【嫌がらせの心理】嫌がらせをする人の特徴と上手な接し方

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しつこい嫌がらせに困っていませんか?

あなたは、しつこい嫌がらせをしてくる人に困っていませんか?どうしていい大人がそんなに嫌がらせをしてくるのでしょう?嫌がらせをする人には、あなたが納得する、しないに関わらず、その人なりの心理があります。それは、はたからは窺い知ることの出来ない、小さな原因によるものかもしれません。 嫌がらせのキッカケは、あなたに対する嫉妬や恨みかもしれませんし、単に誰でもいいから嫌がらせをしたいという心理なのかもしれません。あるいは何かに追い詰められた結果かもしれません。それでもそうした負の心理が大きくなり、あなたを見ているだけでイライラするようになり、あなたの存在そのものが許せない、などに繋がってしまうこともあるのです。

対応が難しいのが大人の嫌がらせ

いじめや嫌がらせは子供の頃から見られますが、大人は子供以上に心理が複雑です。そのため嫌がらせを解決するのに苦労がかかります。 まず、子供と違って直接的な嫌がらせをする事が少なくなります。嫌がらせの証拠を残すような事もありません。嫌がらせをするのに上司や部下を巻き込んだり、仕事で必要な情報を伝えなかったり、大事な会議に呼ばなかったり、他の人が見ても分からない方法で嫌がらせをしてきます。手口も巧妙になります。 あるいは仮に証拠が残るようなことであっても、上司部下の関係の中だと、それを使う勇気が出なかったり、握りつぶされる事もあります。いわゆるパワハラもその中に入るでしょう。そして学校と違って、会社は自分で辞めない限り非常に長い期間を過ごす場所であるため、嫌がらせをされても長い時間、逃げ場がなくなり、心理的に追い詰められてしまします。

嫌がらせする人の心理や特徴、嫌がらせをする原因とは?

では、しつこい嫌がらせをする人の心理は、いったいどのようなものになっているのでしょうか?ここでは嫌がらせをする心理について、いくつかのパターンに分けて説明します。

嫌がらせをする人の心理①:溜まったストレスを発散している

しつこい嫌がらせをする人の多くは、ストレスを感じて貯めているという心理があります。これは大人も子供も変わりません。特に男性はストレスを発散させるのが苦手な人も多いため、そのはけ口が同じ職場の人に向かってしまうのです。 このタイプの大人は、ちょっとした事でストレスを抱えてしまう心理面の弱さがあります。そんな時、誰かに嫌がらせをして相手が苦しむ姿を見ることで、自分のストレスを解消させていくのです。特に文句の言えない部下に対しては、遠慮をする必要もありません。 そして上司が部下に嫌がらせをすると、その部下が今度は自分の部下に嫌がらせをして…という心理の連鎖となります。男性社会はピラミッドを作りやすいため、会社全体が負の心理で覆われてしまう事もありえます。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

嫌がらせの心理の原因がストレスであるため、抱えているストレスを軽減できれば、嫌がらせもそれに合わせて軽減できる可能性があります。ストレスが一過性である場合は、その原因が過ぎるまで待つ手もあるでしょう。 しかしストレスの元凶部分に手が出せない場合は、こちらで出来ることは少なくなってしまいます。少し離れた位置から見ていて「ストレスを感じているなあ」と思ったら、嫌がらせにとる直撃的な被害を受けないように距離を取ってみると良いでしょう。

嫌がらせをする人の心理②:単に意地悪したい、いじめたい

嫌がらせをする心理の原因がストレスならば、まだ分かりやすいのですが、中には単に相手の嫌がる顔が見たいだけ、という理由で嫌がらせをしてくる大人もいます。 そうなると嫌がらせの相手は誰でもよくなってしまうので、どうにも手が付けられません。嫌がらせ自体が目的なので、原因を特定・解決して止めさせるという方法が取れません。 普通の人には理解しがたい心理ですが、実際にそういう大人は存在します。困ったことに、それで会社員としての能力や成績が良い人もいて、会社も嫌がらせをしている人に強く言えない場合もあります。能力が高いので、他の人から見たら嫌がらせではなく「熱心に指導している」と見えてしまう事も有るくらいです。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

