【コンプライアンス 意味】現在問題視されているコンプライアンスについてまとめてみた

「法令遵守」を語源とする言葉をよく耳にします。コンプライアンスです。これは企業や医療現場などにおいてスタッフが守らなければならないのがコンプライアンスなのです。ですからコンプライアンスは「企業や医療現場においてスタッフが社会規範に反することなく公正・公平に業務を行うこと」という語源・意味があります。この「社会規範に反しない」という部分だけ取り上げると、コンプライアンスは、「法律」だけではなく「社内規定」も「社会倫理」も語源の中に含まれてきます。 日本でのコンプライアンスは、特にビジネスにおいては、英語であったとしても顧客対応を主とするところが多いのも現実になっています。顧客から信頼を得るためには、誠実でていねいな対応をしていかなければならないということです。顧客や社会から認められてこその企業であるということですが、万一、一社員によるコンプライアンス違反があれば、一瞬にして信用をなくすという怖いものでもあります。

コンプライアンスの意味を意識させるためには

では、コンプライアンスを社員や医療スタッフに意識させるためにはどのようにしていけばいいのでしょうか。その一番のきっかけは「我が社でもそろそろ社内規律というものが必要なときではないか。」というコンプライアンスの語源に基づく思いを持った時がチャンスです。多くの事例を扱ってきている弁護士さんなどを講師に招いて、企業や医療における新任研修の勉強会や社内研修などでそのコンプライアンスの語源のことも含めて講演いただくといいでしょう。 また、一般的にも今の企業や医療現場のコンプライアンスを考えたときに、小さなことでもコンプライアンス違反が起こってしまったら企業の業績や医療現場にも大きく影響することを管理職が意識することが重要です。管理職はもちろんのこと、医療スタッフや社員全員が、常にコンプライアンスを意識した行動をとることが求められているのです。

コンプライアンスづくりに取り組む一方策を考える意味

管理職が社員に対してコンプライアンスの遵守を押し付ける企業があります。もちろんコンプライアンスの資料を渡して、「遵守するように」という語源でも間違いではありません。しかし、それでは社員の心に響かず、「うちの会社ではコンプライアンス研修をやっていますよ。」という形だけの語源に終わってしまうでしょう。

コンプライアンスに取り組む覚悟

そこで提案です。コンプライアンスを社員に浸透させる方法をご紹介します。それは、社員と管理職が共に作るコンプライアンスです。一方的な申し入れでは浸透しないので語源についても触れながら一緒に考えながら作っていく、学んでいくという方法です。社員にしても、管理職も一緒になってコンプライアンス問題に取り組む覚悟があると思うことでしょう。次にご紹介します2例は、コンプライアンスに関わるUSBメモリーの扱いに関するものです。

コンプライアンスづくりに取り組む一方策を考える意味:例1

『A社では、社会情勢を踏まえ、コンプライアンスに関わる研修会が必要であると判断し、社長以下全員が週末の金曜日に1時間限定でコンプライアンス研修会を実施することを予告した。講師を招いて、その内容について、各自にレポート提出を会社から支給しているUSBメモリーで提出するように求めた』 これだけのことで、コンプライアンス遵守に大きな効果があったようです。わかりますか。そうです。会社から支給しているUSBメモリーでの提出です。私たちは、日常のビジネス業務を行っている時に、時として油断が起こるものです。「自分の私的なものも含めた予定をUSBメモリーに保存した」「社内メールで届いた私的なアンケート調査をワードでUSBメモリーに保存した」などのコンプライアンス違反です。 この社長自らの予告によって、間違いなく会社支給のUSBメモリーは、クリーンな状態になったことでしょう。これは、社員がUSBメモリーを仕事以外のことに活用しているのではないかと感じた管理職が、コンプライアンスの観点から提案したものです。

コンプライアンスづくりに取り組む一方策を考える意味:例2

『B社では、コンプライアンス研修を実施した最後に、講師が次のように言われた。「これで終わりますが、今日私がお話をさせていただいたことの感想をぜひ聞かせていただきたく思います。宿題という形で恐縮なのですが、皆さんは社内USBを今持ってきていただいていると思います。それを本日持ち帰って明日の朝一に、○○課長さんの方へ提出してください。よろしくお願いします。」』 「何を言っているんだ?」と思われた方は正解です。実はこの講師さんは、宿題のお話をされた後に、社員からの「何を言っているんだ?」というコンプライアンス違反だという声が欲しかったのです。社内USBはいかなることがあっても持ち出してはいけないということです。コンプライアンスはこのように、管理職も社員も一緒になって印象的に学んでいく方法がいいですね。

コンプライアンスの意味がまだ浸透していないわけ

企業や医療現場によってはまだまだスタッフ・社員にコンプライアンスが浸透していないと悩まれている管理職の方もおられるでしょう。しかし、管理職の立場の方も、例えば「いくら社のグループ企業であってもその取引きにおいて不明な点があればコンプライアンス上問題になる」ということも知っておいていただきたいと思います。

