【口八丁手八丁】とは/意味や類語、使い方、例文など

みなさんは、「口八丁手八丁」という言葉を耳にすることがあるでしょうか?「口八丁手八丁」はいかにもヤリ手な語感がありますが、良い意味なのか悪い意味なのか、つかみにくい面もあります。今回はこの「口八丁手八丁」という言葉について詳しく解説していきます。 「口八丁手八丁」は、「てはっちょうくはっちょう」と読みます。その意味は、しゃべることや行動が、いずれも達者な様子を表します。特に、口が達者なことから、しゃべりで相手を打ち負かすことが得意である、という意味で使われます。つまり口八丁手八丁は、相手を褒める言葉というよりも、必要以上に目立ちたがり、自己中心、わがまま、という悪い意味で使われがちな言葉です。

口八丁手八丁の語源とは?

口八丁手八丁は見るからにユニークな言葉ですが、そんな口八丁手八丁の語源を見ていきましょう。口八丁手八丁で気になるのは、やはり「八丁」という言葉でしょう。「八丁」は、八つの道具を使いこなす達人で、そこから物事においても自由自在に操る人という意味になりました。ですから口八丁手八丁は、手も八丁、口も八丁、つまりヤリ手で口も巧いという意味なのです。

口八丁手八丁の例文

口八丁手八丁の例文をいくつか紹介しましょう。 ・彼は口八丁手八丁で世渡り上手だが、信用はできない ・あの難しい取引先と契約するとは、さすが口八丁手八丁だ ・相当な口八丁手八丁だから任せても問題ないだろう ・あんなに適当な仕事で出世するとは、まさに口八丁手八丁だ ・うちの部では口八丁手八丁な人材はいりません。誠実な人材を採用します。 ・口八丁手八丁と言われるのは心外だが、手段は選んでいられない。

口八丁手八丁の類語や対義語とは?

次に、口八丁手八丁の類語や対義語をいくつか紹介しましょう。 口八丁手八丁の類語は、 ・手八丁口八丁 ・如才ない ・八方美人 ・世渡り上手 などがあります。いずれも実力以上にうまいことをやっている、という悪いイメージを込めた表現になります。 口八丁手八丁の対義語は、 ・口自慢の仕事下手 ・口上手の商い下手 ・能無しの口叩き ・理屈上手の行い下手 などがあります。口八丁手八丁と同じく口は達者だが、肝心の仕事の方はサッパリできない様子を示しています。

【口八丁手八丁】とは/意味や類語、使い方、例文などのまとめ

いかがだったでしょうか?「口八丁手八丁」は普段の生活でよく聞くことのある言葉ですが、必ずしも良い言葉としては使われません。そのため仕事の場で迂闊に「あの人は口八丁手八丁だ」「さすが先輩、口八丁手八丁ですね」「私も口八丁手八丁になれるよう頑張ります」などと言うと、大きく誤解をされて、自分の評判を落とすことにもなりかねませんので注意しましょう。