気をつけたい道路のセンターライン各種類(白線・点線・実線)

目次

●道路の白線には、どんな形があるの?

道路の白線と呼ばれるものにはいくつかの形状の種類・・・ 白い線で点線(=破線)のもの

白い線で実線のもの

黄色い線で実線のものなどがあります。

道路の中心部に「センターライン(=中央線)」として使われるときには、形状の種類として、黄色い点線(=破線)は存在しません。

使われ方の種類もさまざまで、道路の上で・・・ 1:線として(主として)走行位置である車線で、進行方向に対して平行に長く引いてあるもの

2:停止位置や速度をゆっくりさせたい位置などに、走行位置である車線に垂直方向に引かれているもの

この線の引き方では、手前の点線でいったん減速を促すものなどのほか、停止線との間で文字表示と一緒に用いられて二輪車などの停止位置を表すものもあります。

3:そのほかに、線をつかってさまざまな図形や文字が書かれているもの などがあります。

●道路の白線には、どんな目的があるの?

真っ先に子供が覚える「横断歩道」も線を組み合わせたものです。

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先ほどご紹介した3つの区分の種類では・・・ 1はたとえばセンターラインや路側帯を表すもの。 なかではもともと道路の通行区分=対向車線の上りと下りのようなものを「分けるため」にあるのがセンターライン(=中央線)。 高速道路や大きな通りでレーンをいくつかに分ける線は「区画線」「車線境界線」などといいます。 この線の設置や規格は「標識令」によって定められており、「車道中央線(=俗にいう中央線、センターライン)」「車線境界線(=車線の区切り)」「車道外側線(=路肩の実線)」などの線の種類があります。

また2では停止線や横断歩道を表すもの、カーブなどで速度を落とさせたい道路位置や見づらい道路面の斜度が設定されている位置などに、見やすいように垂直に白線が何本も引かれているものなどがあります。

峠の急カーブなどによくみられる線。 危険個所に向かって線が詰まっているため、高速走行ほど速度を高く感じやすく、危険に気づきやすくなる+速度を落とすといわれます。 山中によくみられる理由として、照明器具が足りず、さらに前照灯の光が吸収されがちで、傾斜や道路端が見づらいため、こうしたものを多用することで、見やすさを演出しているケースも。

※ 蛇足ですが、安価に導入はできるものの、擦り付け線にしていることが少なく、凹凸をつけているケースもあるのですが、 ・寒冷地での温度帯如何による滑り ・それなりの降雨中の滑り ・除雪時のブレードの引っ掛かりで除雪不十分のところが凍結=冬季は毎日のように事故が!! ・・・などとなるところもあり、このタイプの導入を実行された方は、たとえば秋季の道路表面調整などがある物件や、冬季通行止めなどとの兼ね合いを十分考えられた方が・・・

通常ドライバーにとっては、道路の走行方向に沿ってまっすぐ一定に引かれている線のなかに急に垂直な位置に線が登場すると、それがある空間や距離を誤認識して、多くの人は速度を落としたり注視、停止しやすいといわれます。 停止線に類する向きの線を多数多種類使って、その効果を狙っているのです。

この交差点の写真の真ん中の横断歩道の右隣では、楕円形の線の中が斜めにハッチングされており、右折して進んだ先(=走行車線の先)の変形角度の交差点がどのくらいの位置からスタートするのかのガイドの役割を果たしています。 具体的には「踏んではいけないゾーン」を作ることで、それに従った先に横断歩道が、そして車線が順に広がるデザインです。

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上の写真の交差点の真ん中には、これに類するゾーンにハッチングをしたところが見られます。

3は横断歩道そのものや、路面電車の停留所などの安全地帯を表すもの、通常よりもゆっくりと走行させたいエリアなどで「徐行」といった文字を大きく描いていたり、あるいは回転禁止、駐車禁止、速度制限の始まり最中終わり、緊急自動車出入口を表すものなどさまざまです。

1のうち「センターライン」だけでも実線と破線(=点線)でこの黄色と白のものを「平行に何本か」あるいは「延長線上一定の長さで切り替えながら」組み合わせたものが存在しています。

●センターライン=道路の白線ってどんなふうに設置されていたっけ?

