【段取り八分仕上げ二分】仕事二分?格言やことわざの使い方・語源・英語表現

目次

段取り八分仕上二分の意味は?本質は?

段取り八分というのは、仕事をするうえで、段取りが八分(八割)で仕事が決まるということです。つまり、仕事は段取り、準備が大事であるということになりますね。仕事上では、段取りがうまくいっていれば残りの全ての仕事(仕上二分)がうまくいくということを表しています。ですが、何度か申し上げているとおり、ただ準備するだけでは段取りできていると言えるわけではありません。 実は、段取りできていると思っていても、実は想定していなかったり、準備不十分であったりすることで段取り不十分になるが多いのです。どんなに準備していても段取りしていても、ひとつのことで滞ってしまえば、『段取り悪い』という評価にもつながりかねません。逆に、段取りがうまくできており、最高の状態の段取りにしておけば段取りが良いということにないります。ではどのように段取りをすればよいのでしょう。

八分?二分?段取り八分以外の八分は?

八分?二分?足すと一割?残りの九割は?なんて思う人も中にいらっしゃるかもしれませんが、この場合、足して十分で100%として考えてもらうとわかりやすいと思います。 ちなみに、段取り八分以外の八分の言葉では『村八分』の八分と使われ方は同じです。村八分とは、村の秩序を乱した者等への制裁で、葬式と火事の火消し以外は付き合わないという意味で、残りの八分『冠・婚礼・出産・病気・建築・水害・年忌・旅行』の付き合いはないという意味で使われています。 段取り八分の八分は80%でしたが、村八分は10個のうち8個という意味ですね。割合的には一緒ですが、少々段取り八分と村八分は印象が違います。 現代人でも使われる八分では、腹八分目なんて言葉がしっくりくるでしょうか。

段取り八分仕上二分はことわざ?

段取り八分仕上二分はことわざのことではないようですね。ことわざではなにかをなにかに例えて意味をなすことがほとんどですが、段取り八分仕上二分という言葉はそのままの意味ですので、段取り八分仕上二分はことわざというわけではなさそうですね。 語源は後ほどご紹介しますが、昔から段取りをうまく行えばすべてがうまくいくと先人たちも段取りを重要視していたようです。

段取り八分の類語は?

段取り八分の類語として、 “備えあれば憂いなし” という表現があてはまるでしょうか。 普段から準備しておけばいざというときに心配ないという意味です。 また、“道すじをつける”や、“体勢を整える”という言葉も段取りと同じような意味になりそうです。

“段取り”使い方

では段取りとはどのように使われるのでしょう。意味はどのようになっているのでしょうか。 皆さんも生活の中で段取りという言葉を使うことがあるのではないでしょうか。よく耳にするのが『段取り悪いなー』とか、『段取り良いなー』なんて良い、悪いで言われたり聞いたり、言ったりすることが多いと思いますが、そもそも“段取り”とはどんな時に使うのでしょうか。

段取り=準備??段取り≠準備??段取り=・・・??

“段取り”という言葉は、どんな意味なのでしょうか。仕事上でも、プライベートな時間でも、“段取り”という言葉を使い始めたのは大学に入ってからと、社会にでてから段取りという言葉を本格的に使った記憶があります。 あまり深くはかんがえたことがなかったので、段取りについて少し調べてみました。 goo辞書には段取りとは以下のように段取りの意味が記載されています。

1 芝居などで、筋の展開や組み立てのしかた。 2 物事を行う順序や手順。また、その準備。「式の段取りをつける」

“段取り”・“準備”英語では??段取りは八分の英語は?

段取りと、準備を英語で訳してみます。そこからさらに英語を和訳すると新しい発見があるかもしれません。 “段取り”英語:Arrangements  “準備”英語:Preparation  という意味になってくるようですね。といっても、よくわかりませんね。

“Arrangements”の段取り以外の意味は?

“Arrangements”は他に準備 ・・・。という意味がありました。やはり英語でも段取りと準備は同じ認識なのでしょうか。単語単体で考えると、この英語表現が段取りに近いのではないでしょうか。

段取りの英語的な類義語で“plan”

“plan”は“計画”などという言葉で出てきますが、それにも近い気がしますね。日本語でも英語でも計画・準備近いですが つまり“段取り”の意味は英語訳を参考とすると、ではplanの計画という言葉を使って 準備+計画=段取り が一番近いと思います。

段取り八分の英語は?

