「車上渡し」とは/アナタは反対?トラブルにならない為に知っておきたいこと

目次

●「車上渡し」はじめに・・・

もともと日本の商慣行では、生ものや大きな商品を中心に、地元の商店や専門店から買うのが一般的でした。 その後、カタログ通販や大きなショッピングセンターなどが広がり、反対にこうした大きな店舗で購入する人が増えました。 このころまでは、購入した商品は、近隣の店舗から自宅に持ち帰るか配送してもらっていました。

20年ほど前の時点では、テレビやカタログ通販など、限られたメディア経由でだけ多かった商品の自宅までの宅配便などによる配送を伴う物品購入。

現在は、オークションや海外通販など含め、ありとあらゆるサイズや、実際に店舗を持つところ、インターネット上の仮想店舗や個人が販売するものなど・・・あらゆる販売者による商品が、主に「宅配」を通じて便利に世の中を行き来するようになりました。 ですが気になるのは販売者の数が増えた分、良い業者や販売者が淘汰されつくしたというわけではなく、反対にトラブルも増えたこと。 開示した自宅や個人情報が悪用されるトラブルもままあります。 また商品サイズによっては送料もなかなかお高め。

そんな方にお勧めなのが、手続きはちょっと複雑ながら自宅や指定場所の路上などで直接荷物を受け渡しできる「車上渡し」や、その他の受領方法。 そこで今回は、使い方によってはメリット大、 でも反対に、保証面や積み込み積み替えの時間や保険と手間、自宅内までの運搬の労力などでも反対にデメリットやトラブルもそれなりに伴う「車上渡し」を中心にご紹介します。

●「車上渡し」とは?

カンタンにいえば、「車上渡し(しゃじょうわたし)」とは、車の荷台の上で、業者と受取人が、荷物の受け渡しを行うこと。 対義的な表現としては「軒下渡し/軒先渡し」があります。

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運送業界の中でも、宅配系に限っていうところの「車上渡し」とは、荷物を発送する人のところから積み込み、家の前や指定場所に乗り付けた車両のところで、受取人に荷物を引き渡す方法。 責任範囲は・・・

運送会社(販売者)側の責任範囲

荷物積み込みをしてから指定場所に到着した、車両の荷台に積み込まれた荷物の時点まで

受取人側の責任範囲

車台の上から以降すべてのトラブルは受取人側です。

●「車上渡し」の以前に・・・「宅配便しか知らないんだけど・・・」

現代ではすっかり個人宅から企業まで、「ものを送るー受け取る」では主流となっているのが「宅配便」。

このときに支払う料金は「運賃」などと呼んでいます。 1980年代のバブル期に爆発的に件数が増えていき、当初は荷物がなくなる、保険がおりにくい、異常な壊れ方をするなどのトラブルが、本当にたくさんありました。 その後、利用者も増え、使う側と業者ともにポイントを押さえた対応が増えたのか、こうしたトラブルは反対に非常に少なくなりました。 そして、現在のような日本全国、旅行先から企業での物の売買、個人宅同士のやり取りなどにも「ほぼ、自由自在に使える」全国ネットが出来上がりました。

●「車上渡し」とは反対に位置付けられる細やかさ・・・「宅配便サービスの基本は?」

サービスの基本は・・・ 1:自宅や会社の窓口まで、地域の営業店スタッフが配達や集荷と積み込みを行う。(保険はこのスタッフが預かった時点から効力を持つ) 2:集めた荷物を営業店でひとまとめにして積み込み、仕分けなどを行うセンターに送る 3:荷物を行先センターごとにまとめて、大型トラックやコンテナなどに積み込み、センター間輸送を行う 4:行先のセンターから営業店に送り、そこから個別の宛先にある個人宅や会社の窓口に届ける(ここで手渡しして、梱包を解き、内容物に輸送などが原因と思われる傷や故障などのトラブルがなければ保険は終了)

ちょうど集荷する営業店がやる積み込み時のやり方の反対側を、配達側の営業店が行う、運送会社内部での社内分業制だとおもえばわかりやすいでしょうか?