USBを管理するということ

USBの管理という点から見てもこのような事例があるのです。ですからコンプライアンスに該当する事例はまだまだたくさんあります。一日の研修では到底無理なことがお分かりいただけると思います。会社組織として、また、医療組織として朝会で行うなどして日々コンプライアンス研修の機会を設けながら、管理職が社員と共にコンプライアンスについて学習しお互いに意識を高めあって行くことが望まれます。 コンプライアンス違反といわれるものは数多くあります。上述のようなUSBメモリーの紛失などは典型的な例ですが、一会社員、一医療スタッフとしてビジネスや治療をしていくときにコンプライアンスを常に意識しながら仕事に当たることが重要になります。以下、コンプライアンス違反の例をごしょうかいしていきます。

コンプライアンスの意味がまだ浸透していないわけ 例1:苦情・クレームなどの対応

会社には組織があります。社員は、会社の代表として、たとえ英語での取引先や顧客の対応であっても常にコンプライアンスを意識していかなければなりません。会社にはよく、苦情やクレームが寄せられます。そんな時に、あなたが英語で対応したとしましょう。その対応、言い換えればあなたが相手に言った言葉や渡した書類などは、あなたの言葉、書類ではないということです。 お分かりいただけるでしょうか。会社としての言葉、書類なのですね。このことがわかっていない会社員が多すぎるとも言われます。もし、あなたが、自社の秘密情報についての書類を誤って渡してしまったとしたら、あなたの責任ではあるものの、コンプライアンス違反として会社に非常に大きな損失を与えてしまいます。 会社で仕事をしている以上、会社として対応しなければならないということです。どうしても取引きや契約の流れで自己判断をしてしまいがちです。それがコンプライアンス違反になることがあることをしっかりと自覚しておかなければなりません。

コンプライアンスの意味がまだ浸透していないわけ 例2:不適切会計

「粉飾決算」という言葉を時々ニュースなどで耳にされることもあるでしょう。この粉飾決算だけではありませんが、不適切会計というものは、コンプライアンス違反の典型的な例と言えるでしょう。粉飾決算は、会社が意図的に不正な会計処理を行うもので、会社ぐるみの責任を問われることになります。 しかし、お金が絡む問題では、個人がかかわるような不適切会計も多いのは事実です。このような会計処理がなされていることが表立ったときには、取引先はもちろんのこと、顧客に対しての信用を失うというコンプライアンス違反になります。一人の責任では済まなくなるのが、不適切会計のコンプライアンスなのです。

コンプライアンスの意味がまだ浸透していないわけ 例3:機密情報の漏洩

上述しましたUSBメモリーの扱いに関係しているコンプライアンスです。ビジネスにおいては、会社間の情報交換や社内での機密情報などがありますが、このような情報については、決して第三者に漏洩してはならないというコンプライアンスです。よく、あるケースとしては、家族間や友人間ならいいだろうという勘違いです。また海外との取引きを英語で行う場合にも留意したいところです。マスコミでも時々事件として取り上げられますが、株価情報を英語で海外に流してもインサイダー取引となりコンプライアンス違反として罰せられます。

コンプライアンスの意味がまだ浸透していないわけ 例4:脅迫

よく企業と下請け会社の間で起こるコンプライアンス違反の例です。一例をあげますと企業による下請け会社への無理なコストダウンの要求です。これは、下請け会社に対してのパワハラとでも言うのでしょうか、圧力をかけて行うことが多いようです。権力を武器にして脅迫するという場合もあるようです。双方の利益につながるようにすることを常にコンプライアンスを意識して仕事をしていかなければなりません。

コンプライアンス遵守は会社の義務

「会社を存続するために売り上げ以上に重い企業責任」とまで言われるぐらい重要なコンプライアンスということになります。このコンプライアンスは、会社責任ではありますが、それだけに社員一人一人が、仕事をする上で十分にコンプライアンスを意識して、働かなければならないということです。 日本でもようやくコンプライアンスと言う言葉が一般化し、多くの人が意識するようになって来ました。もともとコンプライアンス遵守ということの意味は法律や倫理に従うと言う当たり前のことなのです。ただ、新たな課題として、従うべきルールが変動することがあるということです。ですから、各会社でコンプライアンス研修を定期的に実施するなどの方策を取らなければならないということです。

【コンプライアンス 意味】現在問題視されているコンプライアンスについてまとめてみた まとめ

コンプライアンスは、豊かな国だからこそ必要になってくるという考え方もあります。経済成長を続ける日本において、その経済的余裕から、倫理的な問題や顧客対応の問題に至るまでの事案が発生してしまうのです。さまざまなコンプライアンス違反は、経済的な成長の裏返しとも言えるのですね。ビジネスにおいては、このように、社会的倫理を守りながら公平・公正な取引きを心がけることが必要になっています。 また、企業のグローバル化によって、海外取引きが多くなってくると英語による共通のビジネスルールも必要になります。これが、英語のコンプライアンスなのです。どの国も共通の英語のビジネスルールを守ってこそ取引きが成立するわけです。しかし、英語訳が国によって違うというケースもあります。コンプライアンスに十分に注意しなければならないことです。