【引っ込み事案な人の特徴】その原因と改善策

引っ込み思案は、言い換えれば恥ずかしがりという意味です。前向きの反対で後ろ向きな人のことをいいます。恥ずかしがりやのほかにも類語として「照れ屋」や「内気」「シャイ」「人見知りが激しい」などの意味があります。テレビを見ていましても役者さんの中にも照れ屋さんがいたり、シャイな方がいたりしています。 しかし、一方で引っ込み思案の類語として「ネクラ」や「陰気」という言葉があります。このような類語は人前で言うことはほとんどありませんが、陰で言われていやな思いをされる方もおられます。この悪い意味での類語があるので、引っ込み思案の性格はなおした方がよいですね.

引っ込み思案な人の特徴1:積極的でない

後述します「目立つことをしない」という意味とよく似ていますが、引っ込み思案の人は積極性がないことが特徴と言えます。自分から同僚や仲間に仕事上の内容ぐらいしか話しかけることがありません。仕事上であっても「こんなことを聞いていいのかな。」「これでいいかどうか誰に聞こうかな。」という思いを持ってしまうのです。考えすぎて話す機会を逸することが多いのが特徴です。 積極的でない人は、日常生活においても引っ込み思案になっています。頭では多くのことを考えて実行しようと思いますが、誰かがまずやってくれないと自分はしないという信念のようなものを持っているのも特徴と言えるでしょう。人と話をしていてもうなずくだけという人が多いです。

引っ込み思案な人の特徴2:自信がない

まさしく自信を持っていない人は引っ込み思案な人の特徴と言えます。これは、子どもの頃の引っ込み思案とは少し意味が違います。子どもの頃は、自信がないということではなく、どちらかと言いますと類語の「シャイ」という意味なのです。しかし、大人になっていくにしたがって社会性を身に付けていくに連れて「シャイ」な部分も解消し、自信をつける場面を経験することで、引っ込み思案ではなくなっていくものです。 大人になってから自信が持てないという理由で引っ込み思案な人がいます。少し意味が違いますが類語として「ひきこもり」という言葉がありますが、まさしく自信がないとひきこもってしまうものなのです。その心理状態は「外に出るのが面倒だ」「もともと引っ込み思案でそれがひどくなってしまった」などです。 さらには、内面だけでなく、容姿を含めた外面に自信が持てない場合もあります。容姿は案外自信がないという特徴で大きなウェイトを占めます。恋人もできないということで悩み、友人とも良好な人間関係を築くことができない状態になっています。引っ込み思案の人の特徴として「自分はだめだ」という思いこみも影響しているのです。

引っ込み思案な人の特徴3:目立つことをしない

引っ込み思案な方の特徴として次にあげますのは、類語の「目立つことをしない」ということです。周りの人の視線を過剰に気にしてしまうと自分から進んで物事をしようとしないという状況があります。ビジネスにおいて会議などでも「発言を自らしようとはしない」のが特徴です。別に初めに発言をしても目立つことにはなりませんが、それを「目立つこと」と捉えてしまい、発言などを拒んでしまうのです。 このように、引っ込み思案な人は、自信がありませんので、目立つことをせず「いるのかいないのかわからない」存在になっていることが多いです。ですから会社組織においてもチームリーダーや主任という役職に就くことを拒みます。たとえ指名されたとしてもうまくまとめられないでしょう。

引っ込み思案な人の特徴4:ネガティブな言動が多い

引っ込み思案な人にありがちな特徴として、ネガティブな言動が多いということです。例えば会社のチームで何かの取組みをする際に「自分がしてもうまくいかないだろう」というネガティブな考えが浮かんでしまいます。このことは、口に出さなくても周りの人たちにはわかるものです。「この人とは関わりたくない」という思いを持たれてしまいます。 「だめかなあ。」や「うまくいくかなあ。」などが口癖になっている方がいます。引っ込み思案な人がよく口にする言葉です。このようなネガティブな言葉を使う癖がついてしまうと、きっとあなたの周りから人は去っていくでしょう。ネガティブな言葉を言いかけたときに言葉を飲み込むようにすればいいのではないでしょうか。

引っ込み思案な人の特徴5:口数が少ない

引っ込み思案な性格は、口数が少ないということも特徴の一つです。上述しました特徴があるがゆえに生まれる特徴ともいえます。ですから、大きくいえば、人生においてかなり損をするタイプということが言えるでしょう。引っ込み思案な人は、今、その一言が言えないのですね。それが重要なことであっても言わないのですから、非常にもったいないといえます。 こんな損はしたくありませんね。自分がそこで言いたいことが言えないなんてほんとうに損だと思います。口数が少なくても「言うときにはきちんと言える」人になっていく必要があります。

