「貴重なお時間を」等を使用したお礼やお詫びの文章の作成(手紙・メール)

ビジネス

目次

「貴重なお時間を」を使用した手紙の敬語表現

取引先にお礼状をお送りする場合のビジネスシーンで役に立つフォーマルな言い回しを紹介していきます。

挨拶

「貴重なお時間を割き、最後までご高覧いただきましてありがとうございました。」 「最後までご高覧頂きまして有難うございました。」 「貴重なお時間を割き、お読み下さいまして有難うございました。」

本文

「早速ではございますが、〇〇の資料をお送りいたします。」 「ご査収下さいますようお願い申し上げます。」 「ご不明点などございましたら、いつでもお問い合わせくださいませ。」

結び

「弊社のサービスがお役に立てますと幸いです。」 「貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。」 「詳細を改めてご連絡いたします。」

「貴重なお時間を」を使用したメールの敬語表現

 

面接や新規のクライアントとの打ち合わせなど、相手の貴重なお時間を作ってもらったときに、報告・相談・お詫び・お礼の連絡をするために使う敬語の表現を紹介していきます。

「貴重なお時間を」を使ったお礼メールの敬語表現

「本日は貴重なお時間を誠にありがとうございました。」 「本日は貴重なお時間を割いて頂き、本当にありがとうございます。」 「貴重なお時間を割いて頂き大変恐縮です。」 「ご多忙にも関わらず、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました。 「本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いて頂きまして、誠にありがとうございました。」

「貴重なお時間を」以外のお礼メールの敬語表現

「ご多用の中、お時間を頂きましてありがとうございました。」 「ご多忙の中にも関わらず、弊社までお越し頂きありがとうございました。」 「本日はご多用のところ、貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございます。」 「本日はお客様の大切なお時間を頂きまして誠にありがとうございます。

「貴重なお時間を」を使った謝罪メールの敬語表現

「せっかくご予約頂いていたのにも関わらず、私どもの不手際でお客様の貴重なお時間を無駄にしてしまい、申し訳ございませんでした。」
「貴重なお時間を費消させてしまったことについて、心よりお詫び申し上げます。」 *費消には「使い果たす」という意味があります。
「貴重なお時間を空けて頂いたにも関わらず、こちらの都合でご訪問できないこと、深くお詫び申し上げますと共に、何卒ご容赦頂けますと幸甚です。」
「貴重なお時間を頂いたにも関わらず、このような結果となり大変申し訳ございませんでした。」
「貴重なお時間を頂いておりながら、お客様の満足のいくサポートができずに申し訳ございませんでした。」
「貴重なお時間を拝借いたしましたこと、お詫び申し上げます。」

「貴重なお時間を」以外の謝罪メールの敬語表現

「ご多忙の中にも関わらず、このような対応となってしまいまして申し訳ございませんでした。」
「お忙しい中お時間を頂きながら、このような結果を招いてしまい申し訳ございませんでした。」
「〇〇様の大切なお時間を頂いておりながら、ご満足の頂けない結果隣申し訳ございませんでした。」

「貴重なお時間を」の意味

「貴重なお時間を」とはお客様の大切なお時間、お客様が忙しい中作ってくれた時間のことを指します。「貴重」の意味を辞書で調べてみると「非常に価値のあるさま。きわめて大切なさま。」という意味があります。 ビジネスにおいては、面接担当者へのお礼の連絡やクライアントとの打ち合わせの後に「貴重なお時間を」を使ったメールをお送りするのが基本的です。

「貴重なお時間を」は敬語表現なのか?

