【カウンターパート】意味・使い方/ビジネスを進める上で重要な存在?

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よく、ビジネスなどで。 そしてボクシングや、チーム競技のスポーツ中継の中でも耳にする機会が多い「カウンターパート」 もともとのは英語からきた外来語で、「相手方」を表します。 スポーツのチーム競技などでは1:1で戦う同じポジションや、攻撃主に対して防御をあらわすこともあります・ スポーツでも、ちょっとしたプラスの意味範囲を含んだ表現ですが、ビジネスとなると、さらに、各業界や各商慣行によって、いろいろな意味が付加されたり、とある商業取引中でカウンターパートといえばかならずこの使い方といったものなどもあります。 IT全盛の現代では、検索するだけでさまざまな業界や分野の意味があれこれまとめて1画面に表示されます。 ですが、この中から、正しいものかそうでないかを分けるのは、非常に難しい作業。 では今回は、基本の日本語の「カウンターパート」の意味から始めて、使い方などをしっかりご紹介します!

日本語の外来語「カウンターパート」とは、そもそも何語に由来した言葉?

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カウンターパートはもともと英語に由来する言葉。 Counterpartとつづります。

日本語での意味は・・・

Counterpart 名詞 (対の)片方、(正副書類の)1通、片割れ、似た人

これだけでは、Counterpartの原則的な部分、実際の使い方がちょっとわかりにくいですね。 指し示す範囲や含む意味といった機能面でも、ちょっと実際の使い方がわかりにくいものがあります。 実際に英語でCounterpartが使われているシーンからみると、意味が分かりやすいかもしれません。 ちょっと英語の例文で、いろいろな使い方を見てみましょう。

英語でいうカウンターパートの一般的な使い方

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英語の概念がわかりにくいので、counterpartの意味や、使い方の原則、表す機能的な原則を知るため、いろいろな例文を用意してみました。

●The Secretary of State is discussing these exploding head syndrome with their Japanese counterparts.  国務長官は、これらの頭内爆発音症候群について、日本側担当者と討議している。

例文ではたとえば、それがどんな理由でもたらされ、どんな捜査や調査が必要かがわからない場合、申し入れた時点では、例文では日本側の宛先=正しい担当者がわかりません。 そこで、日本で該当する部門がわからないケースはあいまいに「日本側担当者」などとしてとりあえず置いておき、ニュースの中で2報3報と順を追って原因や犯人などを明らかにしていくものです。 これは日本の新聞やニュースを眺めている人も、また各国のメディアを眺めている人にとっても、若干ローカル的なルール差はあれど、報道ウォッチャーとしての作法に当たるものかもしれません。

●Our professor talked to his counterpart in IT-Tech college.  うちの教授が、ITテック短大の相手方と話した。

学校などで使うとき、アカデミックで、学校のランクや論文などによる序列の原則がある程度機能として働いている環境での使い方です。 学校などのほか、ビジネスでも政治でも非常によく使えて端的なこの例文では、自分の担当教授が、ITテック短大の担当者=おそらく同レベルの属性を帯びた職種や立場・・・の部分を略した使い方となっています。 たとえば、旅行などの引率者なら、相手大学の引き受け者や受け入れ担当者、 財務担当者なら財務担当部門内の同レベルの人。 犯罪報道などでも使われており、たとえば、戸籍などを利用させて多数の人を密入国させる人なら、相手方も密入国させるための手続き者。 先ほど使い方をご紹介した例文のように政治でも使われますが、日本の首相なら各国副大統領あたりが相当するかもしれません。 このあたりで含んでいる意味がどのあたりまでを指すかというのは、各種の公式資料にある現在の役職、各種の公式会合での報道写真その他で補われる部分です。 半端ないニュアンスの難しさ!! 多少感覚を積み重ねなければ、使い方自体はわからないものがあります。

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●Ms.Kenjo is Ms.Masumi Hayashi’s counterpart in Hitachi, Adachi-ku.  見城さんは足立区常立では、林眞澄さんのカウンターパートだ。