引っ込み思案な性格の原因1:恥をかいた経験がある

人は、自分の今の性格を考えるときに、過去の経験が大きく働きます。例えば高校生の頃に、授業中に意味がわからずに変な答えをして恥をかいたこと、また就活の面接で頭が真っ白になって答えることができなかったことなど、だれにでもある経験だと思います。しかし、引っ込み思案の人は、その経験が強く印象に残り、トラウマのようになって何度も夢で見るなど、恥をかいたらどうしようという思いが先に立ってしまうのです。 人は案外嫌な経験が心に残るものです。心が認識してしまうのです。恥をかいた経験が大きければ大きいほど、引っ込み思案になってしまう可能性が大きいということです。 恥をかいた経験は、このように自らの性格まで変えてしまうということにつながるのです。そして、最終的に引っ込み思案になってしまうのですね。

引っ込み思案な性格の原因2:いじめを受けたトラウマ

いじめ・・・今の社会で大きな問題になっていますが、いじめそのものが解決したとしても、いじめられた人の心の中には強くその時のことが残ると言われています。いじめは、その人の性格まで変えてしまうということなのです。いじめられる前には明るい性格で積極的だったのに、仲間はずれなど、強度のいじめを受けてしまうと、引っ込み思案な性格になってしまったという例は多いです。 このようないじめを受けた経験は、「人が信じられなくなる」という状態になっていくのです。いじめられている間は、誰にも相談もできず、暗くさびしい思いになります。「自分が悪いのだろうけど、どこが悪いんだ?」という葛藤に悩んでしまうからです。 このようないじめを受けた人は引っ込み思案な人になってしまうのです。

引っ込み思案な性格の原因3:誰かと比べられて育った

兄弟のいる家庭において幼少の頃から兄と比べられて生きてきた人に多いことが原因になって引っ込み思案になったという人も多いです。「兄は遊んだらすぐに片付けるのに弟のあなたはいつまで経っても片付けない」「兄は言ったことをすぐにするのに、弟のあなたは何度行っても聞かない」などネガティブなことばかりいわれて育ってきた人が引っ込み思案になるのです。 要するに抑えられて生きてきているからです。このような家庭環境が生み出す引っ込み思案もあるのです。もちろんこれは社会人になっても同様のことがあります。上司から誰かと比べられてネガティブなことばかり言われていると大人になってからでも引っ込み思案になってしまいます。

引っ込み思案な性格の原因4:生まれつきの性格

これは幼少の頃というよりも天性のものと捉えてください。生まれ持った性格としての引っ込み思案です。人間の性格は、いろいろな要因で変わるものと言われますが、やはり変えようのないものがあるようです。引っ込み思案の人は、人を見ようとしない、人一倍気をつかうなど幼少の頃からそういうところがあります。 そういう人はプライベートであってもビジネスにおいても同じような性格なのです。しかし、引っ込み思案でありながらも、野球がうまかったり、テストでよく100点を取ったりと、周囲を驚かせることもあります。とはいうものの、ビジネスではやはり損をするタイプということは言えます。

引っ込み思案な性格の改善策1:思い切るということ

さて、ここからは引っ込み思案を克服する方法について、その体験談も交えてご紹介します。まずは「思い切る」ことを実践された方の体験談です。 『私は、小学校の頃から、失敗を恐れて思い切った行動が取れず、引っ込み思案な性格でした。大学入学後も目立たない性格は変わらずにいました。ちょうど大学2年生のときに、友人から誘われた合コンである男性から声をかけられ、お付き合いを始めました。 引っ込み思案な私ですから、「お付き合いをしていても楽しくないだろうな。」という思いで何度かデートをしました。ある時彼が「自分もどちらかと言うと引っ込み思案なタイプだったけど、高校時代の先輩から、遠慮していたらなんでも損をするよ、と言われて、そのころから思いきることを心がけてきたという話をしてくれました。 その話がきっかけで、私も思い切ることを心がけています。就職しても今までの引っ込み思案な私ではない堂々とした私がいることに、今満足しています。先日はコンペの司会までやりました。今もお付き合いを続けている彼からは、「最近何でも言うようになったなあ。負けるよ。」とまで言われています。』 いかがですか。思い当たることはありませんか。引っ込み思案を改善したという方のほとんどがあるきっかけで「思い切った言動をした」と言われています。人が変わるときにはきっかけというものが必要で、この方は「引っ込み思案は損をする」と教えられたことがきっかけとなったのです。