免許を取る時には一生懸命覚えるセンターラインの種類。 「センターライン」とは、その道路の中央部分、対抗する車線の真ん中に引いてある線の総称で、「中央線」とも呼ばれます。 真ん中に大き目の構造物~コンクリートで真ん中を固定してあるもの、植栽、高速道路などでよく見かける黄色や赤や白のプラスチックの構造物があるものは、「中央分離帯」と呼ばれますが、この周りにも線が引かれています。

また線だけ書かれているものが通常”一般人の間では”「センターライン(=中央線)」と呼ばれています。 よく「道路の白線」といいますが、白線と黄色線があるのですね。

ちなみにセンターラインとして使われる場合の幅は、15~20センチ。 車道外側線や区画線などとして使われる場合の幅は10~15センチ。

一見同じ太さに見えますが、上から見るとこのくらい、線の幅が違います。

暗がりで見えやすいように、光を散乱させるさまざまな材料を練りこんだ塗料なども存在しています。また、交差点付近などに使われる線では、街灯がないエリアで視認性を高める目的で、ちょっと特殊な蓄光材料を入れた交差点やゾーンと組み合わせたものなどもあります。

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このうち・・・ 「道路の車線同士が対面するところに引かれて、かつ交差点以外の区間が長く楕円形に囲まれているもの」

「同じく道路の車線同士が対面するところに引かれて、かつ交差点以外の区間が2本の線で囲まれており真ん中が斜線や点(=破線や点線ではなく、短い点など)で塗りつぶしてあるもの」

などは、その線が引いてある真ん中部分は、基本的には走行禁止であることを表します。

この特殊なものを除けば、多くの道路の中央に引かれている通称「白線」(=センターライン)は、「各車線側から見て」もしくは「対抗する(向かい合って走行する)車線同士の真ん中」に1本もしくは2本線で引かれています。あとでご紹介しますが、これ以外のタイプの線もあります。

地方の高速道路や高規格道路、山道のカーブなど、速度や道路の構造のために「対面通行の道路の真ん中」であることをひとが見失いがちなところを中心に、センターラインそのものに突起がついていることがあります。この場合、線が引かれている部分の白色や黄色、実線や点線(=破線)といった見た目の種類とデザインには変わりがありませんので、見た目そのものを優先させて線の種類を判断します。

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(ちょっとかわったところでは、線そのものや線に囲まれた真ん中部分の塗りつぶしだけに、黄色や白色、あるいは路面そのものの色をして突起のある樹脂タイルのようなのが設置されていることもあります。この場合この色のついている部分はセンターラインそのものではなく、踏んではいけない部分を更に目立たせるためのもの=踏み始めてタイヤに振動が伝わってきたら、線を越えている合図です)

●道路の白線の中で、「センターライン(=中央線)」と呼ばれる白線の基本の意味は?

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まだ免許を取ったことのない方、免許取得のためにむかし頑張って勉強した方でも、なんとなく忘れている方が多い&覚えにくい道路に引かれている線のあれこれ。

【道路の白線(センターライン)の基本の意味】

基本的には・・・ ●白い点線は追い越しや車線変更がOK。

●白い実線は、原則追い越しや車線変更がNG。

●黄色い実線はいかなるときも追い越しも車線変更もNG。

教本などでは「追い越しのためのはみ出し禁止」として教えており、この線は規制を兼ねています。そのためこの線が引かれているのに、対向車線まではみ出しながら追い越しした時は、すぐに捕まってしまいます。 色が濃くなるごと、そして線が途切れていないほど、制限がきつくなると考えておけば忘れにくくなりそうです。

【基本の道路の黄色や白の白線(センターライン)では、どんなときにも追い越しやはみだしができないの?】

この白い実線と黄色い実線では、追い越しやはみ出し、車線変更ができません。 ですが、黄色の実線が引いてあっても、はみ出して追い越しができるケースもあります。 たとえば、故障や事故があり停止している車があったり、路上駐車車両を避けるため、あるいは重量物や道路に対しての長尺物積載車両など何らかの事情で大きく制限速度を下回って走行せざるを得ない車両などが、徐行運転しながら道を譲ってくれているときなどがそれにあたります。 もちろんいずれも、追い越し時は周辺に十分な配慮や徐行が必要です。基本的にはこの場合、対向車線に車両が居ない時を見計らって追い越しをかけるのが基本です。

●センターライン=道路の白線の基本の意味を忘れそう・・・どうやったら覚えられる?

