【履歴書の趣味・特技】人事に評価されるには?

就職活動や転職活動において必ず提出する書類である、履歴書。履歴書には、経歴、生年月日など様々な項目を記載する必要があります。その中の一つである、履歴書の趣味・特技の欄。「そんな個人の趣味や特技か、就職とどう関係あるのか」と疑問視する方もいるかもしれません。しかし、採用する人事はしっかりとこの項目も見ています。いわば、履歴書というのはあなたの取扱説明書のようなものです。高いコストを払って採用するあなたを多角的な面から理解したと思うのは当然のことです。 履歴書の趣味・特技欄を人事が、具体的にどのように見ているかというと、あなたがどのような人物なのかという点で人柄を見ていたり、自分自身を売り込む気があるのかという点を主にチェックしています。必ずしも経歴だけがあなたをPRすることが出来るわけでなく、履歴書の趣味・特技欄もあなたを売り込むための大事なPR要素なのです。履歴書に書かれた趣味・特技が業務にプラスになるような項目だと尚の事、人事には好印象に映りますよね。また、仮に採用するとなったら、あなたと採用する人事は同じ会社で働くことになります。今後一緒に働く可能性がある人の、人となりを知りたいと考えることは、非常に自然なことですよね。いろんな人と多く関わるような趣味であれば、その趣味から「大勢の人と接することを好む」「コミュニケーション能力がある」というあなたの性格やスキルを見抜くことも出来るわけです。履歴書の趣味・特技欄は仕事と無関係そうに見える項目ですが、見られているという意識を持って書くことを心がけましょう。

履歴書の趣味・特技欄からあなたの特性を見ることもある!

先述の通り、いろいろな人と関わるような趣味・特技であれば、「コミュニケーション能力がある」というあなたのスキルを見抜くことが出来るように、人事は履歴書の趣味・特技欄からあなたの特性を見ることがあります。営業職やSEなど、ストレスが溜まりやすいと言われる職業であれば、ちゃんと趣味があって、休日はストレス発散出来る環境があるのか、といったことや、何か熱中することや夢中になることに対して、一生懸命取り組んだことがあるかということをチェックしています。そういう意味でも、履歴書の趣味・特技欄はあなたの売り込み項目の一つとも言えるのです。

履歴書の趣味・特技欄に書くと、好印象に捉えられやすい趣味・特技とは?

人それぞれ持っている趣味・特技は違うので、どの趣味が正解ということはありません。しかし、好印象に捉えられやすい趣味・特技があるのも事実です。採用する人事から好印象に捉えられやすい履歴書の趣味・特技を箇条書きで紹介します。 ・アウトドア(キャンプ・釣り・登山など) ・スポーツ(野球・サッカー・フットサルなど、スポーツは比較的何でも好意的に捉えられやすいです) ・ランニング(スポーツと同様、明るいイメージを与え好印象に捉えられやすいです) ・ウォーキング(健康や体調管理に気を使っているという印象を与えることが出来ます) ・料理(意外と思われるかもしれませんが、例えばSNS等を通じて、実際に同じ料理を趣味としている人と実際に会って交流を図っていたりすれば、コミュニケーション力があるという評価を得ることが出来ます) ・英会話(英語を駆使する部署も多数あるため、非常にプラスな評価になりやすいです) ・写真(良い写真を撮るために各地を訪れる→アクティブなイメージを与えることが出来ます。SNS等を通じて多くの人と実際に会って交流を図っていたり、実際にコンテストなどで入賞経験もあれば尚の事良いと言えます) ・海外旅行(普段と違う環境を経験していることを評価されるケースがあります) これらの趣味・特技は面接の際、会話のキッカケになったり、話題が広がりやすい趣味です。これらの趣味・特技を持っている人は積極的に履歴書に書くようにしましょう。

履歴書の趣味・特技欄は面接で会話を弾ませるキッカケにもなる!

履歴書の趣味・特技欄というのはあなたを採用する企業へ売り込むための要素の一つです。例を挙げるのであれば、あなたが買い物に行ったとして、興味が湧かないような商品を買うことはありませんよね?これは採用する企業にとっても一緒なのです。興味の湧かない人物を採用したいという気持ちにはなりません。例えば偶然にも面接の担当者が、あなたと同じ趣味を持っていたとしたら、それだけで非常に面接は明るい空気で進むようにもなりますし、一風変わった趣味・特技が履歴書に書かれてあれば、「それはどんな趣味なんですか?」と、面接官とコミュニケーションを取るキッカケにもなります。どんな趣味や特技でも書くことは無駄にはならないので、面倒とは思わず履歴書に書くことをオススメします。

業務上プラスになり得る、趣味・特技は必ず履歴書の趣味・特技欄に書こう!