「お時間を」は尊敬語なので、敬語表現です。 また「貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました」に関しても、「頂きまして」は謙譲語であり、「ございました」は丁寧語になるので、敬語表現で間違いありません。

面接後に「貴重なお時間をありがとうございました。」

就活生の方は面接当日に名刺を頂いた採用担当者の人に面談のお礼メールを送ることが基本です。相手の「貴重な」「お時間」を割いてもらったことに対して、しっかりと感謝の意思を伝えておきましょう。就活生だからといって、ビジネスマナーを知らないでは済まされません。

「貴重なお時間を」を使った面接後のメール文例

【件名】本日の面談についてのお礼

【本文】
株式会社〇〇〇〇
人事部 〇〇様

お世話になります。
本日面談させて頂いた〇〇です。

ご多用の中、貴重なお時間を割いて面談のご対応を頂きまして誠にありがとうございました。
面接で貴社の社風や詳細な業務内容を伺い、より一層理解を深めることができました。
また、貴社で働きたいという気持ちが更に強くなりました。

末筆ながら、本日の御礼とともに、貴社のますますの発展をお祈り申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇大学〇〇学部〇〇学科 〇年
氏名
メールアドレス:〇〇@〇〇
電話番号:000-0000-0000
携帯電話番号:000-0000-000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「貴重なお時間を」の英語のメール例文

 

ここでは「貴重なお時間を」を使った英語でのメールの例文を紹介していきます。メールの相手が外国人の場合は、英語でも失礼の無い言い回しをするように注意しましょう。

「貴重なお時間を」の英語のお礼メール例文

貴重なお時間を割いて頂き、大変恐縮です。 「I am grateful to you for your valuable time.」 

私は貴重なお時間を頂き、あなたに感謝しています。 「I am extremely grateful that you spared precious time for us.」
私はあなたと貴重なお時間を共有させて頂き、感謝しております。 「I am grateful to have shared your valuable time.」
貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。 「Thank you for giving us your valuable time.」 「Thank you for giving us your precious time.」

「貴重な」・・・valuable
「お時間を」・・・time

「貴重なお時間を」の英語の謝罪メール例文

貴重なお時間のお邪魔をして申し訳ございませんでした。 「I am sorry to intrude on your precious time.」
貴重なお時間をとってしまい申し訳ございませんでした。 「I am sorry to have taken up your precious time.」 「I apologize to you for taking your precious time.」
あなたに貴重なお時間を頂いておきながら、大きなミスを犯してしまい申し訳ございませんでした。 「I have made an inexcusable mistake that use your precious time.」

「貴重なお時間を」の英語のお断りメール例文

私のことで貴重なお時間を無駄にしていただきたくありません。 「Please don’t waste your precious [valuable] time on my account.」
お客様の貴重なお時間を使うことはできません。 「We cannot use your precious time.」

「貴重なお時間を」の英語の相談メール例文

貴重なお時間の数分を割いて頂くことは可能ですか? 「Can you spare me a few minutes of your valuable time?」
貴重なお時間を打ち合わせのために頂けませんか? 「Could you give us your precious time for meeting?」

「貴重なお時間を」の英語は「precious time」か「valuable time」?

英語のメールで「貴重なお時間を」という表現を使う場合は「precious time」か「valuable time」を使用するのが一般的ですが、シンプルな英語表現である「Thank you very much for your time」でも十分に「貴重なお時間をありがとうございました。」と英語で伝えることが可能です。 実際に英語を使用したビジネスメールでは「precious time」や「valuable time」ではなく、「Thank you very much for your time.」のシンプルな表現を使用します。

仕事のお詫びに関する基礎

仕事でミスをしてしまったとき、クライアントに謝らなければならない場合、もっとも謝罪の気持ちが相手に伝わる方法は「直接相手にお詫びを入れる」ことです。 でも客先がオフィスより遠い場合や、どうしても外せない予定がある場合は電話でお詫びの気持ちを伝えます。 さらに電話にお客様が出なかった場合は、最終手段ではありますがメールでお詫びの気持ちを伝えるのがいいでしょう。 このときメールの返信が無いからといって、クライアントに何度もメールや電話をするのはかえって逆効果になる可能性もあるので、気を付けましょう。 こちらの誠意がしっかり伝わるよう、相手に誤解が生まれない話し方・メールの文面になるように注意をしましょう。

社内での業務でミスをした場合

社内でミスを犯した場合は、関係者だけではなく、上司も含みます。その場合はどのように対応をするのが適切でしょうか?