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毎日自動車で走っていたり、あるいはバスやタクシーを使っていれば、自然とまわりの自動車の動きがあたまに入るので、なんとなく思い出せるこの道路の白線の基本の意味。

普段車に乗らない方など、どうしても忘れそうなら・・・交差点付近の車線を眺めてみましょう。たしか・・・交差点付近では、事故防止のため約30m手前から車線変更が禁止。 とくに都心部など、大きな交差点付近では、それよりも手前から車線変更がNGとして設定されています。 この個所では、1つの進行方向に対して、右左折レーンと直進など複数の車線に分かれる場合、その互いの車線の間が点線→白い実線となります。ところにより、対向車線との間のセンターラインでは、交差点のはるか手前では白色点線(白色破線)から白色実線や黄色実線に変わって、交差点の真ん中までつながっていることもあります。

この引き方では、真ん中の実線が、車線が対面となる部分。 停止線の手前の実線部分は、交差点から30m手前である位置よりは手前であることを表します。  (※交差点によっては、右左折前の車線変更が危険である位置が、より長めに設定されているからです)

交差点の真ん中で、さまざまな信号の指示に従って、時間差をつけて車の動きがコントロールされるとき、いちばん右の車線から急に左折されたり、対向車線からその車線に進入してきたりとなると危険ですよね。 こういったことを行わせないために、センターラインや各車線間の白線が使い分けられています。

この信号&交差点にある青いレーン指示の標識&道路のセンターラインの各種類と、多くの車の動きを関連させて覚えておけば、普段あまり運転されない方でも大丈夫です!

●道路の白線の種類はいろいろあるけどどんな意味があるの?~基本編

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「道路の白線(センターライン)の基本の意味」は先ほど3つご紹介しました。 実は、この白色実線、白色点線、黄色実線が使われる場所には、その道路のちょっとした情報を示すための違いがあることは、免許取得や免許更新の時に教本で習う通り。 車両自体はこの「センターラインの左側を走行すること」が「道路交通法」で定められています。

だから、教習所で習うように 1:自分から見て、最も近い右側に見える白線(黄色線)にまず従って走行する 2;対向車線との間に引いてある、右側に見えるセンターラインに従って走行する この2つが基本の走行ルールです。 実線と点線(=破線)はじつは道路の幅を表してもいます。 センターラインとして用いられているときには、 白い実線は道幅が6m以上

白い点線(=破線)と黄色い実線は道幅が6m未満です。

先ほど、白色と黄色の実線では、それぞれ、追い越しの解釈が異なることをご紹介しましたが、道路交通法上は、白い実線では道幅が6mあり、市中を走る多くの車両で考えれば、実線を越えなくても追い越しができるもの。 対して黄色い実線では道幅が6m未満なので、実線を越えなければ追い越しができないという違いがあります。 黄色い実線に対しては、道路交通法上反対車線の建物や駐車スペースに入るとき右折などで横切る時、見通しの良い道で工事車両や大型バスなどが止まっていて進めない場合などでは、例外的にセンターラインを越えてよいという道路交通法17条5項3号の規定があります。 また黄色い実線に、さらに「追い越し禁止」の補助標識が付いてある場合には、道路をはみ出さない追い越しでも禁止されています。 道路の白線 < 道路の白線+補助標識のほうが、制限が強力です!

