【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?

共働きの大変さは、お二人の収入、子どもさんの数、子どもさんの性格お二人の関係など、さまざまな要素が関係してきます。共働きの中で不満が生まれ、離婚まで考えるのは、主として奥さんの方でしょう。家事、育児において、それを働きながら仕事と両立していく中では一人でするとなるとたいへんです。誰でも不満を持って、最悪の場合には夫婦間に離婚に至るなどの亀裂が生じます。 そもそも共働きは、経済的な理由(生活するため、あるいは生活に余裕を持たせるため)からせざるを得ない状態ですね。育児については、子どもが小さい間はそうでもないですが、小中学生になると塾や習い事などの教育費もかさみ、高校、大学になるととんでもない費用がかかってしまうものです。もちろん、たまには家族で遊びにも行きたいところです。 一般的には、旦那さんは正社員で、奥さんは扶養の範囲内でパートという形でしょう。そこで、家事や育児をどうするか「家事・育児の分担」ということが家庭内での話し合いで解決していかなければ離婚に至るかもしれないのです。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?2:夫との分担

奥さんがよく愚痴られているのが「共働きなのに、主人は家事や育児は、女の私がするもの」ということです。また、そういう風習的なものがあるために奥さんがご主人にそういう話をすること自体を控えている(気をつかっている)場合もあるようです。このような夫婦関係の場合は育児や家事の分担はなかなか難しいといえます。 平日は妻、休みの日は夫・・・奥さんがパートとしてある程度時間の融通が利く」ということが前提にあります。このように、平日は早く帰った奥さんが家事や育児をしているというケースが多いです。そういう場合には、ご主人は休日に家事や育児をするということです。しかし、ご主人の仕事によっては忙しくて休日も家で仕事をされている場合もあります。どうしても女性である奥さんに家事や育児が偏っているのです。そうなると離婚も頭をよぎります。では、どうすればいいのでしょうか。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?3:まだ私にはやらなければいけないことが残っているとアピールすること

平日と休日で役割分担ができないのならば、平日の家事や育児の分担となります。正社員であるご主人はお疲れでしょう。それは重々わかりますが、「共働きなのだからせめて育児の一部だけでもお願い!」という奥さんの強い思いは、離婚などを考えることもなく、よい夫婦として家庭を築いていく上でも非常に大切なものなのです。次にあるご家庭での様子をご紹介します。 『主人は営業関係の仕事をしています。平日は、早いときには6時、遅いときは午前様になっています。収入は一般的なご家庭と変わりないと思いますが、結婚して子どもができてからは経済的余裕という点では十分だと思っていません。ですからパート勤務で共働きをしているのです。 パートに出るときに主人とある約束をしました。「遅い日は仕方ないけど早く帰った日は子どもの面倒も見てね。」というものです。私は決して主人に無理を言っているようには思いません。もちろん、主人の遅い日が続くと、育児と家事を同時進行させますのでたいへんですが、今のところ主人が約束を守ってくれていますので満足しています。』 保育所に迎えに行って買物をして帰る・・・そして、子どもの様子を見ながら晩ご飯のしたくをする・・・平日にこんな生活をしながら、休日も旦那さんが協力してくれないという状況になったら奥さんのストレスはどんどん上がっていくことでしょう。離婚も頭をよぎるかもしれません。我慢ができなくなったら「私、まだ洗濯もしなければならないからちょっと子どもみていてくれる?」という一言が絶対に必要です。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?4:共働きでは我慢はいけない

