地鎮祭とは?費用は?手土産を配る挨拶回り等、施主に関わる18の事

目次

◆建設建築、改修その他の前~「地鎮祭」は行っていますか?

【地鎮祭の基本作法・マナー】|東建コーポレーション - YouTube

出典:youtube

住宅や会社の建設建築、また道路ダムなどの工事、敷地造成、代々伝わる山林からの樹木の伐採など、さまざまなシーンで行われているのが地鎮祭。 どんなところにお願いして地鎮祭自体には誰を参加させればいいか、施主と工事関係者、どちらが優先かなどなどなやむことも。

他にも、その地域によって習慣は異なり、今住んでいる地域以外に住宅建築しようとなると、どんな人にどんな手土産を持参して(挨拶)回りすればいいか、この地域の習慣に、この手土産や熨斗はあっているかなどなど・・・

地鎮祭以外、建設建築や工事本体だけでも忙しいのに、施主がやらなければならないことは本当にたくさん!

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その1

そもそも「地鎮祭(じちんさい)」とは?

地鎮祭は、その儀式や目的となる工事や建築などの施主にとっては、「ひとをお招きする立場」 だからこそ、自信をもって地鎮祭の知識を押さえておきたいですよね。

こちらは農業での地鎮祭。 五穀豊穣の5円玉と同じなのか、金色に輝く大麻の姿が!!

地鎮祭とは・・・ 建設工事や造成、伐採、農業などの様々なシーンで・・・ ・これまであった建物や土地、流路や道路、そのほかの人工的な構造物や、海山川などのあらゆる自然物に造作による改変を加える時 ・またそれらに関連して樹木を伐採したり移転したり、もともとある岩を移動したり発破したりといった時 ・これから一年やあるいはこれからしばらくの間の畑などの用途変更や収穫等生育と生産祈願する時 などに、その土地の持ち主や施主、地域の人々、工事関係者が、神社や寺(ときにキリスト教型、無宗教型や人前式もある)などに依頼して行う儀式。

「主として人による改変を、土地や建物、構造物、自然状態である土地と土地付属物などに加える時中心として行われている、『地域の神社や寺』などにお願いして行う儀式」のことです。

 ・地鎮祭とは建設工事のときの神へのご挨拶だけではなかった!~伐採、田植え、収穫、事故前後、庭石などの移動まで!

実は建築建設だけではなく、事故や生産などに関連して、土地と土地付属物などについて全般的に行われる儀式が「地鎮祭」なのです。 「地鎮祭」以外にも、神主さんをはじめとする神職によるさまざまな儀式がありますが、多くの人にとっては、土地に祭壇あるいは鍬入れ用のスペースを設けて行うものは「地鎮祭」です。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その2

建設建築以外にも「地鎮祭」を通じて、土地の神様にご挨拶をする必要がある!?

「地鎮祭」自体は、こうした改変を始める時以外にも・・・ 交通事故や火災など大きな事故で土地や建物や自然に異変があると考えられた時 噴火地震や土砂災害などがあったときなどに、行われていることもあります。 また一方で、こうした時には、別のお祓いや祈祷などを行うこともあります。 同じ目的と内容で、かつ同じ神式、仏式などの中でも、「地鎮祭」ではなく「安全祈願祭」「起工式」のような名称のこともあります。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その3

「地面を鎮めるもの」地鎮祭は、神式の他、仏式、キリスト教式、新興宗教方式、人前式などさまざまなスタイルがあり、住宅建築や建設工事以外でも行われる!

「地鎮祭」は、読んで字のごとく、「地面を鎮めるもの」。   儀式の性格は・・・   1:これまで安定して人と共生してきた自然とともにあるといわれる「その土地の神様」と、日本独特の信仰ともいわれる「八百万の神様」の双方に対して、これまでの感謝を伝えること   2:これから人的に手を加えることによる土地や景観と建物や土地付属物への改変自体を「土地のあらゆる神様や先祖代々の関係者などに挨拶」そして「安全を祈願する行為」      と考えられています これが発展して「土地の神様である産土(うぶすな)が土地の持ち主。人は土地を使わせてもらったり所有権や借地権などを設定してもらっているから、産土に土地を使わせてもらうことを挨拶する儀式」として伝えられている地方もあります。

神式や地域で慣習的に行うものは、まとめて「お祓い」「祈祷」「お祈り」「挨拶」「土地神様への挨拶」などと呼んでいます。

仏式、キリスト教方式や、人前式などもあり、儀式の名称としては 「安全祈願祭」「鎮地祭」「土祭り」「地祭り」「地祝い」「起工式(一般、人前、日蓮正宗 含)」「地鎮法(仏式)」「鎮宅法(ちんたく・ほう)(仏式)」「安鎮法(あんちんほう、安鎮国家不動法)(仏式)」「地天供(じてんく)(仏式)」「地堅めの法(仏式)」などとも呼ばれています。

キリスト教式、新興宗教式や人前式ではほぼ神式の儀式から抜粋したようなスタイルのものなどが多く見られますが、仏式はやや独自の儀式スタイルを持っています。

農業でも同じ名称の「地鎮祭」を行いますが、農業のケースではシーズン前には農作業の無事安全と豊作祈願、シーズン後には今年一年の感謝と一緒に神を招いて地域の人たちや収穫物を購入する人たちなどとの祝宴(直会(なおらい)や酒席など)などもあわせて行うこともあります(地域による)。

ちなみに、会議などの後の食事会なら「一席設けてあります」などといいますが、法事や地鎮祭など、神社や寺社が絡んだ行事の時には、女性であれば「(お時間のご都合がよろしければ)ちょっとしたものを用意しています」などとかなり濁して表現するのが一般的です。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その4

神様へのご挨拶「地鎮祭」はどんなところにお願いすればいいの?

通常「地鎮祭」は、「土地の持ち主や施主」が神社などにお願いして行うもの。 近現代日本の場合、通常、各地域には「定期的に格付けされた、伊勢神宮からスタートする階層制度を持った神社」が置かれています。伊勢神宮は、基本的には体系づけられた組織を持つ神社の系統。内宮外宮含め多数の社殿を持ち、天照大神や土地の神大国主命などを含め多数の神を祀っています。 そこからつながった各地の神社にお願いすることが一般的。

また伊勢は別格なので、神階がありません。 延喜式以降では、たびたび日本の各地域の神社に、ほぼ公的に社格をつけるということが行われてきました。

日本の場合、海外の教会制度に比べても、非常に複雑な宗教施設の発展が見られます。 これらの表に連ねられているところではなく、比較的小さなところが多いのですが、地域によっては、これらとは全く異なる独自の発展を遂げた神社もあり、祀っているものが神ではなくモノ~樹木や岩、鶏、額縁、謎の古文書といったところや、戦死者、かつての地域などの死者、現在地域で生きている人たちが当番制で神社のお世話をするだけといった何を祀っているのかがわかりにくいものなども存在します。 また名称としては「神社」ですが、他の宗教を信仰する人が集団移住した際に建てられた、海外宗教信徒であることを隠すための神社や寺なども存在します。 そのため、地域によっては、その地域にふさわしい寺社などが細分化されて決まっており、ここにお願いすることが一般的となっていることもあります。

