはありません。ときには技術者の教育や派遣を提案することも。ITで解決できることを、広くコンサルティングします。 【特徴】 最上流工程といえる業務を担います。クライアントの抱える課題をあぶり出し、なにをすべきかを決定するには、知識の幅広さだけでなく、理解の深さも大切です。また、経営を支援することが目的なので、経営についての知識も必要です。 【平均年収】 500~1000万円 【エンジニアとしての将来性】 企業経営とITの活用は切っても切り離せない関係です。ITのコンサルタントとしてクライアントからの信頼を得ていけば、長い付き合いになることがほとんど。コンサルタントの知識やスキルは一長一短では身につかないので、簡単に誰でもなれるものではありません。このポジションまでくれば将来への不安はないといえるでしょう。

ITエンジニアの種類 13.【システムアナリスト】

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【ミッション】 ITの分析・評価で経営戦略を支援する。 【業務内容】 クライアントの経営戦略に基づいて費用対効果やリスクを分析・評価した上でIT活用を企画します。導入後の結果も分析・評価して、さらなる経営支援に役立てていく仕事です。 【特徴】 システムコンサルタントと似ていますが、特に分析・評価の面から経営支援を行なうというのがこの職種。国家資格にも認定されており、アナリストとしての活躍を目指すのであれば、システムの知識だけでなく、経営の知識も不可欠です。 【平均年収】 500~850万円 【エンジニアとしての将来性】 こちらも誰でもできるものではなく、相当な経験を積んだ結果としてのポジションです。最上位に位置するものなので、能力がある人ならば将来への不安を感じずに仕事をしていけるでしょう。

ITエンジニアの種類 14.【ITアーキテクト】

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【ミッション】 企業の経営戦略を、システムの企画・立案から支援する。 【業務内容】 システム開発は、仕組み、利用者の使いやすさ、運用や保守、経営への影響まで考えて設計していかなければなりません。それを担うのがITアーキテクトです。システムエンジニアよりも、もっと専門的にシステムの根本から考えていく人たちです。そういった取り組みが、クライアントの経営にまで好影響を与えていきます。 【特徴】 ITアーキテクトの中でも、システムを担うシステムアーキテクチャや、アプリケーション開発を担うアプリケーションアーキテクチャなどが存在します。設計だけでなく、実装する技術者もけん引していくため、周囲とのコミュニケーションも大切です。 【平均年収】 450~800万円 【エンジニアとしての将来性】 システム設計に関しての最高峰となるので、需要も高いです。ITアーキテクトを目指すには簡単な道のりではありませんが、自分のものにすればどこででも活躍できる職種です。

ITエンジニアの種類 15.【プリセールス、セールスエンジニア】

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【ミッション】 顧客のニーズを把握し、適切な製品やシステムを提案する。 【業務内容】 エンジニアの中でも営業的な側面が大きい職種です。顧客のもとへ営業と一緒に訪問して、商談や打ち合わせの場で技術的な話を主に担います。顧客が抱えているニーズをヒアリングし、技術でどう解決していけるのかを提案していく仕事です。 【特徴】 実際に手を動かして開発はしないものの、システムエンジニアと同等の知識が必要となり、営業としてのコミュニケーション能力も持ち合わせておきたい職種です。外出が多いことが特徴で、聞き出した情報を社内に的確に伝えていく能力も必要です。 【平均年収】 350~650万円 【エンジニアとしての将来性】 技術の話がわかり、営業としてのスキルを持つ人は、クライアントからも社内からも重宝されます。そのため業界的にもニーズが高いので、活躍できる場所はたくさんあるでしょう。

未経験から始められるITエンジニア

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未経験から始めやすいITエンジニアとしては、プログラマーやテスター、監視・運用・保守スタッフが挙げられます。ITエンジニアは求人数が多く、新卒採用でもこれらのエンジニア募集はよく見かけるものです。そのため、未経験歓迎という求人も多く、エンジニアになるための教育・研修制度が整っている企業も多数あります。

そのほかITに関わる職種

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ハードウェアを開発するエンジニアだったり、Webデザインに関わる人もIT関連職といえます。そのほか、IT企業によってはセールスエンジニアではなく営業のみを担う人もいます。このとき、システムについて詳しくない人でも最低限の知識があれば大丈夫だったりします。

ITエンジニアの種類についてのまとめ

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ITエンジニアの種類について、職種別に様々なものをご紹介しました。エンジニアによっても役割が分かれており、それぞれが存在しているからこそITサービスを提供できるのです。また、ご紹介した職種の中でも、さらに細分化することが可能です。興味のあるエンジニアの仕事があれば、求人広告などを見ると仕事内容ややりがいが詳しく書いてあるのでより一層理解の助けになると思います。