単に荷物を集めて積み込み運んでくれるだけでなく、書類から物品まで、あらゆるものに保険が付帯した「Door to Doorの運送料+保険=運賃」となっているものが宅配便では一般的。 むかし荷物を送る時は、営業店や郵便局に持ち込んで、そこで積み込みをしてもらっていたことを考えると、集荷があるだけで非常に便利な世の中になりました。

●「車上渡し」以前に・・・そもそも現代の「自宅に物を届けてもらう」方法の契約には、なにが含まれているのか?

通常コンビニや電話一本、WEB申し込みで集荷積み込みから宅配までしてくれるタイプのもの(=通称、パックなどと呼ぶ)でも、かなりリーズナブルな「運賃」が設定されています。反対に、そんな中でも比較的保証はしっかり! 宅配サービスの中には、たとえば、「営業店留め」「コンビニ受取」や、「特に高額商品の時にプラスする保険」など含め、保険のかけ方や輸送方法が異なるものもあります。

たとえば日本通運なら「かつてあったペリカン便」の他アロー便、そして引っ越し系などのパックもの。ヤマト運輸なら「宅急便」の他ヤマト便、引っ越しパック等です。 それぞれ輸送できるもののサイズや重量などが異なり、また通常の料金内で設定できる保険金額なども異なっています。 このサイズや運べるものの対価を超えたケースでは、反対に個別に見積もりをお願いして、「スケジュールや車両的に積み込み可能か」、「運べる/運べない」を判断してもらうことになります。

運送業が扱う「荷物の(小さな単位での小口輸送)輸送」では、保険などあらゆるサービスが手厚くついている宅配便は、配送時にも積み込みの優先順位が高く取り扱いが丁寧なランク付けがされていることから業界関係者には「特積み」などとしても良く知られています。 カタログ通販の大型家具などでは、この宅配便の運賃と内容をベースにして、「室内や玄関までのどこまで運んでくれるのか」「荷造りや荷ほどき、組立のどこまで実行してくれるのか」といった違いで、別の料金が設定されている「配送料設定」や「運賃設定」のサービスもあります。

いろいろな荷物の受け取り方法については、後程まとめてご紹介します!

●引っ越しや、家具店・電気店などから購入した大型の配送では、もっと複雑な「配送料設定」もある!

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表題のような大型配送商品や家財では、もうすこし複雑な運賃や配送料が設定されているものもあります。 1つは、先ほどのカタログ通販と同じく、宅内のどこまで運んでくれて、組み立てや荷造りなど、そして今使っているものの下取りや取り換えのための設置と引き取りなどを含むもの。 もう一つが、こういったものはすべて自分で実行するので、「自宅などの前や指定場所(=道路に停められている車両の上など)」で引き渡してもらえるというタイプの運送。これが狭義の「車上渡し(しゃじょうわたし)」と呼んでいます。

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輸入や輸出、国内でも大型商品や法人での運送を業務上よく取り扱っている人ならご存知ですが、この「車上渡し」。 貿易などでコンテナや梱包、積み込みがしっかりとした状態で、中身の細かな検疫や検査がすでに手続き上すんでいるか、ほとんど必要のないものを中心に、「そのまま受け渡せて壊れにくい」「倉庫などではスピーディーな受領作業が行える」ため非常に広く使われています。 梱包がある程度しっかりしていれば、それだけ「車上渡し」によるトラブルは少なく抑えられると考えられているのですね。

●「宅配便」が登場する前の輸送方法では、実は「車上渡し」もよく使われていた!

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「宅配便」が登場する以前には、小包やデパート、地元の商店などが皆自社で車両を用意して、ルートを決めて車両単位で積み込みしての配送。あとは赤帽やその他トラック輸送をつかっての配達が主だったため、荷物1つだけを送るときには、先ほど説明したような「建物の何階までか」「道路からどのくらい離れているご家庭か」「階段があるかどうか」で課金されることが非常に多くそれなりに料金がかさむ点も悩みでした。 受取人側にとっては再配達も毎日行ってくれるものではないのが基本のため、今とは反対で受取に労力がかかり、トラブルも絶えませんでした。

ですが安価ということもあり、積み込み時のトラブルなどを承知で、大型の家具や家電製品などでは、「土日配送」などを指定して家族で受け取って宅内まで運ぶ自宅前での「車上渡し」を使う姿もよく見られました。 今の宅配サービスは、輸送面だけを集約する企業が登場したことで、利用者にとってもまた発送する側にとっても、料金と手間もかなり節約されたのです。

●え!?引っ越しでも業者や運送サービスによっては「車上渡し」みたいなものが使えるの?!