我慢はいけません。「離婚」という最悪の結果につながる場合が多いです。次のような方もおられます。この方は、体を壊したのがきっかけで夫婦で育児や家事を分担されたのですが、あらためてご主人の奮闘振りに驚かれているようです。何かのきっかけで家事や育児を分担するようになって、家庭が円満になることもあるのです。 『結婚、出産・・・大好きな彼と家庭を持つようになって3年、私はパートに出て共働きしながら育児、家事すべてこなしていました。自信があったし、家庭の経済的な余裕のことも考えて扶養の範囲でパートにもでています。この時点では、主人も私も「家事や育児は女性がするもの」という意識があったように思います。 しかし、私が体をこわしてしまってから今までの家庭が変わってきました。「少しの贅沢はしたい、そのためにはパートは続ける」ということは夫婦で確認しあって家事と育児を分担することにしたのです。これは、私の体のことで仕方なくそうなったのですが、今手伝ってくれている彼も生き生きとしているように見えます。きっかけはいろいろとあるでしょうが、夫婦で一緒に育児や家事をすることは幸せにもつながると思っています。』

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?5:やり方を教え、家事や育児は楽しい瞬間があるとわかってもらうこと

さて、旦那さんに家事や育児の分担をお願いするときどうするのでしょうか。今までほとんど関わってこなかった旦那さんですから、その方法を知らないということです。笑い話ではないですが「息子さんが4ヶ月にもなっているのに、おむつってどうやってかえるの?」と聞いた旦那さんもおられるほど、育児や家事について知らないのです。 ここで奥さんが「家事や育児は楽しい瞬間がある」ということを旦那さんに教えてあげることです。休日にお二人がフリーなときに、家事や育児を一緒にやりながら教えてあげましょう。そして、育児をしていて楽しかったエピソードや洗濯や食事、掃除というできた楽しさを少しでも伝えられたらなおいいでしょう。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?6:夫に「お願いする」でいい

家事や育児の分担をお願いすることになったら、やってくれたこと一つ一つで不満があったとしても褒めることです。「お願いする」という言葉はおかしいと感じられる方もおられるでしょうが、あくまで正社員としてしんどい仕事をこなしている旦那さんですから、それぐらいは「お願いする」という気持ちでいくほうがいいでしょう。 このようなやり方を実行していくと、旦那さんは自信を持ってきます。育児においては、たまにしかふれあっていなかった我が子と遊ぶ楽しさ、成長していく喜びを感じるでしょう。また、家事についても「俺にもできる!」という自信や「これは俺がしたんだ!」という自信を持っていくものです。「もうすることはないの?」とご主人が聞いてくれば本物です。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?7:「ありがとう」を伝える

そして、忘れてはならないことは「ありがとう!」という声かけとともに、我が家は共働きでもこんなにうまくやっているということをご主人と一緒の場で大きくアピールすることです。ご主人も日々の疲れと違う疲れを感じて帰ってこられることもあるでしょう。そんな時は奥さんの出番です。「今日はいいよ!」という心遣いはご主人には大きく伝わることでしょう。 『私は、毎日の家事や育児にどうしても耐え切れず、主人と話をしました。その日から少しずつですが主人が関わってくれるようになりました。このために私がとった方法は「演じること」です。「昨日洗濯手伝ってくれたでしょ。助かったわ。お疲れのところだったけどありがとう。」「○○(我が子)がお父さんと○○遊びをして楽しかったってしつこく言ってたわ。」このような言葉をオーバーに言うようにしたのです。演じることも家庭を守ることになりますよ。』 いかがでしょうか。このように「ありがとう」の一言や褒める言葉というものがどんなに効果的かということを実践していただくことで実感として感じていただきたいと思います。どんなに家事や育児に消極的なご主人でも、少しずつ、家事や育児は楽しいというやり方を覚えていけば、きっと、家事や育児は楽しい瞬間があることがわかってくるものです。次のような実践をされて、離婚の危機を脱したという方もおられます。 『私の主人は証券会社に勤務しています。子どもが小学生になったのを機に共働きをすることになりました。ある日子どもが行儀の悪い食べ方をしたり「知らんし」という変な言い方をしたりしたときに、主人が私の家庭教育の批判をしてきたのです。また、違う日には「またスーパーの惣菜か」という言い方をして私の主婦ぶりに対して怒ったのです。 その時私は「共働きをして何もかも完璧になんかできないよ!」とはっきり言いました。離婚を考えるまで落ち込んだのですが、次の日に、主人が「ごめん、いつもありがとう。俺にもできることはするよ。」という言葉を言ってきました。私のもやもやは吹っ切れました。その時から私も主人がしてくれたことには感謝の気持ちを表すようにしていき、私たちの共働きは円満に続いています。』

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?8:手抜きもあり!