仮にあなたがアパレル業界を目指して就職・転職活動をするとして、例えば趣味がファッションだったら必ず履歴書の趣味・特技欄に書くようにしましょう。採用する企業側もその分野に全く見聞がない人を採用するよりも、ある程度精通している人を採用したいと思うのは当然のことです。これがIT業界などであれば、ブログの運営や、アフィリエイトなどを趣味や特技として持っている人も同様にプラスに捉えられることが多いです。 ここ数年、YouTubeで活動するYouTuberの人気もありますが、仮にあなたが動画の編集などといった特技を持っていたとしたらそれも十分にあなたをPR出来る特技になります。最近では、動画等でのプロモーションはどの企業・業界でも必須のプロモーションの一つです。こういった時流にあった特技などがあると入社後の選択肢も広がり、企業から見ると採用したくなる人材に感じることでしょう。このような特殊な趣味・特技も、履歴書に書くようにしましょう。 もちろん英語などの語学といった特技も同様です。職種に関わらず、海外とやり取りするケースはどんな企業でも増えています。そのため英語などの語学スキルを持っている方は、非常に評価されやすいと言えます。語学スキルは入社後の業務や、今後のキャリアプランを企業側も描きやすいですし、様々な部署や海外拠点への異動のチャンスも広がるため、なるべく履歴書の趣味・特技欄に詳しく記載することが重要です。

履歴書に書いてはいけない趣味・特技はあるのか?

あなたが持つどんな趣味や特技でも書くべきですが、NGなことはあるのでしょうか。例えば、人を不快にさせるような趣味などは履歴書に書くべきではないでしょう。人それぞれどのような趣味・特技を持っているかは人それぞれで自由ですが、客観的に見て他人を不快感じさせる可能性があるものは、履歴書に書くことを避けるべきです。あなたをプラスに見てもらえるような趣味・特技を書くようにしましょう。 また、自分自身が無趣味だからといって、履歴書の趣味・特技欄を空欄で出すことは避けるべきです。家で音楽を聴くことが好きというのも、「音楽鑑賞」という立派な趣味です。空欄で書いてしまうと、場合によってはやる気がないと捉えられることもあるので、必ず履歴書に書くべきです。

具体的な履歴書に書いてはいけない趣味・特技

では、具体的に履歴書に書くことを避けるべき趣味・特技の一例を紹介します。あくまでも一例ですので、参考としてみて下さい。 ・パチンコやスロットなどのギャンブル ・匿名掲示板などの閲覧や書き込み ・犯罪を連想させるような趣味 どのような趣味を持つことも悪いことなわけではありません。人それぞれ趣味・嗜好は自由です。しかし、これらの趣味はマイナスに捉えられてしまう可能性があります。あくまでも就職・転職のために出す履歴書に書くことなので、割り切ってこれらの趣味・特技を履歴書に書くことは避けましょう

ズバリ、履歴書の趣味・特技欄の書き方のコツは?

項目だけ聞くと、履歴書の趣味・特技欄は書くのが非常に簡単そうに見える項目ではあります。しかし、意外と書き始めたら、どのような書き方をしたら良いのか、迷ってしまう人も多いのが実情です。履歴書の趣味・特技欄の書き方のコツをズバリ言ってしまうと、「あまり難しく考えすぎずに書くこと」です。 まず第一にあなたの趣味・特技をメモ用紙などに、箇条書きで良いので具体的に書き出していきましょう。文章にして書こうと思うとなかなか出てこないかもしれませんが、箇条書きならスラスラ出てきますよね。基本的には、箇条書きにしたものに、詳細を書き加えていく、という書き方だけで実際に履歴書の趣味・特技欄に書くことが出来ます。 箇条書きにしてみたところ、あまりにも数が多かったという場合はその中から、入社後の業務に関わりのある項目もしくは、好印象に思ってもらえる趣味・特技だけを抜粋するという書き方が良いでしょう。あまりに数が多すぎても、「多趣味な人なんだな」くらいの感想しか持ってもらえない可能性があるので、それを避けるためにも、ある程度の取捨選択は必要です。これらを十分に意識した上で、履歴書の趣味・特技欄を書くようにしましょう。