この例文では、見城さんと林眞澄さんの役割や位置づけが、世間的や地域、所属団体企業等では同レベルであることや、林眞澄さんにたいして見城さんが応対やなにがしかの対(つい=ペアのこと、ここでは取引や組織内などで、ビジネスなどで、二人の間の機能や役割が非常によく似ていること。プロジェクトや作業に対して定められた異組織間ペア)になっていることも表すような使い方をされている「多機能型」になっていることもあります。

●Ms.Miyoko Sumita met with her Hisayama-Yoshi-Koyaam’s counterpart.  角田美代子さんは、久山吉コヤーム側の担当者に会った。

この例文でも、角田美代子さんと久山という団体あるいは個人の集団などの中の同クラスあるいは同役割の担当者に相当する人に会ったことを意味します。 単に人に会ったというだけではなく、同役割を常日頃それぞれの団体やグループ内で果たしている人たち同士が出会ったということで、単に人と会う以上の意味合いをもたせる=商談やなにかの事件がすすむきっかけになることなどが予想されることもあります。

また、そのほかにも・・・ ・単に×××というグループや企業の応対担当者に会った ・単に×××というグループの中では自分と同じ作業を行う担当者(相手方では差し替えが効く程度にほぼ同じ役割内容の人)と一緒に何かをした/何かをすることになった ・位置的に単に×××というグループや企業の反対側や対応する位置にいた などの意味を含むことがあります。

これらはいずれも、前後の会話や長い記事内の文章のシチュエーションなどにもよりますので、あくまでも「その時々によって指し示す内容が深くなる時がある」という感じでしょうか? 例文のように、同じ団体や同じ主義主張で活動している団体間などを相手方としてみるときのほか、属性として対立している組織(=セールスなどで自分が売り込み、来訪先が買う側といった敵対)のときにももちろん使えます。 「片方、1通、片割れ、似た人」が原則。これに割当たる表現や概念と一言で言っても、なかなか指し示す範囲は広いですね。

日本語で言うカウンターパートは、どんな意味?

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こういった英語から流入した日本語の外来語「カウンターパート」には、先ほどの英語に合った中で、2つの意味合いが主に含まれています。

その1:日本語の外来語「カウンターパート」の意味と使い方:対応相手

《二つあるものの片方の意》 1 対等の立場にある相手。対応相手。「現地におけるカウンターパートを探す」
カウンターパート 凡例 言い換え語 対応相手 用例 国務副長官は外相のカウンターパート対応相手ではないとの論理があるのかもしれない。 意味説明 交渉や共同作業を進める際の,互いに対等な地位にある相手 また,文脈によっては,単に「相手方」と言い換えることができる場合もある。 国際協力や国際的な共同作業などを行う際,現地での受入れを担当する人や機関を指して「カウンターパート」と言われることもあるが,その場合は「受け入れ担当者」「受け入れ担当機関」などと言い換えるのが分かりやすい。

その2:日本語の外来語「カウンターパート」の意味と使い方:受け入れ担当者、ビジネス上の担当者や相手窓口

2 国際協力の場において、現地で受け入れを担当する機関や人物。

ビジネスシーンにおけるカウンターパートを詳しく解説!

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ちょっと日本語で言うカウンターパートをざっと見たところ、どうやらビジネス上や政治上その他では、もっと複雑な、かつ各業界や体制による意味合い&しくみがありそうな気がします。 ちょっと見てみましょう。

カウンターパート=海外取引、とくに海外での現地共同事業などがあるときの使い方では、相手側の受け入れ担当者や、日本側窓口の中心的な立場の人を真っ先にあらわす

ビジネスシーンでは、海外事業などを共同で行っているケースでは、カウンターパートといえば、その提携先企業が、敵対する立場/下請けや子会社的立場/受注者的立場/取り込まれて同社内にあるケースのいずれでも「カウンターパート」というだけで「受け入れ窓口の人物」を指す使い方もあるようです。 この日本語でのビジネス上の使い方、英語とはちょっとニュアンスや使い方が異なっており、意味や語の指し示す機能が広めになっています。