こういう心理を持つタイプの場合も、対処方法が困る相手の一つです。ただし相手も社会的立場のある大人です。許していい範囲と、許されない範囲があります。本当に酷い嫌がらせを受けたと思ったら、その上の上司や人事部などに相談する事を考えましょう。

嫌がらせをする人の心理③:女性の嫌がる顔を見たい

男性の中には、女性に嫌がらせをして、相手の嫌がる顔を見たいという心理の持ち主もいます。相手の反応を見て楽しむことが目的なので、決して相手を辞めさせたいわけではありません。 生かさず殺さず、相手が被害を訴えるほどの嫌がらせは敢えてしません。仮に訴えられた場合でも、通常の職務の範囲内と判断されるギリギリで抑えるなどの知能犯です。特に男性上司が女性の部下にしがちな、しつこい嫌がらせです。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

男性上司が女性の嫌がる様子見たさに嫌がらせをするというのは性的な心理も入ってきており、パワハラでありセクハラです。現代の基準においては、決して許されるものではありません。 但し、そうした相手は嫌がらせの証拠となるようなものを残さかったり、嫌がらせではなく業務上の指導であると言って逃げ切る知能犯である可能性があります。また、そもそも目的が「嫌がる顔を見たい」という幼稚な心理ですから、その手に乗らずに毅然とした態度を取る、クールに受け流す、常に笑顔で返す、などの対応を取ることで、相手の男性がつまらなくなって手を引く可能性はあるでしょう。

嫌がらせをする人の心理④:孤独である、寂しがり屋

少し意外なことですが、嫌がらせをする大人の中には、孤独感を持ち寂しがり屋であるという心理を抱える人もいます。こうした心理を持つ人は男性でも多く、特に家庭がうまく行っていない既婚男性や、友人関係が希薄な独身男性、会社で部下に慕われていない男性上司などは、こうした心理を抱えてしまいがちです。 女性の場合、孤独や寂しさを感じた時は、他人と仲良くしようと思うものですが、コミュニケーション能力が低い男性の場合、どうしたら相手と仲良くなれるのか、分からない事が多いのです。そのためこうした男性は乱暴な手段で相手をしてもらう事で、孤独や寂しさを埋めることになります。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

こういうタイプは、嫌がらせをした相手が反応を返すと、嬉しくなってしまう心理を持っています。嫌がらせに対して、怒っても泣いても効果がないので厄介です。ここが「女性の嫌がる顔を見たい」タイプと異なる点で、良い顔を返すと逆効果にもなってしまいます。 相手は孤独を埋めたい心理を持っているわけですから、例えばみんなで少し構ってしてあげる、意識して話を振ってあげる、などが嫌がらせへの有効な手段として考えられます。一人でやると変に好かれてしつこくされてしまう危険もあるので、あくまで「みんなでやる」が大事です。 そうして適度なコミュニケーションが生まれて孤独感が癒やされると、一転して「良い人」になってくれる可能性もあります。

嫌がらせをする人の心理⑤:自分に自信がない

人に嫌がらせをするというのは、自分の自信の無さをカバーするため、隠そうとしているため、という心理の場合もあります。なぜなら嫌がらせをして他人をおとしめることで、代わりに自分が優位になれるという心理があるからです。そうして自分の自信の無さを埋めて行くことができるのです。 このタイプは被害者意識が強く、心理的に不安定。いつもイライラしていたりします。時には八つ当たりのような嫌がらせもあるでしょう。自信がないということは、周囲からの評判も悪い事が多く、必ずしも出世している男性に限りません。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

この手嫌がらせをする男性も、扱いが難しい心理のタイプと言えるでしょう。自信は自分で身に付けてもらう他ないからです。ただ自信がないという心理は、権威や権力に弱いという事にもつながります。ですからその人のさらに上司にあたる人に相談してみると、嫌がらせを封じ込めることに効果的かもしれません。