工事の種類などによっては、特殊な専門業者を地方から招くことなどもあります。たとえば、神社や仏閣などの社殿回りや鎮守の森関連の更改、これまで長年難工事が続いていた橋梁やトンネル建設などの特殊技術を使うケース。 こういったときには、地域の神社や寺社等とその専門業者などが、もっともふさわしい技術や格を持った神社や寺社などを選び、その指定したところなどで調整してもらうこともあります。

依頼する人と費用負担者の優先順位は・・・ 1:施主 2:土地などの持ち主(売買による権利移転に前後して、前所有者などがお祓いの類のものを依頼することもある) 3:工事関係者

依頼先として一般的なのは・・・ 1:地域の神社(共同体や地域で建てたものであれば、そこにまずお願いする) 2:地域の格の高い神社など 3:職人や工事内容などに見合った寺社など

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その5

神様へのご挨拶地鎮祭には、ふさわしい日取りってあるの?

結婚式など高島暦や大安などの六曜の吉日にこだわる人が多いのですが、神道で行う地鎮祭の定着は古く、 室町時代に伝わり広まった六曜のほうが新しいため、六曜に支配されることはありません。 ですが、双方のシステムにこだわる人があることも考え、仏滅を避けて、大安の午前中を選ぶ人が多いのも事実です。

ちなみに、神宮には神宮暦があります。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その6

地鎮祭~神様へのご挨拶だから・・・どんな服装がふさわしいの?

上棟式と違い、地域でとくに、地鎮祭用に衣類を用意する必要があるところはなく、参加者含めスーツや作業服といったところが一般的です。 学生なら制服でOK。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その7

「地鎮祭」はどうして神社系にご挨拶するのが好まれるの?~全国各地 神社や寺社、教会と神職などのしくみ

 ・日本の建設建築技術って~本当に朝鮮半島由来??

学校などでは、日本の建設建築と土木関連の現代業種は、三国朝鮮時代の技術者や中国からこうした地域を経て入った技術者や、それら末裔等が多いと習います。 現代でも、朝鮮系の出地を持った氏名のひとがこの業界には多くあり、ゼネコンなどの掲げている名前にも、こうした出地をわかりやすく看板印としているところもあります。

ですが、実際の「建設建築や土木関連技術」自体は、「古い人工構造物である遺跡や土地の歴史などそのもの」で習うように、「どこの人かわからない、目の色や髪の色が違う、まったく違う言葉を話す人」なども含めて、記録や口伝されている限りでは縄文時代から伝えられ実行されていると考えられています。

日本では、とくに高度な建築建設技術といえば寺社建築技術であることは、古くからよく知られていますが、寺社に一時集団で暮らして、数年から数百年の間、建設建築や修繕、あらゆる神具などについてのサービスを提供するわかりやすい労働者や管理者としては、隣国出身者が多いことは、よく知られています。

伝えらえる技術には、隣国神だけではないため、様々なつながりを持つ宗教のなかでも、わかりやすく内宮下宮が分かれて、多彩な神が祀られている神社・・・別格の伊勢からの系統とかつてつながっていた「各地域の神社」に依頼することが一般的なのです。

 ・「神」自身と取り次ぐ者の関係~「神」「赤鬼青鬼」「巫女・天使・取次・詐欺・神職」の分類はわかりにくいので・・・全部まとめて神と呼ぶ地域も少なくない

地域などによっては、善悪問わず、わかりにくいものを幅広く「神」として祀るところも少なくありません。 もともと素晴らしい神と一緒だったところ、その間に取次を自称して入り込んだ者が、神を模倣してその後神界と分離切断し、もとの世界に戻りたいなら金や命を延々差し出せ・・・とした、成り代わり型の詐欺神話は、各国の神話や童話にも多く伝えられるところです。

日本人が現代、神に取次をお願いするといえば、通常神社や寺などで、そこから派遣されてくる神主さん(かんぬし)や、お坊さん(おぼうさん)などが行ってくれます。他に「寺でいう檀家や在家集団」と同じような組織「神社の氏子(うじこ)」などの代表が、よく似た働きを持っているタイプの神社組織もあります。

地域で工事をお願いする時、それが大掛かりなものになるほど、地元地域を知らない人が流入してきます。 日本では昔話などで、営業中の宿場や一夜の宿として軒先を貸してくれた家に泊まったり(挨拶)回りに行っただけで、命を落としたり、馬や家屋などを失ったりといったさまざまなオカルト的体験を伴う里があるというものが全国で多数見られます。 地域にやってきた建設建築作業員の中にも、こうした被害に遭う人は昔から少なくなく、国立競技場や丸の内のビル街など都心の建設現場でも、工事中に事故に見せかけた生きうめ事件や不審死などをいまだに実行や演出するところもあります。 こうした人たちによる詐欺や、そのプロセスとしての人為的な工作、心理的な圧迫などを排除するため、神とのつながり、神社間や寺社などとのつながりがはっきりとしており、一時は国の中で最も格が高いとして公的にも知られてきた伊勢神宮系にお願いすることが多いのです。

 ・個性的すぎる神様の仕業から、地鎮祭の日の清浄かつ正常な状態を神に覚えておいてもらい、毎日工事関係者が安全に作業ができる地域環境となるよう見守ってもらう

各国神界や欧米神話伝承などを趣味としてよく眺める方なら、神の特徴として赤や青い肌を持つ者、ウルサイ環境や汚い環境が苦手なので、そんな建物や部屋は下に叩き落す神、日が出ている時間帯以外一切活動しない神、見つけた相手を自分の下に入れることで、相対的に自分が神となりたがるコレクター型の神、自分がこの地の昼夜を決めているから私のために日付が変わるころ死人を出さなければならないと強いる神・・・など、ちょっと困ったさまざまな個性を持つ神があることもご存知かもしれません。 うるさい環境が苦手な神の中には、その上にさらに別の神界を抱えている中間管理者的な負担を引き受けている神もあるとも解されています。 そのため、工事現場などあまりにうるさく、土地の表面や見た目が整然としていない状態では、周りの神様や上司の神様から仲間外れにされたりしがち。 完璧さを求めるあまり、その現場を下部に叩き落すなどという言い伝えが残る神もあります。 主に機日付が変わるころ、夜間や明け方に持ち込まれるといわれる、こうした悪影響を排除し、翌朝の現場はいつもとおなじコンディションになるよう神々にも働いてもらうべく、頼れる神様に降りてきてもらう儀式という位置づけでもあります。 神ではありませんが、神話童話の中には、昔の王様や心のキレイな娘のもとにやってきた後妻の娘が、「とげの多い、もしゃもしゃとした繊維のイラクサ」をつかった衣装づくりを、心のキレイな娘などにいつも行わせることで、その娘の手足を「毎日血だらけに」させ、「どんどんみにくく変貌させたり汚い身なりに」・・・といったものが、各国各時代に多数見られます。