①責任者に報告してから、関係者に謝罪のメールを送る
②関係者にメールをしてから、責任者に報告する

答えは「①」です。 上司に怒られるからという理由で問題を先延ばしにしても、なんの意味もありません。
率直に自分の非を認めて、上司に報告し、関係者各位に謝罪のメールを送るのがいいでしょう。

取引先で失礼をしてしまい、相手を怒らせてしまった場合

起こしてはならないことですが、新入社員にありがちの問題といえば取引先で失礼な発言をしてしまい、相手を怒らせてしまうことです。 このような場合はどう対応をするのが適切なのでしょうか?

①直属の上司と一緒にお詫びに伺う
②相手の好みに合わせた手土産を持参する

答えは「①」です。 ②も有効かもしれませんが、相手によっては「物」で機嫌が直ると思われることに対して、更に怒りが頂点に達する可能性もあるので、決裁権のある上司と再度お詫びに伺いのがいいでしょう。 またお詫びは会って謝罪して終了ではなく、帰社後の当日中にメールで再度お詫びの一言を入れること、今後の改善策も提示しておきましょう。

電話でお詫びを伝える場合のフレーズ

電話でお詫びをするときは「スピード命」です。かけづらい気持ちもわかりますが、タイミングを見失わないように間髪入れずにすぐに電話をかけるようにしましょう。

また電話でお詫びをする場合は、相手の忙しい時間帯(午前中など)は避けるようにしましょう。自分が電話する時間が今しかないからなどの自己中的な判断は、相手を余計に苛立たせるきっかけになる可能性もあります。時と場合をしっかり選んで電話をしましょう。

【例文①】

「〇〇様、お忙しいなか、お電話失礼いたします。さきほどの〇〇の件ですが、〇〇様にご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした。今後一切このようなことが起こらないように努めて参りますので、ご容赦頂けますと幸いです。」

【例文②】

「この度は申し訳ありませんでした。今回このようなことになった経緯としては(経緯をしっかり説明し、理解力のある人間だと相手に安心してもらうことが大事)。弊社のスタッフ一同、大変反省しております。今後はこのようなことが起こらないように、弊社内の連絡事項は全て口頭ではなく、文書で行うように徹底致します。」

メールでお詫びをお伝えする場合のフレーズ

続いては、ビジネスメールで使えるお詫びの敬語の文章の例を紹介していきます。

お詫びメールの敬語フレーズ

「大変申し訳ございませんでした。」 「この度は多大なご迷惑をおかけして、心から深くお詫び申し上げます。」 「お返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。」 「ご不便をおかけし、申し訳ございませんでした。」 「お客様に誤解を与えたようでしたら、謝罪致します。」 「今回の件を厳粛に受け止め、陳謝いたします。」

お詫びメールの敬語フレーズ(反省編)

「今回のミスに関しまして、弊社の甘いチェックが原因だと深く反省しております。」 「私の不徳の致すところ、猛省しております。」 「この度の不祥事に関して、大変遺憾い存じます。」 「ご指摘頂きまして誠にありがとうございます。肝に命じて、二度と起こらないように気をつけて参ります。」

敬語のお詫びメール文例

ビジネスメールのお詫びのポイントは基本的に「反省」と「謝罪」の意思を明確に相手に伝えることです。

敬語のお詫びメール文例(スケジュール変更)

【件名】打ち合わせ日程の変更のお願い

【本文】
株式会社〇〇〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。

先日ご調整頂いた打ち合わせの日程の件ですが、 〇月〇日〇〇時を○日(○曜日)に変更して頂くことは可能でしょうか?
ご調整後の変更となりご迷惑をおかけ致しますが、 ご検討宜しくお願い致します。

署名

敬語のお詫びメール文例(誤送信)

【件名】メール誤送信のお詫び

【本文】
株式会社〇〇〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。

先ほどお送りした件名「○○○」のメールですが、 誤って送信してしまったメールになります。
混乱させてしまったことと思います、申し訳ございませんでした。
お手数ですが、削除してくださいますようお願い致します。