●道路の白線の種類はいろいろあるけれど、どんな意味があるの?~組合わされたらどうなるの編

よく見かけられるもので、教習所内で習うものが、対向車線2つで2本の線を組み合わせたもの。

この場合は自分の ◆右側 →◆ を見て、もっとも近いセンターラインの指示=黄色/白色と実線/点線(破線)の指示に従います。

この信号待ちの車両、右側の中央線では点線が、左側では斜線をかけたゾーンを設けています。知らない人にはちょっと悩むところですね。

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非常にこみあって、電飾や交通量も多く見づらい交差点。 このイラストのタイプの中央線を見やすく、ハッチングしたものです。

これは迷う方が少ないのですが、ちょっとわからないのが二つの線が開いていて、2~3本がセンターラインの位置に、まとめて平行に引かれているタイプ。 たとえば「白色実線2本線」は、複数車線がある道路で、対向車にとくに注意が必要なところに引かれています。 黄色の実線や白線の実線で白色の点線(=破線)を囲む3本線のものは、走行位置にいる自分から見て右側の、もっとも自分に近い線に従います。

初めて見かけると「教本に載ってない線だから、間違いだろ!」などと絶叫しつつ動揺しているドライバーなどが多いようです。

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白色実線で囲まれていれば白線の実線と同じ。 黄色実線で囲まれていれば黄色の実線と同じ。 白の実線、白の点線、黄色の実線と3つが組み合わされていることもあり、よく高速道路の入り口などで見ることができます。 太くして色を変えたり、中に点線(=破線)を挟むことで、視認性や注目度をUPしています。 ※実際には白線に使われている素材の多くは、現在車のライトに反射するものも多いのです。街灯の少ないところや海山近くで光が有効に使いにくいところでは、明るさをアップさせて進行方向の路面変化をいち早くドライバーに見やすくするために使われています。

●ちょっとかわった道路の白線~時間帯によって道路の走行車線数が上りと下りで変わるケースなど、複雑な道路ではどうなるの?

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最近増えている、工場地帯や空港周りの大型幹線道路で見かけられる、時間帯によって上り下りの走行車線割り付けが変わる道路、正式には「リバーシブルレーン」といいます。 この道路では、時間帯によって、センターラインの位置が変わるため、点線(破線)や白い実線などが引かれています。

よく見ると、時間帯や曜日により、センターラインが移動して設定される車線の白破線の端にだけ、電飾などが埋め込まれているものもあります。 ※こちらの絵もアップにするとそのように描かれていますが、光色は白色系や黄色系など様々です。

そして道路の上にある電光表示や、各車線の間に一定間隔でもうけられている表示板類などで、その進行方向に対して進入や走行していい車線が示されています。

この場合、引かれている線種と追い越し禁止などの交通法規の種類設定が完全一致していない時には、その表示板類などに追い越し禁止等の表示や、標識が出されています。 また、夜間利用されるところでは、道路上に一定間隔で埋め込み型の光源が設置されているところもあり、この機材のために、普段とはちがう比率の白色点線タイプの白線に見えてしまうケースなどもあり、注意が必要です。

時間帯などによって頻繁に斜線数が変わる以外、工事などを行っている間、工区のスケジュールに合わせて一定の期間で、車線や中央線が変わる場合もあり、写真がその例です。

●さらに複雑な道路~上りレーン+下りレーン+上りレーンとなっている変形道路の場合は白線の種類はどうなるの?

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最近はかずも少なくなりましたが、側道から陸橋につづく幹線道路に合流する地点などでは、一見1つの構造物の上に載っているように見えながら隣り合う車線同士が上りレーン+下りレーン+上りレーンといった組み合わせになっているケースなどが存在します。 一般的には、側道そのものや側道(一方通行等も多い)の間に十分なスペースや、橋梁部に接続するための構造物をつくる予算がない、あるいはこれらの工事が完全に終わるまでの間の暫定的措置などでこうした運用が長く続いているケースなどがあります。

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こういったところでは通常・・・ Uターン可能な交通量や見通しが確保されていれば、この部分が点線表示(転回や追い越しなどが可能) 出来ない場合は、白色実線もしくは白色点線+実線で目立たせながら、各車線の間には目立つカラーコーンなどの標識物が立ててあったり、路面にはコンクリートの凹凸がつけられていることも多いようです。

地方ではまだこういった箇所も見かけられ、カーナビの案内についていったら、こんなところにはまってしまうケースも。 こういった「だれもが間違いがち」なところでは交通取り締まりに潜んでいるケースも多いので、気を抜かないで走行したいものです。

●道路の白線のうち、「点線の白線」はそういえば距離が測れると習ったことがあった!