これら長い伝承と、家を建てるという一連の作業や関係者を見渡してみれば・・・「意地悪なオーダーを心のキレイな施主や作業員たちに命ずるような神とは世界を分け、正しいその地域を代表する神具によって、地鎮祭の間に計量する」という、人知れず神が行う一種の儀式的側面もあるかもしれません。 ちなみに、神社以外、他の日本に伝わる原始宗教や、モノ神との間の儀式にも、この地鎮祭にみられるような、神具の物質的配分や採用というのが見られます。

要は地域に異質な人や状況が発生するとき。その異質な人などに対する大きな変化をステップにして、洗脳や詐欺、事故などを繰り返しながら、地域の結合や人間関係、持っている地域リソースの利点などを損なわせることが無いように、規範や技術のよりどころの基準を一つ確保するために行う儀式でもあるのです。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その8

日本には八百万の神様がいて、神様同士の交流にかかわらず、その地域自体はさまざまな神界と人界が統合されて反映しているという考え方に則った「地鎮祭」

ご存知の通り、日本ではあらゆる宗教行事が根付いています。また、寺や神社の中にも、隠れキリシタンのためのものがあることなども有名。 とくにこれら宗教団体の中では『トラディショナルな型に属する団体が起こした暴力事件や大きな事件』というものは『日本では』近現代にはあまりみられません。海外では、こうした派閥抗争もありますが、日本の場合はオウム真理教事件、法の華事件、創価学会日蓮宗事件に代理代表されるような、新興宗教系によるものがある程度。

これら、「海外や異文化からの全く違う宗教のものが形成した神社や寺」が存続することは異質なわけではなく地域に支持されているからで、その分さまざまな地鎮祭スタイルも分かれているものと考えられています。(もちろん、長い歴史的には、廃仏毀釈とキリシタン狩り等の影響というのは否めませんが)

ちなみにかつて日本の影響を色濃く受けた神社があった韓国のほか、台湾などでも、地鎮祭に似た儀式を行うことがあります。

また東南アジアの各地域でも、仏教などが中心となっている地域でも、地鎮祭の各種の祓いや儀式に似たものを、地を鎮める、祓い清めるとして行うことがあります。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その9

神様に取り次いでくれる人や神を名乗る人の中には、ろくでもないひと『も』多い・・・神界(?)と人界のトラブル

大型震災前後に被災した住宅の中からの貴重品持ち出しなどが相次いだなどの事実や報道もありましたが、このときに被災エリアに入ることができたのは、「おかみ」という国や地域の自治体などに口利きができる多くの公務員やそれに類する現状保全などを行う職責の人だっただろうことが知られています。間に入って、詐欺のような行為を働く人もおおく見かけられました。 こういった、事故や津波などとからめた地域の神や神への取次をする者たちによる伝説というのが古くから日本では数多く見られます。

たとえば、震災時以外でも、音楽を聴いていたり話をしているうちにどこへともなく忽然と消える家財や、いつのまにか笑いながら即死しているなどの話があり、各国神話の中の「イージス」「浦島太郎」からの変形話の伝承、や土地を運んでいると自称する「河童」、天使やいたずら好きな特徴を持つ「座敷童」が関与している物から「赤鬼や青鬼」が絡んでいるものなどもあります。

インド神や西欧神話の中にも、この赤い肌や青い肌で描かれる神や悪魔が多く出現し、中には殺戮だけの神なども存在します。 童話に出てくる心のキレイな神様を毎日掃除や炊事、洗濯、水汲みや、山に行って草をとってきて糸を紡いで・・・といったいびり手足を血だらけにするほどこき使う姉神などは青い肌を持ち、「とげの多いイラクサからの布を作らせる」ことで、自分の衣類を「毎日」作らせていたことなども知られています。

こうした神の使いや神自身を自称する者のいうことを聞きすぎているうちに、社会から隔絶され、その後不幸な不審死を遂げるなどという話も数多くあります。工事などに絡んだ口伝では「新しい工事や建築物を手掛けるなら、我々神全員にその金額と同じものを差し出し、我々神界が上になるように、お前たちの世界では山崩れや火災、爆破などを行えと強要し続けて居座る神の姿」なども各国で存在します。

気象ではなく起請もの。 もともと起請(きしょう)というのは、その前後の出来事やこれから起こるべきことのプロセスなどを、正しい手順や正しい内容で記述して、これが「正しかった」と宣言すること。神に近い領域で仕事をすることから、神への取次や宣誓を行ったりしていたのが元の役割といいます。 呪術的な内容を帯びた時代も多く、古来の裁判や刑罰などに深く関係していた時代もありました。 そんな変遷もあるため起請の方法にもいろいろあります。

海外神話も含め夏になると湾岸などに現れるといわれる「自分とどちらが速くできるか競おう!我々のほうが速くできたらお前の命やあれこれを手土産がわりに奪う」という河原の決闘シーンにみられる田舎のヤンキーのようなタイプの「宣言実行勝負」を吹っかけてくる悪魔・神などもあったと伝えられます。 こういうときに、「失敗した時はお前が死ななければいけないは我々起請もの(と自称する人)が代わりに死んでやっている。だからお前が生きていられる。その分、お前の金や身分や土地を我々の手土産によこせ」とした偽起請種などが「多数」存在していた歴史もあります。

起請ものは、よく働いていれば役立つものですが、長い歴史を読んでいると、「起請役と厄災をもたらす神や悪魔役が『ひとり二役』で改ざんを図ったケースもあった」ように書かれているものもあり、神というより詐欺師のあらゆる姿を後世に伝えるために残されている話であることも少なくありません。 これらはたとえ話がそのうち啓蒙的な要素を帯びて、数百年以上語り継がれる中で、徐々にエッセンスが集約されていった結果として得られた表現ですが、「神」に対して「神と間違えられがちなもの」を表してわかりやすいところかもしれません。

神へのとりなしをする職種にはさまざまありますが、取り次ぐある種の身分を持っていたからと言って、あるいはおかみだからといって厄災をもたらされては困ります。 そこで、多くの人がお世話になっているのが、地域を代表する神社の正式な神職による地鎮祭を通じて行う神様への(挨拶)回りです。 神社で祀られている神は非常に多種。その目的に合わせた神様のところを順に(挨拶)回りするとなかなか面倒。 そこで、神様の方に降りてきていただいて、(挨拶)回りを省略するスタイルでもあるのです。

ちなみに建設建築工事では、この「地鎮祭では神様への(挨拶)回り」を。 その他、建設許可や道路などの使用許可などを通じて、「役所=おかみにも(挨拶)回り」をして、一定期間見守ってもらっている制度の2本立てとなっています。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その10

神様に、工事の無事と工事の着手を挨拶する地鎮祭~どんなことをするの?

神道や神社以外による宗教や無宗教型、人前式などもありますが、通常は神社による地鎮祭とほぼ同じ内容や、そこからの抜粋型で儀式が進みます。

 ・神様へのご挨拶地鎮祭~地鎮祭の参加者は?