引っ越しに非常に手慣れた人も多い社宅や官舎を春あたりに見ていると、建物前に大型トラックなどを横付けして、そこまで自分たちで荷物を運んだりする風景を目にすることがあります。

この中にも、「車上渡しに似た引き渡し方法」での契約があります。 梱包や積み込みのすべてを荷物を送る人が自前で行うか自分たちで知人などに依頼して行い、到着地での開梱や荷物の受け渡しも車上渡しで行うもの。 積み込みと荷下ろしの両方を、車上で行います。(片方だけのものもあります) ドライバーや作業員数が少ないため、運送業者に支払う費用をすこしでも安くできるという方もあります。

引っ越しとなると、通常の商品運搬の時とは反対で、荷物の大きさなどの単位でみていくことになります。 車両のうち何割くらいを占有するか、別途個別のコンテナなどが必要か、営業店などでの荷物の組み換え積み込みが必要かなどでも料金は違ってきます。

ですが、たとえば階段しかない建物の4階などに運んでもらうケースなどでは、積み込み時の時間設定やエレベーター無し割増、そのための作業員増員によるプラスの料金設定もあるため、かなりの料金節約につながります。 この方法では、車両が到着したら、規定された時間内や、そのコンテナや車両に速やかに積み込むことが必須、そのため、到着時間前に、無駄なく積み込み場所に梱包済みの荷物を並べておくなんていうことも必須です。これを過ぎてしまうと反対に課金されてしまい、お高くついてしまうことも。 慣れてくるとコツがつかめますが、社宅などで先輩の引っ越し風景から学んでみてもいいでしょう。

●「車上渡し」って料金面でそんなにオトク?

車上渡しは、前述のように、「荷台から荷物を下ろすところ」から受取人が行うもの。 保険の責任も、ドライバー側は引き渡し場所に指定されたところに車で乗り付けたところまで・・・です。そこから先で起きたトラブルはすべて受取人となります。 とくに楽器や車両、電化製品や家具など設置や移動を伴うもので、梱包が特殊なもの。そして宅内までの運搬や開梱などにも料金が発生するものなどでは、料金面だけ見れば非常にオトクになるケースが一般的です。 ※車上渡しでは、積み込み時の梱包材をその場で引き取ってくれたり、梱包材自体が回収用となっているケースもあります。

●「車上渡し」を使うことのその他のメリットは?

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費用以外では、自分で行う手間はかかるものの、反対に配達する人に自宅の中を見られずに、上がり込まれずに済むため、プライバシー面で安心という人もあります。

●「車上渡し」って何か起きた時の問題はないの?

現場や、いざ使おうとしたときに、想定外のトラブルがあったなんていうケースは非常に多く見られるモノでもあります。

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実は、「車上渡しでお願いしたのに発生するトラブル」には、通常の宅配で想定される以外、非常に種類が広くあります。 まず車上渡しでは、「積み込みから指定場所への車両の荷台まで」は輸送中の保険適用。 そして荷物を下ろすところから自宅に持ち帰って開梱などのところまではその保険適用外。 開梱をどこで設定するか、車上渡しでの検品の方法をどうするのかなどは、非常に悩むところです。

そもそも、宅配便とは異なり、運賃設定が違うため、車上渡しでは、梱包材などが一回使い切りのものだったり、路線混載など運送自体に使う車体の都合などで、通常よりはしっかりとした梱包を必要とするといったところなどもあります。 そのため、梱包材が非常に大きく重くなってしまうこともままあります。 料金設定は当然に、この梱包材込。そのため車上渡しでも、意外と料金が多めにかかることもあります。 宅配便のように「特積み」扱いとなっている場合、トラック内部などで積み下ろしが簡単に済むコンテナなどに入れられて入っていることも多いので、占有スペースはあまり無駄が出ないことも多いのです。

また、輸送トラブルの「多く」は、トラックの荷台で運ばれている最中ではなく、積み込みや荷下ろし、積み替えの時に、人の手を介することで発生します。 その一番高リスクな行程の1つ、荷下ろしを「車上渡し」では自前で行うことになります。受け取り側が荷物を運び慣れたプロというのならいいのですが・・・ 料金は安いのですがその反対に、リスクは意外と高いのです!