具体的な例・例文を交えた履歴書の趣味・特技欄の書き方 その1

仮にあなたが魚釣りが趣味だった場合、履歴書の趣味・特技欄にはどのような書き方で記載すれば良いのでしょうか。 ×NGな例 趣味・特技:釣り この例文では、採用する企業側にも何だか味気なく映ってしまいますよね。仮に釣りの中でも、バス釣りが趣味なのであれば、このように書いてみましょう。 ○OKな例 趣味・特技:バス釣り 20年程バス釣りを趣味としており、休日には各地に遠征に出かけています。過去には大会にも出場し、上位入賞した経験があります。 この例文のようにある程度、その趣味がどのくらい好きなのかの詳細を書くことが望ましいです。この例だと、「各地に遠征する」というワードからどこに行ったことがあるのか?というように会話が広がったり、「大会で上位入賞」ということから、熱心に物事に取り組み、結果を残すことが出来る人、という印象を与えることが出来ます。この例に限らず、趣味や特技の内容はより具体的な書き方で記載することを心がけましょう。釣りはあくまでも一例に過ぎませんが、他の趣味であったとしても、その趣味の魅力を聞かれたりするケースはあるので、会話の糸口を作るキッカケの一つとして、例文のようになるべく詳しく、具体的に記載しましょう。

具体的な例・例文を交えた履歴書の趣味・特技欄の書き方 その2

仮にあなたの趣味・特技が野球だった場合は、成績やポジションなども含めて詳しく書くと良いです。これはNGな書き方の例文です。 ×NGな例 趣味・特技 野球 小学校から高校までプレーしていました。 この書き方だとどの程度期間野球をしていたかは伝わりますが、少し趣味・特技欄に書くボリュームとしては寂しいですよね。下記の例文ようにもっと詳しく書いてみましょう。 ○OKな例 趣味・特技 野球 小学校から高校まで12年間プレーし、高校では夏の件大会で投手として出場。チームを県ベスト4に導くことが出来ました。現在は草野球で月に2回程度プレーしています。入社後も野球を通じて培ったメンタリティを十分に発揮していきたいと考えています。 この例文のように趣味・特技で成果を過去にあげている場合は、具体的に書くようにしましょう。特に野球のようなメジャーなスポーツであれば、面接官の中にも趣味としている方がいる可能性もあるので、その場合は面接での会話が弾むキッカケになります。野球に限らず、スポーツに熱心に取り組んでいた方であれば、特に営業職など、プレッシャーのかかる職種であれば、好意的に評価されるケースが多数あります。マイナーなスポーツであったとしても、どのようなスポーツか興味を持ってくれる可能性もあるので、スポーツ等の趣味・特技は必ず書くようにしましょう。また、この特技で培った能力を入社後どのように活かしていくか触れた書き方だと、印象が良いです。

具体的な例・例文を交えた履歴書の趣味・特技欄の書き方 その3

業務上の実益を兼ねた趣味・特技だった場合も同様に詳しく、過去の実績やスキルを表す資格・指標も含めて書くようにしましょう。書き方としては、例えば、趣味・特技が英会話だった場合・・・ ×NGな例 趣味・特技 英会話 この例文だと折角あなたの持っているスキルが、企業に対して全く伝わりません。面接であれば、どの程度のスキルを有しているか聞いてもらえる可能性は高いですが、書類選考の場合で終わってしまった場合、あなたの魅力が十分に伝わらなくなってしまいます。折角の就職・転職活動なわけですから、与えられたチャンスで、出来るだけ十分なアピールをしたいですよね。英会話が趣味・特技の場合、理想的な例文をご紹介します。 ○OKな例 趣味・特技 英会話 大学時代アメリカに留学し、ビジネス英語も対応可能です。TOEICでは900点を取ることが出来ました。御社に入社後もこのスキルを、海外メーカーとのやり取りで存分に発揮していきたいと考えております。 この例文のように、過去にどういう経験をしたかという書き方をすれば、あなたの英会話という特技を裏付けるエピソードにもなります。特技のレベルを企業側は判断する材料の一つとして、TOEICなどの点数を具体的に記載するようにしましょう。TOEICやTOEFLの点数は、あなたの英語力を裏付ける証拠になり、より点数が高ければ高いほど、英語力が高いと判断することが出来ます。過去に受験したものの、あまり点数が振るわないのであれば、記載しない方が良い場合もありますが、700点以上の点数であれば記載してもマイナスになることはないので、点数に応じて記載するか否かを判断しましょう。特技をこの例文のように、入社後にどのように活かすことが出来るかを記載すると、他の候補者と大きな差をつけることが出来るのも忘れてはいけません。入社後特技をどのように活かすかの明確なビジョンがある人とない人とでは、採用する企業は間違いなく前者を採用したいと考えます。業務に関わる、趣味・特技を履歴書の趣味・特技欄に書く場合には、必ず業務に対してどう活かせるか、具体的な書き方をすることを心がけましょう。