Well begun is well done. はじめが肝心。といった意味合いになります。 英語での段取り八分の表現はこちらが一番近いようです。

良い段取りと悪い段取りは?良い段取りは段取り八分につながる

初めのほうででてきた、良い段取り、悪い段取りですが、どのような段取りをすれば“良い段取り”となるのでしょうか。 先ほど段取り=準備+計画と表しましたが、ただ計画と準備をざっくりしても良い段取りにはなりません。

段取りの例文から、段取りの仕方を考える

旅行(遊び)や、仕事の段取りの例文で段取りの仕方をイメージしてみましょう。

段取り例文1 旅行の段取りは前もってしっかりとしておこう。(旅行の段取り)

先ほどの旅行の例文で例えると、旅行の段取りをすることになったとすると、待ち合わせる場所や行くルート、時間や訪問場所など、前もって決めて予約しておきます。“しおり”なんか作ってタイムスケジュール化してしまうとわかりやすいですね。 しかし、途中でトラブルなどによりスケジュール通りに動けなくなってしまうことがまれにありまね。 そんな時にスムーズに対応できる準備をしておくのも良い段取りの一つになります。段取りをしっかりしないと、計画変更や、調査など余計な時間がかかります。 例えば、食事場所をいくつか候補を決めて置いたり、時間に余裕をもつのもいい段取りの一つだと思います。1つでも余裕をもった準備をしておけば、1つ崩れても対処しやすいです。変更後の計画もスムーズに進めて。良い段取りといえるでしょう。

段取り例文2:仕事がうまくいく為にプレゼンの段取りを十分にしておく(仕事の段取り)

仕事では、先ほどのプレゼンの例文で考えると、あらかじめプレゼン資料を少し多めに用意しておいたり、PC等の予備品をもう一つ準備して置いたり、プレゼンデータをUSB等の外付けハードディスクに保存しておくだけでちょっとしたトラブルも回避できます。上司や取引先などに『きみ、段取りいいねー!』なんて言われちゃうわけです。 逆に段取りが悪いとせっかくの旅行で行きたかった場所にいけなかったり、プレゼンであたふたしてしまい、いつもの力がでなかったり、上司や取引先の心証も悪くしてします。 良い段取りの例なんかは基本的なことかもしれないので、実行されている方も多いかと思います。 悪い段取りをすると、客先や上司の心証が悪くなるだけでなく、周りのみんなが疲れてしまいます。悪い段取りですと、周りの作業や行動が一時止まってしまったり、考えが止まってしまったりと悪循環につながります。 できれば悪い段取りはしたくないですね。いい段取りができる方法は、最後のほうにご紹介します。

“段取り”の語源・歴史は?

準備と言葉が区別しずらい段取りという言葉は、どこから使われるようになったのでしょう。段取りの語源を探してみましょう。 すると2つの段取りの語源となる説が出てきました。

語源説1:建築現場から生まれた説

建築現場で石段を造成する時に使われる「段を取る」というやり取りにあったようです。傾斜地に石段を設ける時には、勾配に応じて石段を何段に積み上げるかという寸法取りが行われます。完成してからの具合いにより、昇り降りしやすいか、予算にふさわしい結果となっているかを評価するにあたり、「段取りがよい」「段取りが悪い」と使われるようになり、次第に工事そのものの手際を指す言葉として意味が拡がり、さらに、建築ではない世界へと広まっていったという説。

語源説2:歌舞伎から生まれた説

歌舞伎からはじまったという説があります。段取りという言葉は、物語の進みのことで、“段”は、話の一区切りを表すそうです。〇〇話、〇〇章、〇〇幕といった、1つ1つの区切りのことで使われているそうですね。。その区切りを1つ1つ進めていくということで、段を取る、そこから段取りになったという説もあります。歌舞伎の1つ1つのシーンや演目で出演者、裏方の人たちがスムーズ良くことを運び観客に満足してもらう。満足してもらうために、“段取りよく”歌舞伎を執り行う。ということですね。 さて、どちらが由来なのかは、はっきりしたことは申し上げられませんが、準備を万全にするという意味では同じ方向を向いていますね。

段取り八分仕上二分

実は、私は前職で建設業界におりました。先ほどの語源ででてきました、建築現場で働いておりました。いわゆる『現場監督』というやつです。そのころは“段取り”という言葉が、建築からの語源なんて思っていませんでした。ただ、現場監督も、いろいろな仕事があるのですが、工事を進めていく上で、物や、専門業者、職人などかなりのものを段取りすることを仕事の一つとしていました。段取りひとつで、工期に大きく影響します。1日で終わることを段取り悪くしてしまうと、2日かかったり、それにより2倍以上コストがかかったります。スムーズ良く、つまり段取りよく現場が進むように手配することが重要でした。多数の職種がからみ、更に、ほとんどの場合が別業者です。ただ単に物や人を準備して当該作業日を迎えるのではなく、作業手順や各業種間の調整、安全計画等の準備、いわゆる“段取り”を業務のひとつとして行ってきました。 職種内容の紹介はさておき、仕事をしていると、同業他社の建築現場が気になるわけです。たまに外から覗いてみると『段取り八分仕事が二分』なんて言葉を目にしました。きっとその会社は段取り八部仕上二分をもじったのでしょう。工事内容に『仕上工事』なんてものがあるので、ごっちゃにならないようにしてるだけかもしれないと思いましたが、『段取り八分仕事が二分』とも使われることもあるようです。