●「車上渡し」の荷下ろしでは、具体的にどんなトラブルの可能性があるの?

通常、一般の宅配系利用者が想定できるものとしては・・・ ・車上渡しまでは平気だったのに、反対に荷物を降ろすときにぶつけたり落としたりして壊れた ・木枠などでがっちり梱包されていて開梱するときに道具が必要 そのほかに、よくあるのは ・積み込み時の梱包ががっちりしていて荷物よりも非常に大きくて重い ・トラック前で積み込み時の梱包材を撤去するため、その場所での時間と手間がかかる ・荷物が大きく重くてフォークリフトを使わないと無理 ・荷物を水平に保ったまま搬入するのに階段やエレベーターのスペースが足りない(車上渡しでは基本的にプロユースなので、積み込み前の申込時にこうした確認や連絡事項が少ないことが原因です) 他によくあるのが、車上渡しの荷台の上で、積み込みからの梱包などに傷がないかをしっかり確認して受領し、自宅まで丁寧に持ち運んでOK!・・・にもかかわらず、電源などを入れてみたところ、反対に動作しなかったといったケースなどがあります。

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こういったケースが考えられるモノのやりとりでは、保険適用やその証拠となる写真撮影とチェックリストを用意・・・といった対応を、「車上&自宅内での設置の両方で」しっかり行っておきましょう。

●多くの人が勘違いしがち!大切な「車上渡し」のポイント

とくに路線混載やその他の方法で運ばれてくる荷物については、「車上渡し」扱いだからこその料金設定がされています。 先ほど宅配便の話のくだりでちょっと書きましたが、「車上渡し」の荷物のほとんどは、積み込み時の優先順位~たとえば他の荷物を積み込んだときに、輸送機材の中で効率を損なわせるようなスペース効率を生むケースなど~次第では、すぐに配達が行われないようなスケジュールも採られることがあるのです。

具体的には配送ルートや時間帯が、積み込む荷物にあわせてきまっていて、時間や順番の変更ができないということが多いのです。

法人間取引などを行っている人では、こうした日程調整や日程的な取り扱いにかかる別途の設定などについて詳しいのですが、一般個人が行うにはなかなか面倒。 また同じ料金範囲でどれだけ細かに設定しているとしても、豪雪その他のケースでは、やはり宅配便などの積み込み優先度よりは低くなって、到着時トラブルにつながってしまいます。センターなどで滞留している際の事故などのトラブルも心配です。 この辺りも「小さめで宅配便でも扱えるモノ」について車上渡しにするかその他の輸送方法にするかで悩んでいるなら、こうしたトラブルはよく考えるべきポイントでしょう。

●「車上渡し」はどんなところで使われているの?

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本サイトをご覧いただいている方では、大型のNWやサーバ・電源等設置で重機や機材を利用される方も少なくないかもしれません。 こういったときには、この「車上渡し」は頻繁に使われています。 精密機器では道路上を輸送する時の積み込み時の梱包や特殊車両、保険料が高くなることから、一度動作させて検品、そして現地組み込みなどを行う前段階までにいったん区切った輸送を行うことで、全体の経費を小さく抑えているためです。

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他にも法人間取引や、法人が契約している倉庫への搬入他では、倉庫側に荷物のプロと機材が充実していることから、倉庫側にこうした取り扱いをさせるほうが、反対にトラブルが少なく済むため、非常に多く用いられている方法です。 また精密機器では、この輸送中の傷がなかったとしても、積み込み時に動作していたものが到着地で動作しなくなることもあります。こうした時の調整や責任範囲を明確にするためにも、しっかりとした機材のプロによる検査検品が必要。 そのため、とくに受取人が、その荷物などについてのプロの場合には、車上渡しがトラブルなく使いやすい環境が整っているともいえるのです。

●「車上渡し」OR「軒先(軒下)渡し」って?

