送別会の締めの挨拶は誰に頼む?万歳はいる?送別会の司会で覚えておきたい5つの事

3月といえば、別れの季節ですよね。 退職や移動など、さまざまな理由で別れることになる人に向けて行われるのが「送別会」です。 送別会で司会を務めることになった人は、始めの挨拶から締めの挨拶まで誰に頼むべきなのか、万歳は必要なのか、とたくさん悩む要素があると思います。 司会者といえば、面白い事を言うイメージがありますが、送別会では面白い事を言う必要はありません。結婚式では場を盛り上げるために面白い事を間に挟んできますが、送別会では面白い事よりも、送別会をスムーズに進行することが司会者としての務めであります。 送別会での司会者というのは社会人としてのマナーや常識を見られる場でもあります。とっても緊張しますが、しっかり要点を押さえておくとスムーズに進行することができます。 そこで今回は、送別会の司会進行について、締めの言葉を誰に頼むべきか、万歳は必要なのかなど、締めの挨拶や万歳を頼まれた場合の言葉を例文付きでご紹介いたします。そして司会者が覚えておかなければならない5つのこともポイントを挙げてご紹介していきます。

ポイント①まずは送別会の流れを覚える

送別会には、進行の順番があります。この順番というのは司会者は絶対に覚えておかなければなりません。 そこで、まずは順番を知って、送別会がどう進行していくのかイメージしていきましょう。 ①開宴の挨拶 ②始めの挨拶 ③乾杯の音頭 ④食事など ⑤締めの挨拶 ⑥万歳 この6つのポイントが、送別会での区切りであることを覚えておきましょう。特に④番の食事までは、ゆっくりする時間はなく挨拶や乾杯があるので何かと司会者は忙しいものです。

ポイント②送別会のそれぞれの挨拶は誰か行うのかを覚えておく

送別会での区切りは全部で6つになりますが、その区切りを行うためには間で挨拶したり、乾杯の音頭や万歳があります。 送別会の区切りは、全部一人で行うわけでなく、それぞれ行う人が基本的に決まっています。誰でもいいというわけではありません。 ちなみに、送別会開宴の挨拶は司会者になります。開宴の挨拶と言っても、難しい言葉や面白い事を言う必要はありません。 例えば、 「皆さまお疲れ様です。これから◯◯さんの送別会を行いたいと思います。本日司会進行を務めさせていただきます◯◯です。どうぞよろしくお願い致します」 と、このように簡単に自分の名前を紹介し、送別会を始める盲を伝えましょう。 また、 始めの挨拶は、役職が一番高い人 乾杯の音頭は、役職が二番目に高い人 になります。これは、送別会前日までに挨拶をお願いし、送別会当日も改めてお願いする必要があります。

ポイント③送別会での締めの挨拶は役職が二番目に高い人にお願いする

どの会でも、最後は締めの挨拶で終わりますが、送別会となると今までのこと、これからのことを話すので、重要な場だと言えるでしょう。 では、この重要な役を誰にお願いしたらいいのかと悩むと思います。 送別会の締めの挨拶は、基本的に「役職が二番目に高い人」にお願いするのがマナーになります。 会社の一番が社長なら、二番目はもちろん副社長ですよね。 会社ではなくても、部や課で集まる場合もあると思います。部で集まった場合は次長、課で集まった場合は課長代理にお願いしましょう。 締めの挨拶も、他の挨拶と同じように、送別会の前日までにお願いし、送別会当日も改めてお願いする必要があります。

ポイント④司会者が送別会の締めの挨拶を頼まれた場合

前文では、締めの挨拶を役職が二番目に高い人にお願いするとご紹介しましたが、会社によっては、締めの挨拶を司会者が行うこともあります。 送別会での締めの挨拶は、面白い事は言わず、しっかり感謝の気持ちを示すように挨拶するのが重要です。 送別会当日、締めの挨拶を言う人が欠席し、司会者が締めの挨拶を任されることもあります。急なお願いでも対応できるように、締めの挨拶はどのように言えばいいのか例文付きでご紹介していきます。