通常は、斎主を神職として、工事にかかわる建設業者、設計者、施主が参加。大きな工事では60~100分超、住宅などでは15~60分ほどの地鎮祭もあります。 また地域の総代などが参加するケースもあります。 一般住宅建築では、しめ縄や幕などの設置されたところには女性の参加も一般的ですが、工事によっては女性厳禁のケースもあります。 地鎮祭、地域へのご挨拶含めて、女性は会釈だけで一切声を出さないということが伝えられる地域や工事内容などもあり、このあたりは神職や業者への確認が必要です。

 ・神様へのご挨拶地鎮祭~一般的な必須品以外にそろえて置いたら「できる施主」になれるかも!?

また地域によっては、地元参加者などが神饌のうちの酒を除いた部分などを全員で分け合ってその日のうちに手土産として持ち帰るなどの風習がひろく残る地域もあります。 そのためスーパーなどの白色手提げ袋や、食品に使える透明袋などは用意しておいたほうが便利かもしれません。

ダムなどのテープカットする人や、自治体など大きな団体で格上の担当者など以外には、こうしたタイプの記章を使うことが一般的。 このあたりも式典の種類やクラスによって使い分けが厳密に存在するケースもあり注意が必要です。

全員が注文建築の発注者、施主であるコーポラティブ住宅など、多人数で広いエリアやフロアを持つ物件の地鎮祭もあります。 どの人がどのエリアブロックで、どのご家族や、どこの担当業者さんかがわからないという方も。 ややアジャイル型の設計変更や開発を伴うことも少なくなく、一般の地鎮祭よりも、互いの存在をじっくり知りたいところ。 こういったケースでは、よく式典参加者などがつけているリボン(記章)を用意して、建物のエリアやブロックごと、あるいは施主、業者などのように分けると便利です。

 ・神様へのご挨拶地鎮祭~その会場設営は?~テントと祭壇

地鎮祭の準備~地鎮祭に必要なものをご紹介します~ - YouTube

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土地の四隅に青竹(松)を立て、その間を注連縄(しめなわ)で別に分けたり、紅白や紫白、青白や、家紋横断幕を張ったテントを用意して、そこを「祭場(さいじょう)」とします。

白色ターポリンで囲った上から注連縄ということもあります。 これは地域や神社によって異なり、住宅建築など規模が小さければ神社やハウスメーカーですべて行ってくれることも。あるいはレンタル器材などを取り扱っているところに相談すれば、その地域や宗派、規模に見合った地鎮祭セットとして、レンタルから設営までを行ってくれるサービスもあります。 かなり略式のケースでは、祭場設営だけでなく、供物祭壇のレンタルもあるので、リーズナブルに済むケースも少なくありません。

地鎮祭から着工まで【自分でやる地鎮祭】【セルフ地鎮祭】 - YouTube

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さらに最近は、信仰心が薄いので、神職に頼るほうが失礼といった考え方の方を含め、自分で地域の産土に詣でた後、略式で自らが行う地鎮祭もかなりのかず見られるようになってきました。 これが最もリーズナブル。こちらのご世帯ではありませんが、ネット上には、1万円以下という方も・・・

カンタン地鎮祭セット 設営動画 - YouTube

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比較的シンプルながら、基本構成をミニマルにまとめたタイプで全体をおさえているのがこちらの祭場設営動画です。

祭壇では、八脚台という木の台を並べて、真ん中に神籬(ひもろぎ)を立てます。 神籬とは、大榊に御幣と木綿を付けた物で、これに神を呼んできて、儀式の間とどまってもらいます。 祭壇は通常、住宅の場合南向きまたは東向き。 酒、水、米、塩、野菜、果物、魚等の供物を並べます。 内容は神職などによっても異なるので、その時々の指示に従うとよいでしょう。 行事や地域によっては、また儀式の格などによっては、ここに地域の名産物の繊維など地域ならではのものを供えなければならないこともあり、このあたりのマナーは、神職に相談されても良いでしょう。

神饌(お供え物)について ―地鎮祭 上棟祭 新宅祭 神棚祭など― - YouTube

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また、祭壇の左右に、5行説からくる天地万物の木火土金水を表す五色絹幟に榊を付けたタイプの「真榊」を立てることもあります。この五色は、この幟を使い、力を授けてもらう目印としたり、魔よけ的な意味を帯びています。 さらに八脚台は、この並びを境にして、穢などが入らないようにする意味合いがあるので、通常数が少なくとも並べるのが一般的です。

神社総代のためのお祭りの準備と作法 - YouTube

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椅子を用意するケースでは、祭壇に向かって正面の前側から上席。左側が設計者施工者、右側が施主や事業主です。 左側に玉串仮案、右側に盛砂(斎砂)を設けます。(※西日本の多くの地域では、まるごと左右逆となります)

地鎮祭 デモンストレーション ~地鎮祭の流れをご紹介します~ - YouTube

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こちらは全国各地で、土木建設系や大型物件をはじめとした地鎮祭のさまざまなアイテムレンタルを手掛ける大手、ダスキンユナイテッドレントオールの地鎮祭デモンストレーションビデオ。

地鎮祭 サンプル動画 - YouTube

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こちらは西日本、尼崎市の地鎮祭。

寒冷地では、雪の中行われることが多いようです。

 ・神様へのご挨拶地鎮祭~祭場に入る前にやっておかなければいけないこと

手水桶(ちょうず)から救った手水(てみず)で両手を浄めます。このときに口を漱ぐ方も。 これを手水の義(てみずのぎ)として分けているところもあります。用意されている紙で手を拭うこともあります。

地鎮祭~式次第と意味を解説~ - YouTube

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こちらは一般住宅建築で、ハウスメーカーなどが提供する控えめなタイプの地鎮祭とほぼ同じ内容。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の1つ目は「修祓(しゅばつ)」

開式の言葉の後、メインの儀式前に、参加者と供物など一切を、祓い清める「修祓」を行います。 一般人が俗にいう、お祓いですね。 一定時間、頭を下げて足元を見つめ続けます。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の2つ目は「降神(こうしん)」

神籬に、その土地の神様や地域の氏神など迎える儀式。 神の降臨により神職が「警蹕(けいひつ)」として「おお~ん」と大きな声を出すので、多くの人がちょっとびっくりする瞬間です。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の3つ目は「献饌(けんせん)」の儀式

祭壇の酒と水の蓋を取って、お供え物を食していただく儀式。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の4つ目は「祝詞奏上(のりとそうじょう)」

1.祝詞奏上.MOV - YouTube

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工事の開始をご挨拶し、安全を祈る祝詞を、神職が祭壇に向いて奏上。 祝詞の中に含まれるので、事前に書面で、日時、場所、施主名、設計者名、施工者名、参加人数などを挨拶しておきましょう。

より、祝詞の世界が気になる方には、学習教材もあります!