嫌がらせをする人の心理⑥:不安がある

不安を抱えて心が休まらない人も、嫌がらせをする心理の持ち主です。いつもオドオドしている人は、自分を守りたいがために先に他人を攻撃します。嫌がらせをすることで心のバリアを張ります。まさに攻撃は最大の防御という心理で嫌がらせをしてきます。 嫌がらせをされる方にしてみたら、たまったものではありません。 また、上で記した自信の無さも、不安感に繋がります。とくに男性は肩書や立場に敏感です。自分の地位を脅かす可能性のある相手に対して攻撃的になりがちです。そうした心理が元で、嫌がらせに至る事もあるでしょう。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

こういう心理を持つタイプの場合、時には本人にも嫌がらせをしているという意識が薄い場合があります。 例えば、急に嫌がらのような態度が増えたなと思ったら、もしかしたら最近、何か心理的な不安を感じるような出来事があったのではないか?と考えて、さり気なく聞いてみるような事で、嫌がらせの原因を突き止めることが出来るかもしれません。

あなたを狙って嫌がらせをしてくる人の心理

さて、ここまでは誰に対しても嫌がらせをしてくる心理を持つ人の話をしてきましたが、ここからは「あなたを狙って嫌がらせをしてくる人」を分析しましょう。 あなたにだけ迷惑な嫌がらせをしてくる、そんな人はどんな心理を持っているのでしょうか?歪んだ心理ではありますが、嫌がらせの矛先が自分に向かっている以上、その心理を知っておく事は必要です。

嫌がらせをする人の心理⑦:自分より実績を挙げているから貶めてやりたい

この嫌がらせは、特に男性の場合に顕著です。もともと男性は組織の中での自分の評価に敏感です。心理的にプライドの高い生き物と言えるでしょう。 もしあなたが女性で、相手の男性よりも高い実績を上げたり、周囲からの高い評価を受けていたとすると、ますますもって心理的に許せず、不愉快を感じてしまう事があり得ます。 あなたが男性の場合でも、あなたの方が年下であれば相手の男性はプライドが傷つき、自分を脅かす存在として見ることになります。そうなると全力で排除したい心理に陥り、嫌がらせをする原因になってしまいます。 そんな時、相手に嫌がらせをしてパフォーマンスを落としたり、周囲の評判をガタ落ちにする事が出来れば、自分の地位は安泰となって心理的に満たされます。嫌がらせをして相手を上から見下すことで、優越感を得るのです。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

相手が如何に「自分より実績を挙げているから嫌がらせをしてやる」という心理だったとしても、では自分の実績を下げますとは言えないでしょう。 こうしたタイプの嫌がらせは、男としてのプライドが傷ついた事が原因です。解決のためには、その折れたプライドを優しく立ててあげることになります。 一番シンプルなのは「自分が実績を上げているのはあなたのおかげです」と言うことです。そうなるとあなたの実績の一部が自分のものにもなるので、相手としては嫌がらせをする根拠が薄くなります。具体的には、誰が聞いても同じ答えが返ってくる質問を相手にして、後で「◯◯さんに言われたようにしてみました」と言う手があるでしょう。それで相手が心理的に落ち着くことで、嫌がらせを抑止できます。 そこで少しでも相手をバカにした態度を取ると、相手のプライドが傷ついて、新しい嫌がらせの原因になってしまいます。相手の心理を考えて、腰を低くした丁寧な応対をすることも必要です。

嫌がらせをする人の心理⑧:嫉妬心、不公平を感じている

仕事の実績とはまた別に、さらにあなたの責任でもなく、相手があなたに対して一方的な嫉妬を感じて嫌がらせをしている場合があります。 一番よくあるケースは、男性の上司が若い女性を贔屓しているのを見て、年上の女性がしつこい嫌がらせをしてくるパターンです。 これは男性の場合であっても発生します。自分以外の誰かが上司のお気に入りになり、自分が冷遇されていると思った場合、嫉妬や不公平感が渦巻く心理となるのです。その歪んだ心理のはけ口は、上司ではなく贔屓をされた部下の方に向かいます。 心理的に孤独感を抱えるタイプや自己中心的な性格のタイプであれば、嫌がらせをしたくなる心理はさらに、より強くなるでしょう。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