ここからは、家事や育児の手抜きについてご紹介します。「手抜き」というと悪いイメージがありますが、共働きの場合には、この「手抜き」は非常に大切なことなのです。ある日の夕方、子どものようすを見ながら、洗濯機を回し、夕飯の用意をする・・・辛いですね、たいへんですね。このことが続き、ご主人の協力が得られなければ離婚も考えてしまうほどです。ここでご紹介するのが「手抜き」です。 完璧!に行うことなんて誰にもできません。また、もし完璧を目指すのであれば自分は追い込まれてしまい、旦那さんとの関係もギクシャクしてきて離婚という最悪の結果になりかねません。手抜きは時として大きな力になるということをご紹介しましょう。 『3歳と2歳の年子がいる我が家です。家事と育児で夫と毎日のようにけんかをしていました。共働きでしか成り立たない我が家の経済状況ですので、働きながら家事や育児をしなければ仕方のない状況でした。今から思いますと私たち夫婦は完璧を求めすぎていたように思います。 私も主人も「きちんとしよう」という思いが強すぎたように思います。そのことがけんかの原因になっていることに気づいて、あらためて主人と家事や育児について話し合いました。そこで結論として出たことが「分担」と「手抜き」です。主人の母親からも「方の力を抜いて」という声をかけていただき、二人の時間を以前より多く持つようにしました。 具体的には「今日はレトルトカレーとサラダでいいか。」や「(我が子に)こぼしちゃダメ!」を禁句にしよう!」など夫婦間で約束をしたのです。私自身は「家事や育児をゆっくりしよう。今日間に合わなければ明日でもいいか。」というように思うようにして生活しています。』

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける?9:書くことで変わる!

ここに、一日の終わりに日記をつけることで、家事や育児に大きな影響を与えたという方のお話をご紹介します。これをご主人とお二人で毎日寝る前にできればいいなあと思うことが大切で、そうすることによって「今日の家事や育児の様子」について反省もできるし、いいところを褒め合うことができるということですね。 『「今日はあれができなかった。」ではなく、「今日はこれができた!」と思うようにしました。1日は何といっても24時間です。また、夜も0時には寝たい・・・そんな思いを持ちながら毎日を送ってきました。しかし、できないことが嵩むと頭で整理ができなくなることに気づき、日記を書くようにしました。 この日記には何を書いてもいいという思いを持って書き始めました。書いていて気付いたことは「書くことによって発散できている」ということです。あれもこれもできなかったと書くことで、「これはもういいか!」「これは明日しよう!」と、自然に優先事項を決めている自分に気付いてきました。』 日記というものは、多くの方がその日の出来事や反省を書き留めています。ご夫婦で就寝前の30分に一緒に書く時間を設けている方もおられます。そうすることによってお互いの会話にもなるし、夫婦円満となるきっかけになるのですね。この方のように、いつの間にか、しなければならないことの優先事項を決めていたという、非常に大切なことをされているのです。

【共働き夫婦の家事分担】家事が結婚生活の明暗を分ける? まとめ

いかがでしょうか。家庭において家事や育児をきちんと分担することがいかに大切なことであるかお分かりいただけたものと思います。共働き夫婦においては、家事や育児を分担することは絶対に必要ですね。夫婦どちらも忙しい平日、お互いが休める家族団らんのひと時・・・共働き夫婦の間では、お互いが(どちらかというと奥さん)いろいろな配慮をすることが必要でしょう。 女性の社会進出が進む中で、それに伴って共働き世帯も増えています。好きあって結婚したのですから、離婚という言葉は絶対に出ないようにしたいものです。また、お二人で話し合って決めた共働きですから、家事や育児で奥さんばかりがたいへんになることだけは避けていきたいものです。離婚なんて頭をよぎることはありません。