祝詞の奏上の仕方・祝詞の活用方法について - YouTube

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祓詞(はらへことば)|祝詞を奏上してみしょう-祝詞講座 - YouTube

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   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の5つ目は「四方祓(しほうはらい)」

土地の四方にあるいはしめ縄で四角に土地を区切った祭場の四隅に、砂や竹などを使ったもの等や祭壇を設置し、神職が「大麻(たいま)」で祓ったり、半紙と麻を切って作った「切麻(きりぬさ)」を撒いて祓い清めます。米を撒くケースなどもあります(散米)。

大きな工事や、念を入れた祓では、その敷地や関わると思われる樹木など広い範囲にこういったものを設置して、その場所でも祓などに関連した儀式を行うこともあります。

神社や宗派、地域によっては、この土地や祭場の四隅に設置するものとして、神社の砂、海砂など別の土地の土砂一握り、塩などを備えることが慣習となっているところも多く見られます。 たとえば伊勢や関西の一部地域では伊勢の猿田彦の砂や、伊勢近隣の浜の砂や塩などが広く知られています。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の6つ目は「地鎮の儀(じちんのぎ)」「起工(きこう)」の儀式

6つ目は機工ではなく「起工の儀式」あるいは「地鎮の儀」とよばれるもの。 「刈初(かりぞめ)の儀」「穿初(うがちぞめ)の儀」として、施主と設計者施工者たちが「忌鎌(いみかま)、忌鍬(いみくわ)、忌鋤(いみすき)」という所作を行います。 これは、祭壇の前で、草刈をし、地面を穿つ(掘る)もの。 工事を始めることをご挨拶するものです。

この儀式の中では 鎌で草を刈る所作の「苅初の儀(かりそめのぎ)」鎌入れ(設計者 かま) 土を掘る所作の「穿初の儀(うがちぞめのぎ)」鍬入れ(工事施工者 くわ) をすくう所作の「地曳の儀(じびきのぎ)」鍬(建主 すき)のように役割が分かれているのが一般的です。 『3者』いずれも「エイ・エイ・エイ」という掛け声をかけて『3回』ずつ行います。

【新築の地鎮祭】エイ!と言う掛け声が恥ずかしい。 - YouTube

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西日本では,鋤が事業者代表,鍬を施工者代表で行うのが一般的。 また、仏式や土木工事、仏塔建設などでは「鎮物(しずめもの)埋納の儀」として、岩や金などを鎮物(お供物)として埋めたりささげたりする別の儀式があるケースもあります。

富徳寺 客殿 地鎮式 - YouTube

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こちらは、寺社での、神道形式によくにたタイプの地鎮祭。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の7つ目は「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」

玉串拝礼(たまぐしはいれい)の作法 - YouTube

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玉串の作法 - YouTube

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玉串として使うものも様々です。

出席者が行います。 出席者が榊等に紙垂をつけた「玉串」をささげて拝礼するもの。 まず机の前で一礼。 右手を榊の根本に添え,左手で葉を下から持ち上げながら神職から玉串を受け取ります。 時計回りに四分の一回転、根本が自分に向くよう右手を引き寄せ、左手に持ち替えながら時計回りに更に半回転。 根本が神前に向くようにして供えるもの。二礼二拍手一礼。

  ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の8つ目は「撤饌(てっせん)」

名画:伊藤若冲『鉄線(てっせん)』

祭壇の酒と水のふたを閉じて、お供物を下げる儀式。

   ・神様へのご挨拶地鎮祭~儀式の9つ目は「昇神(しょうしん)」

神様を招く前にいた「御座所」に送る儀式。 神が降りてきた時と同じで「おお~ん」と神職が発声します。 このあと通常では閉会式ですが、ここで、神酒拝戴(おみきはいたい・しんしゅはいたい)といって、出席者でお神酒で乾杯することもあります。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その11

地鎮祭後、地域によっては、ご近所への挨拶とともに必須の直会(なおらい)とは?

地域や宗派、またその地鎮祭の規模や性格によっては、このあとに直会(なおらい)として、その場にいる人たちが、飲食を共にする会を持ちます。 会場を変えて行うのが一般的ですが、その場でちょっとした折などを配って行うケースもあります。(主に農耕系など)

こちらは大手パナソニックの新工場地鎮祭ですが、直会も同会場でした。

これは、儀式でも疲れている出席者や神様の双方をねぎらい、(挨拶)回りでもなければ普段顔を合わせることも少ないお互いが、これから一緒にやっていくもてなしなどの意味を含んでいるといわれています。

キリスト教などでも、人を招いて食事をしてもらうといったものがありますが、日本では祝儀から葬儀、季節のあらゆる行事にまで広く根付いている、同じ宴の習慣です。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その12

施主なんだけど、地鎮祭ではどんな挨拶をすればいい?

通常とくに形式ばったものやルールはなく、会社の1分スピーチ的な中身で短い方が多いようです。 「本日はご多忙中ありがとうございます」といった参列への感謝。 家や工事に至ることになった自分の身の回りの背景などを少し。 設計施工者の苦労にふれ 住民やその他関係者の皆様にご迷惑をおかけしますが、どうか無事で ・・・といった内容が一般的です。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その13

さまざまな神具、神饌、祭壇をあつらえ、まねごとをする必要~神具を使うこと、適切な祭壇を設けること、適切な儀式を行うことで、神や神に似たものの課す難題をクリアしておき、工事自体をつつがなく終了させたいという意図

たとえば地鎮祭で使う祭壇の神饌や神具の中には、その宗教、地域、施主の思い入れなどによってさまざまなアレンジも存在します。

神社や神主さんが行う儀式の中で、おそらく一般の人が最も厳かなひと時だと感じているだろう「祓」、俗にいう「お祓い」。いちばん簡略的なタイプでは、松や杉などと紙を組み合わせた「大麻」という神具を神職が振って使用します。 宗教団体、儀式の性質やその神社や神職自身の考え方などによっては、先端のもしゃもしゃとした部分には、紙ではなく、木の繊維や麻、苧麻(=蕁麻、青苧、真麻とも呼ばれる帰化植物)などを組み合わせた神具によるものなども見られます。 各国の宗教や信仰中、大麻(神宮大麻のような形状のもの)自体は生命のよりどころを表すというところから、単に上からそう習ってきたとして引き継がれているスタイルまであり様々です。

苧麻といえば、たとえば故 小林麻央の出身地では、チマチョゴリなどにも使われている苧麻栽培が盛んで、日本でも貴重な繊維生産物があります。ですが、日本では、ごく限られた数か所でしか栽培されず、こうした儀式に使われることも、ごく稀になりました。

この「植物をはじめとする、祭壇や神具の素材種類選択」については、古くから使われているものだから良いというわけではありません。 新たに仕立てることが良いケース、何かにちなんだものが使われることが良いケースなどがあります。さらに儀式中では最もパワーの集中している「神主が手にする素材種類自体が、神界に繋がるため;つながりたい神界に近い時代や世界のものを使うことが良い」として特定の種類の植物や品種を選ぶという考え方もあります。