具体的な例・例文を交えた履歴書の趣味・特技欄の書き方 その4

複数の趣味・特技がある方も当然いると思います。その場合の書き方でNGな例としては、 ×NGな書き方 趣味・特技 釣り 野球 英会話 この例文のような書き方だと、ただ並べて書いているだけで全く内容も能力も伝わりません。複数の項目を書く場合は以下の例文のように書くようにしましょう。 ○OKな書き方 趣味・特技  ・バス釣り・・・20年程バス釣りを趣味としており、休休日には各地に遠征に出かけています。過去には大会にも出場し、上位入賞した経験があります。 ・野球 小学校から高校まで12年間プレーし、高校では夏の件大会で投手として出場。チームを県ベスト4に導くことが出来ました。現在は草野球で月に2回程度プレーしています。入社後も野球を通じて培ったメンタリティを十分に発揮していきたいと考えています。 ・英会話 大学時代アメリカに留学し、ビジネス英語も対応可能です。TOEICでは900点を取ることが出来ました。御社に入社後もこのスキルを、海外メーカーとのやり取りで存分に発揮していきたいと考えております。 この例文のように、箇条書き+詳細を記載するという方法で、あなたの趣味・特技を履歴書でしっかりと伝える書き方が理想的です。もしこの3つの項目を書くには記載欄が狭いという場合には、あまり業務に繋がらなそうな項目を削除する(この場合であれば釣りが該当します)方法がベストでしょう。

具体的な例・例文を交えた履歴書の趣味・特技欄の書き方 その5

×NGな例 趣味・特技 海外旅行 年末などの長期休暇の際、年に一度海外旅行に行きます。 この書き方でも、海外旅行が趣味なことは伝わりますが、少々アピール不足です。履歴書の趣味・特技欄に海外旅行を書くのであればこのように書きましょう。 ○OKな例 趣味・特技 海外旅行 学生時代から海外旅行を趣味としており、これまでアメリカ・韓国・台湾・インド・イギリスの計5カ国に旅行に訪れました。語学はそれほど堪能ではありませんが、持ち前の度胸で、現地の人々と積極的にコミュニケーションを取りました。 この例のように、具体的にどのような国を訪れたのかを書くようにしましょう。もしあなたが語学が堪能であれば、「持ち前の語学力を活かして」と書くように変更すればOKです。この例文であれば、ごの例文のように、「語学力はなくても、現地の人々と積極的にコミュニケーションを取った」というポイントは、人事から見れば「異なる環境下でも恐れることなくコミュニケーションを取ることが出来る」「度胸がある」というあなたのスキルを感じ取ることが出来ます。企業によっては新しい事業を起こすなど、これまでにないことに取り組むこともあり、その場合、チャレンジ精神や度胸などのメンタル面も評価の一つとなります。その際あなたのこういったスキルは非常に評価されやすいと言えます。

履歴書の趣味・特技欄にはイレギュラーなケースもある!?履歴書のフォーマットの違い

使用する手書きの履歴書のフォーマットもしくは、ワード等のフォーマットによって異なりますが、稀に「趣味・資格」という欄になっている場合もあります。もちろんそれを使用することも問題ありませんが、あまり資格を持っていない方であれば、少し寂しい項目になってしまう可能性もあります。資格欄は別に記載する項目が大体の場合あるので、手書きの場合は購入する前に、パッケージをよく確認するようにしましょう。ワード等のフォーマットでパソコンで作成する場合は、「趣味・資格」という欄を「趣味・特技」に書き換え、別途資格欄を設ければ良いので、全く問題はないと思います。

履歴書の趣味・特技欄についてのまとめ

以上、履歴書の趣味・特技欄について、採用する人事はどのように見ているかを紹介させて頂きました!如何でしたか?恐らく思っていた以上に、人事は履歴書の趣味・特技欄からあなたという人物を観察・評価しようとしていることが分かったと思います。あなたが大したことはないと謙遜していた趣味や特技も、履歴書に書くことで企業からは大きな評価を得ることが可能性が十分にあります。言ってみれば、冒頭にも書きましたが、履歴書はあなたという商品を表す取扱説明書のようなものです!誰でも商品を買う際に、その商品を買う際に特徴や特殊な機能をチェックしますよね。履歴書の趣味・特技欄は商品に例えれば、あなたの特徴や特殊な機能を表現する項目なのです。あなたという商品をよく知ってもらった上で、購入=採用してもらった方が、あなたにとっても採用する企業にとっても最も良い形になる可能性が高いのです。 就職・転職活動は限られた時間の中で行う必要があります。面接の機会も限られていますし、企業の出すことが出来る資料も、言ってみれば履歴書や職務経歴書くらいのものです。履歴書の趣味・特技欄もその少ない資料の一つなので、しっかりとあなたをアピール出来るよう、今回紹介した書き方や例を履歴書の趣味・特技欄を書く際に、参考にして書いてみて下さいね。