就活の軸とは?面接や入社後のモチベーションとなる軸の決め方や具体例

就活では必ずあなたの就職の軸が聞かれる

 

今あなたはどんな業界に興味をもって就活を行っていますか?メーカー、金融、コンサル、IT業界など、どの業界においても共通して聞かれる質問は「就活の軸」です。 しかし、就職軸をどういう風に考えたらいいのか、またどういう風に伝えたいいのでしょうか。本編では就職軸の考え方、決め方についてご紹介をさせていただきます。

就活の軸の決め方で最も重要!?まずは就活・就職における方針・コンセプトを考える

 

就活の軸の決め方を語るうえで最初に考えてほしいことは、方針・コンセプトです。あなたが就職をする上でどんなことでもいいです。漠然としたことでもいいので何をしたいのかということを考えてみてください。 就活の軸の決め方において、まずは直観というのはもっとも重要なのです。繰り返しますが、最初は自身の直観を信じてどんなことをしたいのかを考えてみてください。

就活の軸の決め方においては無形・有形ビジネスという分類が大事

 

就活の軸の決め方を語るうえで、大事なのは「選ぶ」ことです。そのためには数ある業界を分類し、絞り込みを行うことです。 その際、最初に考えるべきは無形・有形ビジネスのどちらで自分のキャリアを作りたいのかを考えるのが最適です。 なぜなら、一番単純でかつ一番わかりやすい分類だからです。では有形・無形ビジネスにはそれぞれどのような例があるのかというと以下の通りです。

有形ビジネス

 

有形ビジネスの代表例は以下の通りです。 ・電気・機械メーカー・商社 ・化学メーカー・商社 ・食品・酒類メーカー・商社 ・化粧品メーカー・商社 ・アパレルメーカー・商社 ・医療機器メーカー・商社 ・医薬品メーカー・商社 ・小売・百貨店 ・建築・建設・ハウスメーカー 他にもありますが、人、モノ、金、情報、サービスというのがビジネスの基本ですが、有形ビジネスとは「モノ」を扱う分野であるとお考えください。

無形ビジネス

 

では、次に無形ビジネスについてです。無形ビジネスとは「モノ」以外、すなわち「人」「金」、「情報」、「サービス」を提供するのが無形ビジネスです。 具体例としては以下の通りです。 ・IT・web ・コンサル ・金融業界 ・人材 ・各種サービス業 他にもありますが、まずはイメージをつかんでもらえたらと思います。

就活の軸の決め方においてもう1つ重要な分類!BtoBとBtoCの別

 

就活の決め方を語るうえでもう1つ重要な分類があります。それがBtoBとBtoCの別です。 有形・無形の分類も重要ですが、もう1つ細分化する要素があったほうが目指す業界を絞り込むことができ、就活の軸を明確にすることができます。 それではBtoB、BtoCとはどんな分類でしょうか。BtoBとBtoCには派生する分類もありますのでその点も含めご紹介をしたいと思います。

BtoB

 

BtoBとは「Business to Business」の略で、法人相手のビジネスのことです。つまり、法人の課題を解決するようなビジネスであるということです。自動車部品メーカー、商社、コンサル、ITなどがその代表例として挙げられます。 BtoBのビジネスには以下のような特徴があります ・土日休みで働くことができる ・規模の大きいビジネスができる ・高い年収を得られやすい ・人と協力をしながら仕事を進める 就活の軸を作るためには、休日のこと、ビジネス規模のこと、将来的に稼げる年収はどれくらいかといった生々しい情報もしっかり知っておく必要があります。 また、基本的にチームプレイの要素も強くなりますので自身にそういった気質があるのかないのかも吟味する必要があります。

BtoCビジネス

 

BtoCビジネスは「Business to Consumer」で対消費者(個人)ビジネスのことを指します。小売・百貨店、アパレル、ハウスメーカー・不動産業が代表例となります。 BtoCビジネスの特徴としては以下の通りです。 ・店舗系か個人プレイで業務を進める業務に二分される ・土日休みはあまり実現できない ・利用者のリアルな反応を感じながら仕事ができる 就活の軸を考えるうえで休日というのは非常に大事なものです。土日休みでないことで、休みが不定期になる、もしくは不動産業の場合だと火、水曜日が休みというケースが多いです。 また、働き方は店舗系か個人プレイで顧客をどんどん開拓しながら成約を上げていくスタイルなのかいずれかというケースが多いです。年収にも差が出やすいという特徴はありますが、ユーザーの声を一番で生で聞ける仕事であるという点はやりがいを感じやすいです。

BtoBtoCビジネス

 