神具や布の素材やつくりにこだわるというのは日本以外、宗教や信仰以外の紀元前後文化から各所に広がっている考え方にベースがあります。 繊維の質やその素材の動植物などが、それぞれの時代を代表し、それぞれの世界を、供物などの布、生き物、人工物などまで含めてつないでくれるものとしてとらえられていたことなどにも由来します。 そのため、さまざまな疫病や渡来までの事故などにもかかわらず、貴重な××を持ち帰ってきた神職や高僧がつたえたもの~道中のあらゆる手土産の中に、布片や、大切な経文の書かれた巻物類(古くは神ではなく布類が多い)があるといわれています。 今に伝わるこうした特殊な素材の宝物類にみられる動植物繊維には、その品種自体がどこの文明、どこのエリアで作られたのか、今もって特定できない、あるいは再現できないとされるものも多く、神道や仏教だけにとどまらない、全宇宙的なロマンを感じさせてくれるものがあります。

また、神様の中には、「地面や建物の工事を行うときには、土砂災害や大火などを起こして、我々の方に金を支払わなければスタートさせない」といったことを常に命じる者もあります。とくに江戸から明治期、世界大戦前後に、訛りの多い日本語をつかい各地でよく見られ、様々な文献にも記録されています。 (※当時は、こうした事故を最初に発見したりその場に駆け付けることのできた人に、同じサイズの住宅などを建設する資金を同じく与えていたといった地域風習を持っていたところも、江戸を中心に多くあり、事故を起こして資金稼ぎや潰した生命をポイントのようにして評価するといった人物が多数見られたところもありました)

ですが、一度起これば、地域が負担する経費も大変です。 そこで、神田明神など地域の神社を中心として寄り集まる市民が増え、地鎮祭では鍬入れ式等を通じ「格の高い神につながる高度環境内で、制圧できるサイズの山を適度に崩すことで、厄災をその仕切られた内で済ませてしまう」=「本番の建設建築工事では、こうした厄災を起こして、別に現れた神に服従する必要がない」といった考え方などもあります。

現在の20大社会人の母親世代には、シルバニアファミリーなどにはまっていた方も少なくありません。 ああいった一種の小さな箱庭型環境をより高度化して、さらにウサギの人形にはない神聖なものに神職が転化してから行う儀式なのですね。

それと同じで、神仏の「祓」に使うときの神具自体を、夏越祓や年末大祓にみられる「形代」の役割のように考えることもあります。 神具を新たに作り直すことで、地域から人柱を出したり、土地付属物を壊して、「神を自称する側が課すノルマがある神界よりも、さらに高いレベルでそんな行為は不要だ」と示す意味合いを帯びているときもあります。

一方、現代一般住宅建築における地鎮祭や起工式などでは、全員「ゆる~く」行っているもの。 ですが、たとえば関係する作業者や施主が求める建物の性質やおだやかさ、作業中ものんびり地域のペースに合わせながらとしてすすめていきたいケースなどでは、地鎮祭や用いる神具に対するコンセントレーションが高ければよいというわけでもありません。

神仏系のこうした知識は、比較的建設建築や農水産といった現場では大切にされるもの。 「手間のかかる方法で非常に大切にもてなすことで縁起を担ぐ形に見せかけながら、騒々しい厄者をもてなす形をとること」で、だれもが予想しなかったような極大なトラブルが持ち込まれることを回避したいといった意味合いもあるかもしれません。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その14

地鎮祭のご利益は、どこか一か所の宗教や文化によるものをはるかにこえた効果があるといわれる理由!地鎮祭の祭壇のアレンジは、様々な文化圏を表すともいわれる!

もうすこし踏み込むと、実は祭壇のアレンジなどには、神道を入口とした、仏教や道、アジア各地域の宗教や、宗教以外で、各地に古くから続くさまざまな民族文化などの影響を受けたものが含まれています。 家を建てる、工事を始めるそんないろいろな地鎮祭をきっかけに、アジアや世界の信仰や文化の接点や、これらからスタートした技術発展などについて学んでみるのも良いかもしれません。

 ・同じ名前の神社や寺でも、祀っている神様や系統が全く違うところもある!?~神社や寺にも歴史あり

ほかにもたとえば全く違うエリアにある「××神社」という同じ名前の2か所でも、祀っている神様自体や、その成立の理由、歴史と系統が全く異なるところも少なくありません。これは、その神社が形成された由来がさまざまなことによるもの。 神社も寺も共通ですが、たとえば信仰が薄くなった、地域に住民が居なくなった、町内会を維持できるほどの人口がなくなった等の理由で、神社本庁系や、どこか大手の系統に合祀されたり、廃止されたりすることがあります。

昔、地域の神社というのは非常に豊かな個性を持っていましたが、現代ではこうした時代を経てきた関係で、かなりそれらも薄れてきたといわれています。 また大きな神社の系統に入ることになったところでは、その後高度成長期などを経たり、企業進出や大きな住宅地開発などを経て神社自体も発展し、もとの神様の働きを支えるために、多種多様な神様もお迎えすることになったところがあることも良く知られています。

 ・日本の神社の「宗教」~祀られている神様とは何なのか?

玉ぐし料裁判など、日本では政教分離を争点としたさまざまな裁判がありましたが、日本の神社の宗教=「神道」と呼ばれます。 現代では、「天照大神とそのほか数多くの神様を祀った」伊勢神宮を頂点とした神社の体系が日本にひろく根付いています。各神社でも祀られている神自体は異なっていることもあります。 このほかにも、出雲大社、靖国神社や護国神社他独立して存在するとされる神社の系統、さまざまな神を祀った神社、儀式の内容が他社とは全く異なる神社などがあります。

よく伊勢神宮がなぜ上位と考えらえるのかといわれますが、古くからの別格としての扱い・・・だけに由来するものではありません。 内宮外宮共に風光明媚で自然のリソースがバランスに富んだ地域にあり、社殿が三重県の広いエリアに分かれて存在し、さまざまな神を祀っているため、1か所で様々な神社に(挨拶)回りしたのと同じようなご利益が得られるためともいわれます。 儀式の性格では、神職や各神社がおつとめを果たすことができるリソースを供給する、神界から見守ってもらうという考えのものもありますが、こういった技術部分でも、優れた働きをする神が多く祀られているのが、地勢にも恵まれた伊勢神宮であるからと考えられています。

現代ITでいえば、ネットワーク系のエバンジェリストとしての顔も持つといったところでしょうか??

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その15

地鎮祭ではどんな神様にご挨拶をしているの?

地域の神社などによっては異なることもありますが・・・ 神式では国土の守護神である「大地主神(おおとこぬしのかみ)」 地域の神様である「産土神(うぶすなのかみ)」 その土地の神々である「此の地を宇志波伎坐(うしはきます)大神等」 などを祀ることが一般的です。

地元神社では3柱の中に大地主神が入っていないところも。 そのためあちこちの神社に(挨拶)回りをするよりは、地鎮祭でまとめて神に降りてきてもらったほうが便利と考える方が多いようです。

心華寺「新門・参道整備」建設の「地鎮祭」 - YouTube

出典:youtube

こちらはお寺の地鎮祭

仏式(仏教)では、「不動明王(ふどうみょうおう)」を本尊として、結界をつくり、地天を中心として、さまざまな神界の神や、霊魂なども含めて供養し永久に事故や問題が起こらないようにするという儀式です。 ちなみに不動明王、地面や水、俗にいう自然的なオブジェクトと建物の土台などについて、広く関係した儀式があります。仏像やイラストで見ると赤い火焔に包まれて書かれていることも多いタイプです。

不動明王

またすこし性格の違う地鎮祭もあります。 出雲大社では広く地域の地の平安堅固を祈る地鎮祭を「出雲屋敷」と称して行っています。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その16

ぶっちゃけ「地鎮祭」っておいくらぐらいかかるんですか?