今後は充分に注意致しますので、ご容赦頂けますと幸いです。

署名

敬語のお詫びメール文例(誤字があった場合)

【件名】メールの誤字・脱字に関して

【本文】
株式会社〇〇〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。

先日送信したメールの内容で「〇〇」と記載しなければならない箇所を、
「〇〇」と誤って入力したまた送信してしまい申し訳ございませんでした。

本メールで再度、修正した内容をお送り致しますので、 お手数ですが、ご確認宜しくお願い致します。

今後は送信前に充分に確認をしてから、お送りするように致します。

署名

敬語のお詫びメール文例(返信が遅れた場合)

【件名】プロジェクトの進捗状況に関しまして

【本文】
株式会社〇〇〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇株式会社の〇〇です。

お送り頂いたメールへの返信が遅れてしまい、 大変申し訳ございませんでした。
出張中につき、返信が遅れてしまいました。

プロジェクトに関する進捗状況に関しましては、 すぐに報告書を送付致しますので、ご確認宜しくお願い致します。
メールへの返信はできるだけ迅速に対応できるよう努めて参りますので、 今後とも何卒宜しくお願い致します。

署名

英語の謝罪メールのフレーズ

 

先ほど紹介した「貴重なお時間を」以外を使用した、英語の謝罪メールの例文をいくつか紹介していきます。

間違いやミスをお詫びする場合の英語のメール例文

添付ファイルを失念しており、申し訳ございませんでした。 「I’m sorry that I forgot to attach document.」
計算ミスをしてしまい、申し訳ございませんでした。 「I am sorry that I made a mistake in one's calculations.」

欠席の連絡をする場合の英語のメール例文

連絡もなしで、欠席して申し訳ありませんでした。 「I am sorry about the absence without notice.」
今朝の打ち合わせに欠席して申し訳ございませんでした。」 「I apologise for missing our meeting this morning.」

どの謝罪表現がフォーマルなのか?

英語で謝罪をするときに使う英単語の種類にはいくつかありますが、どの単語が一番丁寧な表現なのか見ていきましょう。

フォーマル度が高い:regret
フォーマル度が普通:apologize
フォーマル度が低い:sorry

上記の通り、日本人に一番身近な表現である「sorry」は比較的カジュアルな表現ということになりますが、実際のビジネスシーンでは多用されています。 ただしお客様の怒っている度合いによっては「apologize」もしくは「regret」使用してより謝罪の意思を強く伝えることもあるので覚えておきましょう。お客様がカンカンに怒っている状態に「sorry」を使ってしまうとさらにお客様を刺激してしまう可能性もあるので、注意が必要です。

よくある敬語表現の間違い

敬語はなんとなくわかるけど、自分が本当に使えているか不安という方もいるのではないでしょうか?また敬語を過剰に使い過ぎて、恥ずかしい思いをしたという人も少なくないはずです。ここでは間違いやすい敬語表現について、確認していましょう。

敬語表現①「〇〇様でございますか」

「ございます」というのは「自分のこと」や「物」について表現するときに使う敬語です。相手のことについて話す場合は「いらっしゃいます」を使いましょう。

(NG)〇〇さんでございますか? (OK)〇〇さんでいらっしゃいますか?

敬語表現②「二重敬語」

二重敬語は間違っているとは言えませんが、過剰な敬語は何を言っているのかわからなくなることもあるため、ビジネスの場面においてはあまり使わない方がいいでしょう。

(NG)部長様 (OK)部長
(NG)社長様 (OK)社長
(NG)伺わせて頂きます。 (OK)伺います。
(NG)おっしゃられる (OK)おっしゃる
(NG)お越しになられる (OK)お越しになる
(NG)お帰りになられる (OK)お帰りになる

まとめ

本記事では「貴重なお時間を」などのビジネスで使える敬語フレーズを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?特に新入社員、新社会人、就活生の方はメールで敬語を使うのが初めての方も多いはずなので、敬語でどのように表現をするのか難しく悩んでしまうと思います。そんなときは、この記事を参考にしてください!