【エクセル】取り消し線の使い方/色変えて二重に出来る?/基本設定や図形等の利用

エクセルで作業をしているとき、記載した文字に間違いがあれば簡単に消すことができます。セル内に上から文字を打ち込むだけでも勝手に前の文字を消すことができます。しかし、修正をしたという事実をエクセル上に残しておきたい場合もあります。 間違った情報を一旦記載した場合、それを元に作業していると勝手に間違いを修正することはかえって問題を引き起こす原因となってしまいます。特にエクセルファイルの共有者がいたとすれば、修正をするにもそのことを知らせることが大切です。これを怠ってしまうと一方が修正後の情報で作業を進め、他方が修正前の情報のまま作業をすることもあり、どこかで不一致が起こると考えられます。 修正したことを伝えるのもひとつの解決方法ですが、これに加えてエクセル内で取り消し線を使うことも有効的な手段です。取り消し線を文字の上に重ねて置くことで修正前の情報が見え、修正をしたことも一目瞭然です。 取り消し線を使うことで作業を進めやすくなりますが、この取り消し線を加工して見た目を変えることも可能です。場合によっては二重線などに変更することや色を変える方が見やすくなるかもしれません。エクセルでは二重線を使った取り消し線をつけることも簡単にできます。ここでは取り消し線を二重に変更する方法などを紹介していきます。

エクセルで取り消し線をつける方法

それでは、まずエクセルで取り消し線をつける基本的な方法から紹介します。いくつかやり方はあり、自分に合ったやり方や素早くできるものを選ぶと良いでしょう。ショートカットを使う場合にはmacだとやり方が違ってきますが、この場合でも素早く取り消し線がつけられるようmacにおけるコマンドなども含めて紹介していきます。

エクセルの書式設定から取り消し線をつける

エクセルの書式設定ではさまざまな編集ができます。取り消し線をつけるにも書式設定に入ることから始まります。 最初に、取り消し線をつけたいセルを選択します。そして作業しているシート上部にある「ホーム」に入ります。それから「フォント」枠の右下にフォント設定ができるボタンがあるためここをクリックします。そうすれば「セルの書式設定」のウィンドウが開きます。このウィンドウの「文字飾り」の中には「取り消し線」があるのでここにチェックを入れて「OK」を押せば完了です。選択しておいたセル内に取り消し線がつきます。

説明するとこのようになりますが、実際に手を動かしてみると非常に簡単な作業であることが分かります。書式設定は取り消し線をつけるときだけでなく、いろんな場面で活用されるということを覚えておきましょう。 また「ホーム」からではなく、セルを右クリックすることでも「セルの書式設定」に入ることができます。 自分の慣れている操作で覚えておけば良いです。すべてのパターンを覚える必要はなく、やりやすい方法をひとつだけ使えるようになっておけば良いのです。

ショートカットでエクセル内に取り消し線をつける

上で基本的な取り消し線のつけかたを紹介しましたが、ショートカットを覚えておけば大幅に時間短縮して取り消し線をつけることが可能です。取り消し線を頻繁に使うのであればぜひ覚えておきたい内容です。 やり方は、セルを選択して「Ctrl + 5」を入力するだけです。一瞬で取り消し線をつけられるだけでなく、これを解除するときにも同じ「Ctrl + 5」を入力すれば消すことができます。 ただしmacでエクセルを使っている人の場合はコマンドが変わってくるため、下で紹介している内容を参考するようにしましょう。

エクセル上の一部の文字にだけ取り消し線をつけるには

今まで方法を実行すればセルの中の文字に取り消し線をつけることができます。しかしセルの中にあるすべての文字に対して取り消し線がつくことになります。一部の文字にだけ取り消し線をつけるには、セル内の文字を一部選択し、取り消し線をつける通常の作業を進めればできます。

macでエクセルを使う場合のショートカットキー

macでエクセルを使っている人も多くいることだと思います。macの場合でも同じようにして取り消し線をつけることができますが、キーボードを使ってショートカットでつける場合にはやり方が変わってきます。macでの入力は「command + shift + X」です。先ほどの説明と一緒で、選択したセルや一部の文字などに取り消し線をつけることも解除することも同じ入力でできます。 ちなみにmacを使ったエクセルで「セルの書式設定」を開くには「command + 1」でショートカットできます。ここから同じように「フォント設定」に入り、「文字飾り」の「取り消し線」にチェックを入れても取り消し線をつけられます。

エクセルで取り消し線を二重にする方法

取り消し線は一本線だけでなく、二重でつけることもあります。重要な書類で訂正をするときには二重線と印鑑を押します。これと同じように、エクセルでも二重線を使えば、より修正したことの存在感を出すことができます。二重線にするほか、いろんな編集ができるため、色や線の太さ、線の種類などを変更したい場合にはここでの情報を押さえておきましょう。

図形を取り消し線として利用する

これまでとはかなりアプローチの方法が変わりますが、図形を使って取り消し線をつけることもできます。この場合、「挿入」から「図形」を選択し、直線を選びます。この直線をシート上に配置してから文字の上に移動しても構いませんが、キレイに角度を合わすことや幅の調整がややめんどうになります。そこで、取り消し線をつけたいセル上で「shift」を押しながらドラッグすることで自動的に平行に線を引くことができるようになります。ただし幅などは自分で調整することになります。 これまでの取り消し線と違って図形で取り消し線のように見せているため、配置の仕方によってはいろんな見せ方ができるでしょう。とても自由度の高い取り消し線の作成方法とも言えます。

図形を二重線に変更

上の方法で、図形によって取り消し線をつけることができました。二重線にするにはさらにこの線を加工していきます。取り消し線となった図形を選択し、右クリックして「図形の書式設定」を選びましょう。するといくつか項目が出てきます。 「塗りつぶしと線」を選び、「一重線/多重線」をクリック、ここで「二重線」を選べば選択していた線が二重になります。二重線以外にも三重線や、細線と太線の組み合わせなど、用途に応じて加工することができます。 この書式設定ではほかにも線の色や透明度、幅や種類などを変えることもできます。配置した取り消し線が細すぎてあまり見えない場合には線を太くしてみることや、目立つ色に変えてみるのも良いでしょう。色を変更する場合には、取り消し線同士の色を揃えるようにしておきましょう。それぞれに色が違っていると不自然に感じ、見ばえもあまりよろしくありません。また、数値の入力によって幅を調整できます。マウスによるドラッグ時の手ぶれなどを心配することなく安定して変更することができます。

エクセルでは図形を使うことで取り消し線を二重にもできる

ここまでで紹介した内容をまとめていきます。まず基本的にはセルや文字を選択し「セルの書式設定」から「取り消し線」をチェックすることで取り消し線をつけることができます。よく使う人は「Ctrl + 5」のショートカット、macの人なら「command + shift + X」で素早くつけることも解除することも可能です。 取り消し線は図形の「直線」を使うことでもつけることができ、さらに「図形の書式設定」から二重線に変更、そのほか色を変えるなどさまざまな加工ができます。 取り消し線を使う上で必要な知識はこれだけあれば十分です。これまで取り消し線をつけたことのない人でも、この操作方法を参考に使ってみるのはいかがでしょうか。