「建物を建てる」「大きな造成工事やダムなど構造物建築」時の地鎮祭に限って言えば、その工期や規模によっても、出席者数、会場づくりのどこまでを買い取りやレンタルなどで行うかといった経費部分、くわえて神職に渡す初穂料(=玉串料)などで異なってきます。

地鎮祭のための会場づくりにも種類があり、 ・神への捧げものを祀る祭壇を大型で作る場合 ・鍬入れの儀式を重機などで行う場合 ・テントや紅白幕(青白幕・紫白幕・家紋入り幕)、椅子などを必要とする場合 ・事前の旗などを必要とする場合 などは比較的お高め。

ちなみに初穂料の語源は、2種あり、その畑などで生産される最初の作物などを差し出すことですが、アジア帰化系の一部民族には「長子を差し出す」といった解釈も、現代でも非常に広く存在します。 またもう一つは、「最初のお給料や報酬」 多くの人は、家を建てるときには初穂はすでに得ているので、初穂は差し出せませんが、代わりに金一封をというのが一般的です。 ちなみに、農耕系の収穫期の地鎮祭を行う地域では、その年の実りのほかに初穂料を出すケースも多くあります。

祝儀 初穂料 - YouTube

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まず欠かせない経費としては ・神職に依頼するためのお金(玉ぐし料(たまぐし)や初穂料(はつほ)と呼ぶ)一般的には個人宅で3万円以上だが、中には明朗会計の神社であって2万円以上という設定のところもある。 ※ちなみに、神社寺系に渡すお金については、「奇数であって3、5に類する金額」でなければならない地域やルール、儀式内容のところもあるので、要確認。蝶結びの熨斗袋を使用 ・神職のためのお車代(通常遠くから招かなくても、いくらかは包む 同じ町内なら3000~5000円くらい 熨斗なし熨斗袋(赤白等)もしくは大判ポチ袋無地か、なければ蝶結びの熨斗袋を使用) ・このほかに近隣にご挨拶する時の手土産代が必要です 供物を神職に用意してもらった場合では、その内容や量にもよりますが5000~20000円といったところです。

通常、山間部などに人を招かない限りは、あるいは住民総代のような人を招かない限りは、神職以外のお車代はあまり必要とされません。 ダム地鎮祭などの場合には、山間部で交通機関が少ないこと、開発初期には道路も不十分な整備内容で、各人が車両を持ち込むことが事故などを招くこともおおいことから、マイクロバスなどを貸し切りで仕立てることもあり、こちらもなかなか経費がかかります。

祭壇や供物、テントなどは別途ですが、一般的な戸建て木造住宅では、ハウスメーカーなどが用意してくれるパックがあるケースも。2~5万円前後で玉串料等含めすべて含まれるといったものもあります。 中には、新たに仕立てるものではなく、使いまわしのものや、しめ縄と砂と簡単な祭壇などごく小規模に行うこともあるので、しっかりと地鎮祭を行いたいときには事前に確認も必要です。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その17

地鎮祭とあわせて、これから工事で騒音や出入りでご迷惑をかけそう~隣近所へのご挨拶回りはどうしたらいいの?どんな手土産のきまりがあるの?

挨拶回りは、地鎮祭に先立って、あるいはその直後、また日を改めてなど、隣近所の方に手土産を携えてご挨拶をするのが一般的。 直会の最中、最初の施主の挨拶のあとに中座して、ご近所への挨拶回りで手土産を配るというのがルールとなっている地域もあります。 この辺りは法事や葬送習慣とも近いので、わからなければ法事のときの対応などを確認するとよいでしょう。

もともとは、挨拶回りでは饅頭や餅など、もち米や餡子、蒸し物などの菓子類や、手ぬぐいと小さな酒などの手土産を「施主が」持参するのが一般的。 ですが現代では、挨拶回りで手土産を貰った人も困らないよう、万人受けのよい菓子折りなどを持参することが多いようです。予算は1000~3000円程度。 その地域によって、この時につける熨斗などに「ご挨拶」だったり「粗品」だったりといった細かな違いがある地域もあります。 地元地域の紅白まんじゅうなどをよく手掛けるお菓子屋さんにオーダーすれば、菓子の種類や熨斗の違い含めてその地域の個性が大体カバーできるので、手土産でも完璧な対応が目指せます!

ちなみに、「ご挨拶」もしくは「粗品」の熨斗をつかって挨拶する地域では、このご挨拶時の手土産もとても合理的!   昔あった蒸し物などの延長なのか・・・   1位:500円~程度の菓子折り   2位:タオル   3位:洗濯洗剤   4位:台所洗剤   5位:石鹸   ランク外には、食品用樹脂ラップなども! と蒸し&焼き系プロセスに通ずる化成品などが広く好まれているようです。

通常(挨拶)回りでは、ハウスメーカーや工務店の代表の方と、施主とで回ります。 事前に工事関係者と町内を見渡しておき、これから長尺もの搬送などで迷惑をかけるご家庭などを中心に、(挨拶)回りでの手土産はとくに手厚く。とくに海外住宅資材の寸法でトレーラーなどを入れるケースでは、事前にしっかりと回っておかなければ、あとあと大変になることもあります。 騒音や、車両の行き来などで不安があるところに対しては、この(挨拶)回りと手土産配りの時に工事関係者から簡単な挨拶や連絡先を伝えておく世帯もあります。

一般的に女性施主ではこのご挨拶では会釈をする程度。通常は工事関係者と男性施主などを中心として挨拶と発話は行いますが、現代的な慣習では、男女の別にこだわる必要はないでしょう。

広めの道路から建設地に至る箇所をチェックして挨拶範囲を決めるため、挨拶回りの範囲が町内会よりも大きめになってしまうケースもあります。 また、比較的こうしたお付き合いにとらわれない地域中心に、挨拶回りと手土産では、不在時に、そのまま玄関先にぶら下げて帰れる様な「密封パックの菓子」と、不在時に入れる「手紙でのご挨拶回り文面」によるスタイルの手土産選びをするところもあります。 ただでさえ一日忙しい施主にとっては、とても合理的でうれしい挨拶回りシステムですね。

地鎮祭の傾向のある施主で「これはあとあとまでご近所づきあいで尾を引いた」と感じることが多いのが、この地鎮祭、棟上式、竣工式などでの手土産やもちまきなどの風習と直来などについて「ハウスメーカーの営業マンの言うとおりにしたら騙されて、だれよりも安くてみすぼらしかった」なんていう点。 このあたりは、ハウスメーカーの人の意見も参考にしながら、また現実には地域の神職や地域の商店などに、習慣について相談してみるのがよいでしょう。

施主だからこそ知っておきたい 施主にかかわる地鎮祭の知識~その18

神様や地域や工事関係者へのご挨拶会でもある地鎮祭~盛り上がる地鎮祭の演出とは?