業務用ショップなどで配送をお願いすると聞かれることが多いのが「「車上渡し」OR「軒先(軒下)渡し」」というもの。 この「軒先(軒下)渡し(のきさき/のきした)」ですが、基本的には配達する側が積み込みと輸送と荷下ろしを行い、玄関前や指定場所におろして受け渡しをするというものです。この場合では、輸送と荷下ろしは配達する側が行うため、「反対に、この受け渡しの時まで、保険契約は存続」します。 このほかに、宅内設置や持ち込みが必要なケースでは、それぞれプラス料金などが発生する「軒先渡し+設置」を含んだサービスなどもあります。 「車上渡し」では荷下ろしは受取人が行うもの。 「軒先渡し」ではこの高リスクな部分はドライバーと運送業者側が行ってくれ、この部分までは保険でカバー。 ですが基本的には敷地入り口や玄関先での受け渡しとなります。

●「車上渡し」についてはわかった!一般の荷物受取には、どんな方法があるの?~国内からの荷物

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さて「車上渡し」について詳しくなったところで「その他の荷物の便利な受け取り方法」が気になりませんか? 国内オークション商品などでは、相手にプライバシー情報などをできるだけ公開しないよう配送してもらうため次のような方法があります。 ・オークション直営のコンビニ受取サービス ・郵便局の局留め ・宅配業者の営業店留めやコンビニ受取 他にも街の小さな運送店では、代理受領(営業店留のような方法)をつかって、その後まとめて自宅に配送してくれるサービスを持っているところもあります。

大型商品などでは、直接受け取りに行くなども方法のひとつかもしれませんが、車両のナンバーなどが知られたくないという方では、レンタカーを使ったり、少し離れたところから台車で運搬するといった配慮も必要となるでしょう。

宅配業者によっては、街頭に設置されているロッカーで受け取れる

宅配業者の中には、他にも、街頭に設置してあるロッカーなどをつかって、荷物を出したり受け取ったりできるサービスを持っているところもあります。

●「車上渡し」についてはわかった!一般の荷物受取には、どんな方法があるの?~国内外からの荷物

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また、国内外ともに、私設ポスト業者を使えば、あらゆる郵便物や荷物などを代わりに受領してもらうこともできます。 受領時に、関税などを一定額負担する可能性がある場合には、事前にいくらか預けておいたり都度カード決済するなどの方法が使えるところもあります。

個人輸入できないアイテムも、専門の輸入代行業者なら受け取れるものもある!

また、代行輸入業者や代行受領を行っている業者もあり、本人名あるいはその業者名での購入や受領のほか、国内外どんな荷物に対応しているかなどで内容が分かれています。 細かな仕組みはさまざまですが、こちらも便利に利用できそうです。

●「車上渡し」の保険の範囲について

さて、ここまでの説明で、車上渡しの保険について、荷物を受け渡すまでとしていますが、その「時」だけが経過すれば終了というわけではありません。 受け渡し時には見えなかった傷や、衝撃などによる内部の動作不能などについては、もちろん、設置場所などに持ち帰った後に発見されれば、それは保険適用となるものもあります。 ですが、大切なのは、「その不能やその他が、長い輸送中などに発生した、因果関係がある」ということを証明すること。 たとえば、家具や洗濯機の内部ビスなど、持ち運び時にはどこにもぶつけたりしていなくても、長い車台での運送中の振動などで緩んでくるケースもあります。 保険会社にこうした原因をつたえるため、受け渡し時や開梱時の確認写真などは非常に役に立ちます。

●「車上渡し」とさまざまな運送等についてご紹介しました。

いかがでしたか? ちょっと細かな話になりますが、この「車上渡し」でよく使われる運賃形態では、とくに大型の荷物中心に、輸送時のスケジュールや利用する機材、路線、輸送効率や、その荷物自体の梱包状態その他で、かなり料金にも幅があります。 この分野は、各企業にプロとして究める人がいるほど、実は非常に奥深い分野。 輸送系といえば「鉄ヲタ」の存在がよく知られるところですが、この「貨物の輸送効率に特化した鉄ヲタ」というのも昔から存在しています。回送車両やそのスケジュールを確認し、「その車両の写真を撮るなら、このあたりの駅にいまいるはず」といったレベルで詳しい方がたくさんあります。 もしご興味を持たれた方は、鉄ヲタと同じで、料金表や主要路線、主要駅やセンターチェックからはじめて、この世界をしっかり理解してみるのもいいかもしれません。