ここで難しいのは、例え職場の風通しが良く、あなたと上司や同僚との仲が良好でも、良好ゆえに「なんで自分は恵まれないのに、あなただけ…」という嫉妬からの嫌がらせを受けてしまう事です。 そうした嫌がらせへの接し方のポイントは、何に嫉妬をしているのかを特定して、そこを心理的に緩和してみせることです。上司の態度に嫉妬をされているなら、上司にそれを伝えて抑えてもらう事で、嫌がらせを起こす心理を弱められます。 あるいは、嫉妬を受けるくらいで丁度いい!と思えるような上昇思考の持ち主であれば、逆に上司経由で叱って貰う方法もあります。 ただ、男の嫉妬は女性よりも激しいと言われることもありますので、嫌がらせをしてくる相手が男性の場合は、上司も含めて、よくよく相談をすることが必要でしょう。

嫌がらせをする人の心理⑨:あなたの事が好きだから

一番最後に、嫌がらせを起こす心理としては、一番どうしょうもないパターンとなりますが、実はあなたの事が好きな男性が愛情表現が下手なだけという可能性もあります。 よく、好きな人には意地悪をしたくなると言いますが、そんな心理のまま大人になってしまった男性の場合です。もういい大人なのに、それをどう表現していいか分からず、嫌がらせを起こす心理になってしまうのです。 このような心理を持つ人は、よく言えば不器用で恥ずかしがり屋ですが、嫌がらせを受ける方にしてみればいい迷惑です。それでも相思相愛ならばまだいいですが、あなたにソノ気がなければ、明るい将来もありません。ただのしつこいだけの迷惑な相手であり、嫌がらせを起こす心理を弱めなくてはなりません。

その場合の嫌がらせへの上手な接し方

嫌がらせを起こす心理があなたへの好意の場合、万一、あなたも相手を気に入っているとしたら、ハッピーエンドも考えられます。しかし、相手がたいして好きでもない場合は、ダブルで迷惑な話になってしまいます。 いずれにしても、嫌がらせを起こす心理が、相手の好きの裏返しなのか、単に嫌われていただけなのかは、見極めておく必要があります。相手の心理がどちらのパターンなのか、男性の同僚などに聞いたり相談してみる事が必要です。

その他、しつこい嫌がらせする人への対処法

嫌がらせについて、嫌がらせのケースごとに接し方を紹介してきましたが、あらためて、嫌がらせをする人への対処法をまとめたいと思います。どのパターンの嫌がらせであっても、嫌がらせに対してある程度の効果を発揮する対処法です。

嫌がらせの対処法①:嫌がらせがイヤだとハッキリと伝える

結局のところ、どうして嫌がらせをしてくるのかは、分からないことも多いでしょう。勇気はいりますが、どうしてしつこい嫌がらせをしてくるのかを聞いてみる、やめて下さいとハッキリ言うことも必要です。 そうすることで相手の嫌がらせを抑制することが可能ですし、それでもやめないようなら、嫌がらせに対して更に強い態度を取ることも可能になります。

嫌がらせの対処法②:嫌がらせの原因を解決する

誰彼かまわず嫌がらせをしてくる人は論外ですが、何かの理由があって嫌がらせをしてくる場合、嫌がらせの原因を解決することを考えましょう。もしかすると、嫌がらせの原因は自分にもあって、やる気次第では嫌がらせを自分で変えることが出来るかもしれないからです。

嫌がらせの対処法③:嫌がらせする人と距離を取り、周囲を頼る

それでも嫌がらせが収まらない場合は距離を取るしかありません。どうしても関係が改善できない場合は、部署を変えてもらったり、席を離してもらったりを、上司や人事にお願いしましょう。その時点で、トラブルが起きていることを知らせる事にもなります。

嫌がらせをする人の心理と上手な接し方のまとめ

いかがだったでしょうか?しつこい嫌がらせをしてくる人の心理には多くのパターンがありますが、どのタイプであっても、あなたを苦しめることには変わりません。嫌がらせの種類によって対応法は異なりますが、最終的には相手とのコミュニケーションや周囲の理解、協力が必要になります。自分ひとりで解決しようとはしないで、原因の底から改善をしていくようにして下さい。