「BtoBtoC」とは「BtoB」と「BtoC」の2つの要素が詰まっているビジネスです。ビジネスとしては「BtoB」なのですが、その延長線には「BtoC」となっているという意味合いでこのような表現を使われるのですが、具体的には、販売先が「店舗」となるビジネスとなるということです。 自動車メーカー、日用品メーカー、食品メーカーといったビジネスがその代表例となります。 このビジネスの特徴としては以下の通りです。 ・土日休みが実現できる ・消費者が誰でも知っている分かりやすいものを扱える ・就活生には人気のあるビジネス とにかくこのビジネスのポイントは、TVCMなどで誰もが目にする会社が多く就活生において非常に人気がある会社が多いということです。また、土日休みの会社が多いため、競争率も高いです。 就活の軸をしっかり作りこまないと他の就活生に選考で負けてしまいやすくなるということを認識しておくとよいです。

BtoB BtoC混合型

 

業界の中においては、「BtoB」と「BtoC」が混合しているケースも多くあります。例えば、銀行や証券といった金融業であればリテールビジネスとよばれる「BtoC」のビジネスとなりますし、法人融資、法人の資金調達を行うホールビジネスは「BtoB」のビジネスとなります。 また、ITビジネスにおいても、通販系のサイトを運営している会社であれば「BtoC」ビジネスとなりますし、名刺管理サイトやホームページ作成サイトであれば「BtoB」ビジネスということになります。 人材紹介ビジネスであれば、求人をもらってくる仕事はBtoBで、求人を 紹介するのは「BtoC」ビジネスとなります。 就活の軸を作るうえで重要なのは「何がしたいのか」ということです。ビジネスにおいて共通点はあまりないのですが、傾向としては厳しいビジネスが多く、働くうえで信念が必要です。 他の形態のビジネスもそうですが、この仕事をするうえで何を実現したいといった就職の軸がないと長続きしない仕事が多いとお考えください。

どうすればいい!?就活の軸の決め方・分析方法について

 

就活で最も大事なのは、何をやりたいのか、どんなことをしたいのかということなのですが、それを明確にしていくことがということが大事です。ではどうやって分析をしていくのかというと下記の通りです。 ・自分の趣味や好きなことを書き出す ・自分の過去を振り返る、自分年表の作成 ・就活の軸は自身のコンセプト・自身をベースに最適な業界を選定するというの決め方を行おう では、それぞれ詳細に説明をしていきたいと思います。

自分の趣味や好きなことを書き出す

 

仕事は一日の大半を費やし、かつあなたにとって40年程度の付き合いになるものです。そのため、好きなこと、合うこと、辛くてもできることは何かをしっかり認識しておく必要があります。 では、好きな物は何かということ考えるときあなたの趣味というのは、就活の軸を決めるためには大事なポイントとなります。なぜなら、趣味は時間とお金をかけるほどあなたが没頭できるということで、仕事にも繋がってきます。 とはいえ、趣味をそのまま仕事にするというのはなかなか現実的ではありません。そのため、趣味を仕事にしようとするのではなく、その趣味はなぜ長く続けているのか、趣味のどの要素があなたにとって没頭できるものなのかということを分析していくということが大事です。

自分の過去を振り返る 自分年表の作成

 

就活を行う上で自身の傾向を知るということが大事です。その傾向を知るためには自身の過去を振り返ることです。 そのために、実施していただきたいことは、自分年表の作成です。白年表に自身の出生から今に至るまで、何をして、どう思ったかを整理することで自分の特徴や考え方が見えてきます。 自分年表を作成し、自分を知るという作業を行いましょう。

就活の軸は自身のコンセプト・自身をベースに最適な業界を選定するというの決め方を行おう

 

就活の軸の決め方として自身の志向性、考え方を知ったうえで業界を分類し、あなたの志向性や考え方を当てはめていくというのが最善の考え方です。 自分を知るということと、ターゲットを絞り込むということで、自身の方針・コンセプトをより具体化させていくというというやり方が具体的かつ最短で自身の就活の軸を見つけられる決め方であるということが言えます。 とはいえ、上記の有形・無形とBtoB、BtoCだけで就活の軸を最終決定させるという決め方では不十分なので、ある程度の結論が出た段階で企業説明会やOB訪問に行き、本当にその就活の軸で就活を進めてよいのかを検証したうえで結論を出すのがベストなことも付け加えたいと思います。

就活の軸の最終的な決め方は!情報整理の最終型

 

以上を整理した時に最終的に以下のフォーマットに落とし込むことで就職の軸が整理された状態と言えます。

<就活の軸整理>
■ 就職のコンセプト
■ 有形・無形の別
■ BtoB・BtoC,もしくは他の別
■ 該当業界
■ 自身が目指す業界
■ 最終的な就職の軸、業界を目指す理由