オーソドックスな地鎮祭の流れや(挨拶)回りについては、先ほどご紹介した通り。 工事関係者や地域住民にとって心に残る地鎮祭演出というのも数々あります。 とくに住宅建築や土木工事では、職人の腕と技術などが、素材とあいまってその住宅の出来や耐久性、快適さなどを長い年月もたらしてくれます。 「あの施主さん、気が利くよね、なんかがんばって仕事しないと」と思わせておくほうが、住宅はしっかり出来上がるとよくいわれ、そのため、家族交代で、毎日お茶とおやつ振る舞いに出かけていく風習が残る地域などもあるのです。

 ・心に残る地鎮祭演出~施主による(挨拶)回りの手土産

現代では、貰った人も負担にならず、家族の話題になるように、1000~3000円の菓子折などをもって回るのが、一般的となった地鎮祭での手土産と、地域住民への(挨拶)回りの手土産。 都市化の進む地域や、新興住宅地など中心に、500円前後のタオルなどをもって挨拶すればよいといったところもあります。 地域のつながりが強い地域や、住宅地にあとから入るケースなどでは、餅やまんじゅうから派生した菓子折り等の他、ワンカップなどの小型の酒や升、染めの手ぬぐいなどの小型の繊維製品などをセットにしたものを配ることが多いようです。祭壇の神饌から、生ものを除いた部分です。

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これは、菓子折りだけではなく、「我が家では地域の住民の皆様も神と同じように崇めている」「建築中に皆様にかけるだろうご迷惑は、こうした神への捧げものと同じ方法で、常にケアします」「直会にはご参加いただけませんでしたが、同じものを持参しました。参加された皆様と同じ様に感謝します」という意味合いも持ち、建築中の心の配慮によるものと考えらえています。

地域によっては、上棟でこうしたものを配るところも。

 ・心に残る地鎮祭演出~酒と升

たとえば、10年間などの大型工期での地鎮祭では、やはり地面をいじるものが多く、重機や不審死の事故は多くプリミティブな実力行使を感じさせる土建習慣なども絶えません。 国立競技場建設や、丸の内ビル開発でも見られるほどの、どことなく怖い事件だらけ。 いつまでも謎に包まれたままの現場も多いのです。

こんなときに、全員の結束を固め、事故や殺人などを防ぐため、式典中に使う樽酒と一升瓶。そして人数分焼き印入りのオリジナル升をオーダーするところもあります。 ご存知の通り、ヒノキの樽や升からの酒は、それだけで魔を払う芳香があるといわれています。 また柾目の升は、理系や数値系、技術系たちにとって、いつもあたらしく、すがすがしい気持ちと環境で、存分に仕事を進めるための、ラッキーチャームの一つ。 たとえば、神社の絵馬などのほか、神社への特定学術分野や技術分野の奉納額(算額)などがあるケースでも、升と同じ素材どりなどであつらえることも昔から数多く、この存在だけで歴史に裏付けられた縁起物なのです。

現場によっては、作業期間中の多忙時や泊まり込み時、「あいつやってやろうか」なんてふと魔が差すこともあるとか。こんな時に「焼き印入りのオリジナル升」がふと目に入ると、地鎮祭当日の気持ちと決意を思い出し「無事故で最後まで走り続けるのが最も評価と歴史に残る」ということを思い出させてくれるのだそうです。 同じ気持ちを常に忘れないようにするため、式典で使う樽酒については、地域の由緒ある酒店や、あるいは酒造メーカーに依頼した「こも樽(こもだる)」で行うところもあります。

「競技プログラミング」ではありませんが、建設会社やハウスメーカーの中では、こうした調達を「競技調達」のように行っているところもあり、手配担当者のあらゆるセンスが問われることもあります。 とくに相手に対して姑息な手段で行う競技調達ではなかったとしても、やっちゃば系といわれるところで調達した物資は、家を建てて神様にきていただくには、穢れを帯びやすい位置にあったものとして認識されるところでもあります。

警視庁 早大門スペシャル|「人気者でいこう」テレビ朝日

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「ある程度、担当者が選んでおいた中で、お稚児さん的な何も知らない女子供に、その中から選ばせる」プロセスをとることもあります。問屋制度や市場制度と同じく、「身分が低く汚れた各種競技界」から神や人が使えるレベルにまで「モノの穢を浄化」する風習などもあります。

 ・心に残る地鎮祭演出~重機

先ほどご紹介の通り、工事では初期に使用することも多い大型重機は常に事故報道があるほどで、後期全体を通して高リスクな機材。 そのため、この重機含めて、神に安全を祈願しようということで、鍬入れ式を「人が行うもの」と「重機のブレードで入れるもの」とで行うものもあります。 通常、人だけで行う鍬入れでは、バケツ1~3杯程度斎砂ですが、重機利用ではそれなりの大きさ。人に対して大きすぎてはだめで、人が制圧できそうなサイズ。かつ、重機のブレードを入れても見栄えのいいサイズになるので、男性の腰の高さ下程度のなかで作ることが一般的です。

はたらくのりもの・はたらくくるま・けんせつきかい コマツ マイクロショベル PC01 - YouTube

出典:youtube

テント内で行うときの重機では、畳1~2畳ほどのスペースで使える小回りの利くタイプのマイクロショベルやミニバックホー、小型ユンボ系などが一般的です。

 ・心に残る地鎮祭演出~木

とくに難工事では、あらゆる神様にすがりたいところ。 こんな時に、格上の神社の社殿解体や、儀式で使用した丸太などを下げ渡してもらい、そこから作った神具などを利用することがあります。 こうした利用を考える方では、氏子として活躍したり、神職などと親しくなっておき、建設建築を見据えて、数十年前から根回しする方が一般的。

また、有名な神社や仏閣の建物の建築時に樹木を切り出したのと同じ山や地域から、神職による儀式や、氏子による手を経て切り出された木材を利用する方などもあります。 これらの調達は、ちょっと難易度が高いコースですが「自分の一生をかけた大切な建設建築」というときに備えて、長く時間をかけて取り組んでおられる方もあります。

◆いかがでしたか?

今回は地鎮祭と費用や手土産、(挨拶)回り、施主についてなどの実務と、地鎮祭の性格や解釈についてご紹介しました。

実はこれ以外にも、住宅新築に限って言えば、事前のお祓いから、地域住民を招いたご接待。 毎日の建設関係者へのお茶。 写真の餅まきや、幟や旗たて、年やお盆などにかかる時の取り扱いや儀式など、いろいろと地域によって、細かなルールがあるんですよね。 地鎮祭自体も、ここに書ききれないくらい非常に細かなアレンジがあります。

IT系高度人材を目指す、あるいは既にIT系高度人材として活動しているが、各国文化知識は弱いので、システム的なクライアント業界のゲン担ぎ系に弱いという人には、こういったあたりを熱心に眺めてみるのもよいかもしれません。