引っ込み思案な性格の改善策2:自分を褒める

自分を褒めるということは、普段はなかなかしませんね。そんなことは照れくさくてできないよと言われるかもしれません。 『私は、なかなか引っ込み思案な性格から抜け出せず悩んでいました。というのも、大学4年生になってもうすぐ就職活動が始まるからです。先輩からも「君のような引っ込み思案なタイプは就職では不利になると言われていたからです。会社は積極性のある人を選ぶに決まっています。 原因もわからず悩んでいたときに、ある雑誌で「自分を褒めましょう。自分のいいところをいっぱい見つけましょう。そうすれば自信がついて積極的になれますよ。」という記事が載っていました。「自分を褒める」なんてしたことがなかったので、はっとしました。その日の夜寝る前に「今日の自分を褒める」ことを実践しました。 「今日のゼミでは私なりの考えがしっかりと言えた!」「今日は友人のAのためにノートを貸してあげた!」「今日のお弁当の味はなかなかよかった!」など、些細なことでも自分を褒める習慣を意識するようにしたのです。そうしているうちに(私のいいところもこんなにあるじゃないか)と思えるようになり、友人や家族との接し方にも変化が表れたように思います。』 「自分を褒める」なんて難しいと思われる方も多いでしょう。日本人には自尊感情(自分のいいところを知っているか)が欠けているとも言われます。一度自分を見つめ直す時間を取ってみてください。あなたにも必ず褒めるところがあります。それを見つけて自信として引っ込み思案な性格を変えてみましょう。

引っ込み思案な性格の改善策3:見える化

引っ込み思案を克服するもう一つの方法としてご紹介したいのが、見える化です。引っ込み思案な人は、自分の引っ込み思案なところを、ざっくりとでしか見ていないのです。『私の「引っ込み思案」対策をご紹介します。それは「見える化」です。私は、就活で面接を受けているときに「うまく話せない自分に苛立ちを覚え、専門家に相談に行きました。」原因はわからず病気とまではいえませんが、今の私に納得ができなかったのです。 病院で先生から言われたのは「引っ込み思案な人は山ほどいるから心配しないで。ただ、そういう人に私がアドバイスをしていることは「見える化」です。あなた自身、引っ込み思案になっている原因がわかりにくいけど、具体的にどんな場面のあなたが引っ込み思案なのかわかる?」・・・私はドキッとしました。わからないのです。人前は苦手ということを思いこんでいる自分に気付いたのです。 先生に言われて、その日から自分の引っ込み思案なところを書いていくことにしました。「友人グループで盛り上がっているのに話そうとしない私がいた」「友人にお願い事をしたかったのに話さないで終わった」というように書いていきました。そうしていくことによって、引っ込み思案だと思っている私にできたことはなかったかと反省を繰り返しました。 このような分析をおこなうことで、私のよさにも気付くようになり、なおすところはなおして、引っ込み思案なところは私の個性と思うようにしようと決心したのです。その後、就活もうまくいき、会社員1年生として引っ込み思案な私も抱えながらがんばっています。』 自分は引っ込み思案だと思い込んでいる方に多い例です。自分自身を見つめましょう。ひょっとしたら引っ込み思案な部分とそうでない部分があるのかもしれません。しっかりと分析をしてみてください。

引っ込み思案な性格の改善策4:話し慣れること

『私が「話し慣れること」によって自分の引っ込み思案な性格を克服したお話です。自分の言いたいことが話せない・・・そういう方も多いですね。これは、語彙数不足ともいえます。言葉を知らないということです。このことが引っ込み思案を生み出していると思うのです。私自身そう感じたのは大学生の頃で、自分の言いたいことが口にできない自分を痛烈に感じた場面があったのです。 大学1年の授業の中で討論会が会ったときのことです。ある程度自信はありました。しかし、いざ討論が始まるとみんなはどんどん発言するのに、聞き役のように黙っている自分に気付いたのです。もともと引っ込み思案だと思っていたのですが、こんなにも発言できない自分が情けなくなりました。 「なぜ?」その時考えたのは、話し慣れていない、言葉を知らないのではないかということでした。その日からまず実践したことは、本や新聞を読んで言葉の数を増やすこと、家族と話をする時間を持つことでした。2年になって、ようやく人前で話すことにも慣れてきて、討論の機会があった時にも発言ができるようになったのです。 「私は・・・だと考えますが○○さんはどうでしょうか。」このような言い回しを覚え、また話すときに必要な接続詞についても新聞や本から学んだように思います。引っ込み思案な性格の私でしたが、このように言葉数を増やして「話し慣れること」でかなり改善できたと思っています。』 慣れ、あるいは習慣というもので引っ込み思案を改善された方の体験談です。例えばパソコンのキーボードに慣れるためには、基本を覚えて打ち込んでいくことですね。同じことです。「人と話すってこういうことか」とわかった時点で話し込んでいくこと、それが引っ込み思案の改善になります。

【引っ込み事案な人の特徴】その原因と改善策 まとめ

いかがでしょうか。引っ込み思案な人の特徴と原因、類語そして改善策についてご紹介しました。引っ込み思案の原因の多くは、自分に自信がないことでしょう。自信がないところは、ご紹介しましたように、容姿であったり話し方であったり様々なことが考えられます。その人それぞれで引っ込み思案の類語や意味、捉え方が違うのです。 今、引っ込み思案で悩んでいる方にとってみれば、自分に自信を持つことは簡単ではありません。ただ、反対の意味で「自信過剰な人」よりは救われるように思います。少しずつでいいですから、類語でもご紹介しました改善策を参考にしていただければと思います。最後になりますが、笑顔を忘れないということも大切なことです。人は笑顔の人と話したがっていますよ。