カウンターパート=名義や出資他の関係や役割は異なるが、対等なスタイルで一緒に働く人たちのケースもある

対等なスタイルで、一つの目的やプロジェクトに向けて動いているといった企業やチームなどについても、カウンターパートとして表すことがあります。 たとえば、ファンド内の投資家に対して、さまざまな分析や情報、アドバイスなどを与えてくれる機関投資家などは、同ファンド内で互いが出資者として同格でありながらも、頼れる存在ではないでしょうか。 機関投資家のほうが、経験数も多くプロがそろっているにもかかわらず、出資する人としては同格です。

カウンターパート=取引先における担当者として使うときは、同格、格上、格下のいずれのケースもある

ビジネスにおいて取引先がだしてきた、割り当ててきた「担当者、対応相手」というときには、先にご紹介した例文のように、役職や決裁権その他の面で、同格、格上、格下のいずれのケースもあります。 カウンターパートというと、「同格で対」である意を強く認識する人も少なくないため、こういった人たちに向けては日本語で「担当者」などと言い換える使い方をするほうが良いでしょう。

日本語で言うカウンターパートはどんなシーンでよく使われているの?

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さて正しい意味が分かったところで、普段どんなシーンでカウンターパートという日本語の外来語が使われているのかを見ていきましょう。

●だめなんだよなー、だめ、受付のあのおっさんじゃなくって、カウンターパートにつないでほしいわけ。決裁権がなくちゃダメってことじゃないけど、まああってほしいかなって感じの~ このときは、カウンターパート=相手方の担当者 ということ。

●ヤマタニ口の出した翻訳トライアルはアレだったけど、向こうのカウンターパートが出してきた翻訳文は、日本語の意味内容もちゃんとしてたよ。 この時は、カウンターパート=入札などのライバル企業の中で、同種の仕事や役割をする人のこと。相手方が良い仕事の場合も、悪い仕事の場合も使えます。 あとでちょっと説明しますが、このケースでは「カウンターパート本来の意味」のうちで「対」から派生して「競合、ライバル」という意味も強く含みます。

●はい。今回は、××国際事業部担当執行役部長と出かけてきましたが、事態収拾につきましては、D銀行の取締役執行役員ではなく、高官が直接のカウンターパートとなりましたので。 このときには、「相手側の担当者」という意味です。 ですがシチュエーション的には、「うちは部長を出した→相手は取締役執行役員があたるとおもって、ビジネスの最初からなめておいて何とかもみ消そうとかかっていたら、高官まで出してきた」汗) という状況をクールに伝えています。

●だって、あの法案出したのあの女だろ?どうしてカウンターパートの側だったはずが、こっちの政策だったみたいなことになってるんだよ。 この場合は、カウンターパート=対となるものの意味の派生から、自分たちとは逆の側。 先ほど登場した、「競合やライバル」などの意味がまずあります。 「国会内や法案提出」というイベントに対して、真逆の主張などではあるが、ポジションや役割としては同格の属性を持つ人たちでありながら、真逆の位置づけにあることを表す意が強いこともあります。俗にいう「ひっくり返されたか?」というときなどに使われているケース。 もともと、日本語に外来語として流入したときのカウンターパートには、主にこの最後の例文の意味を含んでいることが多くありました。

英語話者でかつ英語に堪能なビジネスマンが社会にあふれるようになってから、一般的なビジネス用語の英語でいうカウンターパートの微妙なニュアンス部分も日本語内に取り込まれるようになったことで、意味や使用する場面が一気に豊かになりました。

カウンターパートについてのあれこれ、いかがでしたか?

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カウンターパートについての英語、日本語の原則的な意味や、指し示す範囲や語の機能などについて、またビジネスシーンでの特徴的な使い方含めて、広く一般的な使い方をご紹介しました。 今回ご紹介したものがすべてではなく、またある業界ではこのような言い方をするが、別の業界ではそういわないといったケースなどもあります。 もともとこのカウンターパートという語は、英語で使うにも相手の顔色や立場を理解しなければ使いにくいもの。 日本語の外来語としての機能でつかうなら適宜日本語で言い換えて、意味的な齟齬がないようにつとめることも必要でしょう。