段取りと頻繁に使う業種が語源となっている?さまざまな業界で段取り八分仕上二分が使われている。

段取り段取りと飽きることなく、1日何度も使う業種がやはり段取りの語源職種ではないかと思いますが、やはり、以前私が働いていた業種、建設業も段取りと毎日のように使っていいます。段取りと何度使ったかと思うくらいで、段取りという言葉が嫌いになるほどでした。 テレビや、映画の製作業界も段取りという言葉を多用するそうです。やはり、さきほどの2つの語源説は段取りの語源としてどちらかはわかりませんが、語源としてはどちらも正しいような気がしますね。

うまく“段取り”するコツは?段取り八分仕上二分をうまくやれるようにするには。

段取りするコツを少しずつ習得していけば、皆さん段取りがうまく、『できる人間(人材)』と評価され、信用される人、会社となり大きな利益を生みます。上長には『〇〇は段取りがいいから、任せよう』と高評価につながります。

仕事内容を細分化し、書く習慣をつける。“段取りの段取り”段取り八分の鉄則

仕事内容がどういった仕事であったか、目的は何か、必要なものは何か、といったように、その仕事の始まりから終わりまでを書き出して整理していきます。これも段取りです。そのときに起きるであろう問題事項や、スケジュール管理としての項目を書き出します。それに応じた下準備(前段取り)をしておきます。いわゆる“段取りの段取り”ですね。

段取りする時間をしっかり作る、計画する

段取り八分仕事二分と聞くと段取りは仕事ではないという印象を持つ方もおられますが、あくまでも段取りも仕事です。そのやろうとしている仕事をうまくまわすための仕事になるわけですので、しっかりと段取りをする時間を作れるかどうかでうまく段取りができるかどうか変わってきます。プレゼンの資料を作成しながら片手間に段取りを考えるのではなく、プレゼン資料を作ることもひとつの流れとしてすべての段取りを組みます。

余裕を持たせた時間の設定、自分の中での納期設定。段取りを急がない

上司や取引先から提示された納期よりも余裕を持った計画をしましょう。準備時間を逆算して、自分なりに納期を算出します。 できたあとの完成度の見直しのほかに、初めに自分で構想した、“段取りの段取り”と比較し、自分の作りたかったものができてるか確認できる重要な時間が作れます。

経験や、聞いた話から想像し段取りする

トラブルなどが起きなければ、資料準備→機材や部屋の準備→その他→開始→終了と、特に何も考えずに準備・段取りしただけでなにごともなく仕事は終わります。もちろんそんなこともあるでしょう。しかし、なにかとトラブルがつきものが人生ですので、最初に書いた通り、書き出したことを想像し、経験等を踏まえて対策準備をしておきましょう。

段取りすることを一人で抱え込まない

経験を踏まえてと書きましたが、経験は少なかったり、なにかと初めてのことも多くある社会人生活だと思います。想像できないことや経験のないことを完璧に段取りするのはほぼ無理です。一人で抱え込まず、周囲の人に意見をきいてみるのも一つです。その相手も経験がないとしても、その人独自の思考で自分にはない段取りのヒントをくれる場合があります。

作ったものと他人の評価を比較し次の段取りつなげる

自分で大満足にできたものでも、対依頼人からすると、少しものたりなかったりすることもあります。 また、不十分であったことなんかも気づくこともあるでしょう。誰しも完璧な段取りなんてできません。いくら経験豊富な人でも、仕事ひとつひとつに新しいことがでてきます。 毎回の経験を糧にして、次回につなげるとどんどん仕事ができるようになります。 逆に言えば、不満足な資料であっても、段取り良く進行できればプラスに働くこともあるのです。

遊ぶ段取りができない人間は仕事の段取りもできない。遊ぶ段取りからうまく段取りできる人間になる

仕事だけうまく段取りできれば良いと考えることもあるのではないでしょうか。仕事が趣味で、楽しいことであれば楽しく段取りできますが、少しでもつまずいたり、つらい気持ちにになることもあると思います。そんな中でも悩み抜いてうまい段取りができる人がどんどん段取りがうまくなり、人間的に成長していきます。 楽しいことで、考えることが楽しい遊びでさえも、うまく段取りできない人は、つらいことには向き合えません。 遊びや楽しいことで段取りをうまくできない人はつらいことでできることはありません。 まずは、遊ぶこと、楽しいことでうまく段取りできるように訓練してみるのも良いのではないでしょうか。

皆さんも段取り良くスムーズに仕事や私生活が進むといいですね。段取り八分仕上二分目指しましょう

スムーズに物事が進むとまた違ったものが見えてくると思います。はじめは、わかりにくかったりすることも多いかと思いますが、1個1個やり、反省点を踏まえて段取りをしていけば、いつのまにかいろいろなことがスムーズになっているかと思います。 ですが、旅行などは人によっては訪れたトラブルを楽しむ人もいるので、その時々によって使い分けてみるのもいいかもしれませんね。 実はこの記事は3~4時間程度で書いているのですが、何を書くか、どのような流れにするかなどを準備して、数日費やしています。もちろんこれだけやっているわけではないのですが、準備をした結果、手を止めることなく、ずっとキーボードを打つだけで記事が書けています。 段取り八分仕上二分がうまく実現できれば、周囲からの信頼がぐっとあがるでしょう。