「一花咲かせる」の使い方(例文)や類語・英語表現/成功者に学ぶ三つの事

「一花咲かせる」とは、慣用句のひとつとして「成功する」ということを指す言葉です。 花が、種の状態から成長することでやがて芽を出し、その芽がさらに成長することで葉となり、やがて花を咲かせる。 この「花」を、ここでは「成功」や「成果」と捉えて、「一花咲かせる」という表現によって、物事を成し遂げた状態を表現しています。

「一花咲かせる」を使った例文

慣用表現として「一花咲かせる」を使った例文には下記のようなものがあります。 「一花咲かせるまでやめるわけにはいかない」 「東京で一花咲かせることを夢見て、田舎から出てきた」 「最後にもう一花咲かせて、それで終わりにしたい」 「どうにか一花咲かせることはできないものか」 どの例文も「成功する」とか「結果を出す」ということを意味する言葉としてこの「一花咲かせる」を活用しています。 あわせて、この言葉に使われている「一花」という表現によって、そこには「たった一回でもいいから」というような意味合いも含まれ、「多くは望まないので一度でいいから成功したい」という内容を意味して使用されることがほとんどです。 このことから、「もうだめだ」とか「もうあきらめよう」と思った時、または既に一度成功を味わって現在ではそれがなくなってしまった時などにも多く使用されます。 これら例文にもある様に、本来「一花咲かせる」は「一時的な成功」という意味を持つ、と言われています。

「一花咲かせる」の類語表現

「一花咲かせる」の類語(1):「一旗あげる」

「一花咲かせる」の類語として「一旗あげる」という言葉が存在します。 「一花咲かせる」の「花」が、「成功」や「結果」を意味するのに対して、「一旗あげる」の「旗」は、どちらかというと「成功や結果に向かう第一歩」というような意味合いを多く含みます。 一旗あげた後の行動がやがて成功につながり、大きな結果をもたらす、という意味で、「成功」を意味してこの言葉を使うことがありますが、さらにその類語として「旗揚げ」という言葉があるように、本来は「物事のスタート」を指すために使用するのが正しい、とされています。 武士が自身の家紋のついた旗を持って戦地に向い、そこで相手を倒し手柄を得るために戦いに挑んだことがこの言葉の由来になっていると言われています。 「一旗あげる」を使った例文は以下の通りです。 「ここではなく新しい場所を見つけて、そこで一旗あげたい」

「一花咲かせる」の類語(2):「ひとかどの人間になる」

「一花咲かせる」と同じように、「何かを成し遂げる」という意味を含む類語として「ひとかどの人間となる」という表現が用いられます。 ここでの「ひとかど」とは、漢字で「一廉」や「一角」などど表記されて、これは「他のものよりも特に優秀である状態」を意味する言葉です。 そのため、「ひとかどの人間」とは、「周りに比べて優秀な人間」ということを意味していて、類語表現としての「ひとかどの人間になる」は、「物事を成し遂げた人間になる」=「成功する」ということを意味します。 「ひとかどの人間になる」を使った例文は以下の通りです。 「自分は家を出て、ひとかどの人間になると決断した」 「ひとかどの人間になれるかどうかは本人の努力次第だ」

「一花咲かせる」の類語(3):「錦を飾る」

「錦を飾る」という言葉は、「故郷に錦を飾る」という言い回しによって使われることがほどんどです。 語源になったとされているのは中国の昔話で、四字熟語として「衣錦還郷(いきんかんきょう)」という言葉も存在しています。 「錦」とは、高価な風合いを持つ美しい布のことで、その「錦」を衣服としてまとい、故郷に帰る、という状態を表します。 故郷を出て、離れた場所で物事を成し遂げ、やがて高価な衣服を身に着けて故郷へ帰る、という内容から、「成功する」という意味合いを持つ言葉として活用されます。 「錦を飾る」を使った例文は以下の通りです。 「なんとかやりとげて、故郷に錦を飾りたい」 「故郷に錦を飾るために、ここまでやってきた」

「一花咲かせる」の英語表現

「一花咲かせる」のように、英語で「成功する」を意味する慣用句は一般的に使われておらず、同様に、「一時的な成功」という意味合いを持った英語での慣用表現も一般的には存在していません。 英語表現において「成功」を表す場合には、直接的に「Success」という単語が用いられることがほとんどです。

「成功する」を意味する英語での例文

「Success(成功)」は、「成し遂げる」という意味を持つ「achieve」と共に「achieve success」として、「成功を成し遂げる」と表現されます。 「This is necessary to achieve success.」(これは成功するために必要です) また、英語では動詞としての「成功する」を意味する「succeed」も同様によく使われ、「You’re sure you will succeed.」(あなたは成功すると思うよ)というような言い回しとなります。 前述の「最後にもう一花咲かせたい」という内容は、「最後にもう一度成功したい」という意味となることから、英語では「Finally I want to succeed again.」という言い回しとなります。

「出世する」の慣用表現

また、「成功」に少し近い意味の「出世する」は、英語に直訳すると「promotion(昇進)」という言葉が存在しますが、その慣用表現として「move up in the world」という言い回しも存在しています。 「He’s moved up in the world.」(彼は出世した)

一花咲かせる成功者の習慣とは?

習慣(1):明確な目標を持つ

大きな成功のためには目標を持つことが欠かせません。自分のなりたい姿、自分が欲しいものなどを詳細に描けるほど、それらが手に入りやすくなると言われています。 成功者は皆、当然のようにそれら目標を明確に持っていました。 ある人は目標をリストとして箇条書きにして携帯したり、またある人は自分が欲しいものを画像にして常に眺めたりしています。 「明確な目標」は上記のような言語化、ビジュアル化と共に数値化することも大切であると言われています。 「3年以内に達成する」とか「年収1000万円を得る」などがそれにあたります。

習慣(2):時間を有効に使う

「時間」は全員に平等に割り当てられたものであり、それを有効に使うのも、浪費するのもそれぞれの自由です。 そんな中で、成功者は必ずと言っていいほど時間を有効に使っています。 限られた時間の中で、いかにして成長し、いかにして成果を上げるか、ということを考えて常に行動し、毎日24時間の中で最大限の結果が出るように行動します。

習慣(3):失敗しても諦めないこと

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失敗と成功を分ける最大の要因が「諦めない」ということです。自分自身で努力をやめない限り、挑戦は終わらないのです。 成功に向かう過程の中で、思っていたように成果が出ずに、苦労ばかりを感じてしまったり、思いがけない障害に出くわして心が折れてしまったとき、成功者はそれでも前を向き、また挑戦を続けます。 成功者にとっては、それらの障害も言わば想定の範囲内で、壁に突き当たったときにそれを乗り越える心構えを初めから持っており、またどうにもならないときは元来た道を引き返し、また違う道を探します。 何が起こっても、自分が目指す目標に向かって冷静に挑戦を続けられる人こそが、結果的に一花咲かせられるのでしょう。

「一花咲かせる」のまとめ

「一花咲かせる」という言葉について、その意味や類語、英語表現、また成功者の習慣などについてまとめてみました。 一花咲かせることが出来る人は、みなさん同じように人知れず努力をし、諦めない心で毎日を活動的に過ごしています。 また、一見苦労が多そうに思えるそれらの行為も、目標を見据えて楽しんでいるようにさえ思えます。 実りある未来のため、彼らから沢山の事を学んでいきたいですね。