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現在は高速道路教習がある自動車教習所が圧倒的多数。 この高速道路に引いてある白線は種類がいろいろあり・・・ 点線(=破線)は「区画線」。 さらにこの中で片側2車線以上の車線がある時には、「走行車線」と「追い越し車線との間にある線のことを「車線境界線」と呼びます。 高速道路の場合、通常最も左の道路が走行車線、それ以外が追い越し車線に設定されていることが多いのですが、その間の線には一見同じに見えても別の名前がついています。

1方向の高速道路を示したもの。最も右の実線の向こうが、対向車線。

実はこんなレイアウトで、 この先にあるジャンクションを通過するための分岐の前振りとなっていたり あるいは左2車線が走行車線と追い越し車線の中で低速車両用。右2車線が通常の追い越し車線のように設定されているケースなどもあります。 交通が自然渋滞=風景や道路傾斜他のレイアウトで滞留しがちなところなどに、区間的に設置されていることがあります。

この点線の「区画線」(=破線)は、教習所などで習うとき「距離やスピードを図る際の目安となる」といわれています。 通常は8mの白線+12mの空白がひたすら繰り返し続いています。 これが5つあれば100mなので、単調な見た目で目に飛び込みやすい白線をガイドにして、車間距離やスピードをとらえるのはドライバーにとっては常識です。

この100mがどうもピンとこないなという方には、各ICの間に「車間距離確認表示板」というものが1つ程度は設置されています。緑色と白の路肩にある標識類で、「車間確認」などと書かれています。 この「車間確認」では左側に四角い看板で表示があり、計測スタート地点から100m表示の表示があります。 この標識類をもとに、高速道路の「区画線」5セット分とすりあわせてである距離を体に叩き込んでおけば、高速道路でも周りに巻き込まれずスムーズに走行しやすくなります!

●でも、教習所では一切習わないタイプの道路の白線ってありますよね?

道路標識、区画線や道路標示には、先ほど紹介の各種法令には規定されていない 「車道に沿って、路側を表す線と中央線の間に、車の幅よりやや広く引かれた、太い点線」 「車庫やコンビニなど、いつも自動車の出入りが激しいところと接した交差点や通り部分に、路側帯に接して点線」 「一時停止と優先で徐行のない通りの交差点で、一時停止側の道路に垂直に面して、点線」 などが引かれていることがあります。

コンビニやショッピングセンター、大型駐車場との合流部分などによく見かけられるもの。 地域によっては、狭い通りとの交差点などでもこの線が見られることもある。

また中央線の間が一部分だけカーブなどの形状に合わせて、目の上下のまつげ周りのアイラインのように膨らんでおり、その間が斜めに塗りつぶされていたり、緑や黄色で塗りつぶされているケースなども見られます。

写真左側では、軽自動車などなら4車線並ぶことができてしまうところ、片側2車線に制限するために、この斜線をかけたゾーンを設置。 見やすさ&侵入しづらい心理的圧迫を与えています。

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こうしたものは、各都道府県公安委員会などが、事故防止やドライバーに対しての交通方法に関する注意喚起のため編み出したものが多。さまざまな種類があり、「そのすべて事例」については法で定められていません。 代表的なものには、以下のリンク先にみられる 「交差点クロスマーク」 「ドットライン」 「ゼブラ表示」 「ハンプ路面」 「導流帯」 などがあります。 下のリンクに、実際に路面で見られるサンプルがあります。

●「道路の白線」とよばれるものについてまとめてご紹介しました

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いろいろ見てくると、道路の白線と一言に行っても、いろいろな使われ方があり、ベテランドライバーなど道路に慣れた人であれば、線を見ただけで自然とそのルールが頭に飛び込んでくるものなのですね。

ですが気を付けてほしいのは、教習所でも習う通り「標識があれば標識優先」のことが多い点。道路の白線には盛り込めない、時間帯の制限や速度制限などは、この標識による区間の始まり終わりなどの設定が優先されます。

道路というのは、さまざまな細かな情報について、非常に限られたスペースに表示をちりばめて、走行する人にとって一瞥一瞬で良く把握できなければいけないという、制約の多い中で設定されています。 IT系は比較的一度に多くの情報を処理する人材が多いといわれますが、この道路にかかる機能デザインはなかなかすっきりと集約されていて、「良いUX/UI」設計かもしれません。