送別会では締めの挨拶の前に一時中断する盲を伝える

締めの挨拶の前に、送別会を一時中断する盲を伝えましょう。 その場合は、 「宴もたけなわでございますが、そろそろお時間となりますので一度締めさせていただこうと思います」 「皆さん、盛り上がっているところ恐縮ですが、そろそろお時間となりますので一度締めさせていただこうと思います」 というように、締めの挨拶の前には必ず、一旦会を中断しますという盲を伝えるようにしましょう。これを言うことにより、会場が静まりますので、挨拶がしやすい環境になります。

例文①:異動・転勤者に対して締めの挨拶を行う場合

「〇〇さん。ご栄転おめでとうございます。〇〇年間、大変お世話になりました。新天地におかれましても、ますますのご活躍を祈っております。忙しくなるかと思いますが、どうかお体にはお気をつけください。また、今後もお仕事でご一緒する機会があると思いますので、その時はよろしくお願いいたします。」 異動や転勤の人に対して締めの挨拶を行う場合、今後も仕事上での付き合いはありますので、「お疲れ様でした。さようなら。」というより、「今後もよろしくお願いします」というような言い方をしましょう。

例文②:定年で退職する人に対して締めの挨拶を行う場合

「この度、〇〇さんが定年退職することになりました。〇〇さん、長い間会社の発展に尽きましてありがとうございました。〇〇さんに、受け継いで頂いたことは私たちがしっかり引き継いでいきたいと思います。これからも〇〇さんのご健康とますますのご健勝とご活躍をお祈りいたします。」 定年退職する人に対して締めの挨拶を行う場合は、感謝の気持ちと、ねぎらいの気持ちを示すようにしましょう。定年退職する人というのは、自分よりも目上の人になります。そのため、下の人が目上の人に、「お疲れ様でした」というのは失礼になりますので言わないように気を付けましょう。

例文③:寿退職する人に対して締めの挨拶を行う場合

「〇〇さん、この度はご結婚おめでとうございます。〇〇年間お疲れ様でした。〇〇さんと、一緒にお仕事ができなくなるのは残念ですが、○○さんの新しい門出を心から祝福したいと思います。本当におめでとうございます。」 寿退職される人や、出産で退職される人には、お祝いの言葉を盛り込み締めの挨拶をしましょう。

ポイント⑤送別会で万歳三唱を行う場合

送別会での万歳三唱は誰が行うのかというと、基本的に役職が二番目に高い人になります。ですが、ほとんど締めの挨拶を行った人がその流れで、全員起立を促し万歳三唱を行います。 ですので、司会者が締めの挨拶を行った場合、万歳三唱も司会者が行うということになります。万歳三唱も、締めの挨拶と同様、異動や定年退職とで言い方が変わってきます。

①異動・転勤の場合

「僭越ではございますが、ご指名を受けましたので万歳三唱の音頭を取らせていただきます。皆さま、万歳三唱をご唱和ください。それでは 栄転する○○さんの、さらなるご活躍を祈念して・・万歳!万歳!万歳!~。ありがとうございました。」

②定年退職の場合

「僭越ではございますが、ご指名を受けましたので万歳三唱の音頭を取らせていただきます。皆さま、万歳三唱をご唱和ください。それでは、○○さんの第二の人生の門出を祝福し、万歳、万歳、万歳!~。ありがとうございました。」

③寿退社の場合

「僭越ではございますが、ご指名を受けましたので万歳三唱の音頭を取らせていただきます。皆さま、万歳三唱をご唱和ください。それでは、〇〇さんの末永い幸せを祈念して、万歳!万歳!万歳!~。ありがとうございました。」

送別会での締めの挨拶や万歳の言葉は気持ちが大事

送別会での、締めの挨拶や万歳三唱についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 締めの挨拶や万歳三唱を行う場合、さまざまな理由で離れる人別に例文をご紹介しました。 ですが、あくまで例文になります。 まるまる真似をして挨拶すると、自分の気持ちがこもってないと思われます。異動や退職される人に対して、心がこもった言葉で伝えるのが大切になります。例えば、「〇〇さんは、面白い人で、職場の雰囲気がいつも明るくなりました」など、自分の言葉で挨拶しましょう。 また、送別会当日の司会者はバタバタしますので、自分なりにリストをまとめたり、カンペを用意しておくと焦らずスムーズに進行することができます。 面白い事はしなくていいので、オリジナルのある司会で送別会を進行していきましょう。