就職の軸はある程度揺るがないものであるとはゆえ、エントリーシートの作成、面接の中で見直す必要が出てくる場合もあります。 その時、考え方を整理・修正できるようにするためにもこういった形で整理することがのぞましいです。

就活の軸の決め方で大事なのは情報整理

 

就活の軸の決め方で大事なのは、情報をしっかり収集し、整理して結論を出すという事です。 上記では、就活の軸の決め方として有形・無形、BtoB・BtoCという切り口で情報を集めて、処理しましょうとお話をしましたが、あくまでも一例にすぎません。 大事なのは数多くの業界の中からやりたいことを見つけ、その意思をちゃんと伝えるということです。 面接の中で就活の軸を問われたときに、「軸が弱い」や「本質的にやりたいと思えない」などといったフィードバックをもらうこともありますが、これはきちんと自身で情報整理とそこから導き出される結論が出されていないということなのです。

実際どう表現したらいい?就活の軸の実例

 

では、エントリーシートや面接の中で就活の軸をどのように表現していけばよいのかということを上記の整理と併せて実例とポイントをご紹介したいとおもいます。 なお、今回はメーカーを希望する方、金融系コンサルを志望する場合の2例をご紹介したいと思います。

医療機器メーカー 就活の軸の整理

 

まずは医療機器メーカーを目指す方の就活軸例をご紹介に当たり、以下のような整理となったと仮定します。

<就活の軸整理>
■ 就職のコンセプト:人の健康・治療に関わる 人に役立つモノを提供する
■ 有形・無形の別:有形商材
■ BtoB・BtoC,もしくは他の別:BtoB・BtoBtoC
■ 該当業界:各種メーカー
■ 自身が目指す業界:医療機器メーカー
■ 最終的な就職の軸、業界を目指す理由
・自身が陸上部で長距離走をやっていて、タイムを短縮させることにやりがいを持っていた ⇒目標達成意欲が高い 個人のレベルでの目標達成意欲が高い 高単価のやりとりのできる営業の仕事がいい
・自身が故障に苦しみ、整形外科にお世話になった
・学生時代は塾のアルバイトをやっており、生徒の成績のサポートをすることにやりがいを感じていた ⇒サポートすることが好き

医療機器メーカーにおける就活の軸実例

 

では、上記をもとに以下で就活の軸の実例をご紹介します。

<就活の軸実例>
私の就活の軸は「人の健康・治療に関わる」です。その理由としては以下の3点です。
・中学校から陸上部で長距離の選手をして整形外科のお世話になっており、医療・治療という分野に関してはこれまでも関心を持っていました
・また、非常に自身のタイムを短縮し、同時に他の選手に勝つということにやりがいを感じており、高い目標をクリアし、高い報酬をもらえる仕事をしたいと考えています。
・加えて、人のサポートをすることが好きなのでただ販売するだけではなく、専門知識・能力を習得しながら人の役に立てる仕事が良いと考えました。
以上の就活の軸から整理すると、製品が高額でかつ競合と競う要素が強く、医師に自社製品を提案するという点からも治療に関わる医療機器のメーカーというのが自身に最も合っていると考えました。

医療機器メーカーにおける就活の軸実例のポイント

 

では、上記の就活の軸におけるポイントを確認していきたいと思います。
・自身の経験が含まれていて就活の軸にリアリティがある
・自身の志向性・考え方が明示されている
・面接で端的に伝わるよう簡潔にまとめられている
・モノを提供する、自分の力で高い価値を提供する 

規模の大きい利益を出せるという点から有形・BtoBであるということが絞り込めている 大事なのはしっかり自身の意思が明確であること、ちゃんと他に選択肢があると思われないか、面接で聞かれても簡潔にこたえられるか、そして説得力があるかということです。 エントリーシートに就活の軸を書くとき、面接で答えるときは結論から話すというのも重要なことですので、その点も踏まえておきましょう。

金融系コンサル 就活の軸実例

 

次に金融系コンサルの軸についてです。医療機器の就活の軸と同じように最初に整理を作成したうえで実例を紹介する形でお伝えします。

金融コンサル 就活の軸の整理

 

金融系コンサル目指す方の就活軸例をご紹介するに当たり、以下のような整理となったと仮定します。

<就活の軸整理>
■ 就職のコンセプト:自身の頭脳を商品にしたい お金をビジネスにしたい
■ 有形・無形の別:無形商材
■ BtoB・BtoC,もしくは他の別:BtoB
■ 該当業界:金融 コンサル
■ 自身が目指す業界:金融系コンサル
■ 最終的な就職の軸、業界を目指す理由
・昔から数学が好きだった⇒数学の試験では常に上位だった
・理系にありがちな研究・開発職にはあまり興味がない
・自身の頭脳を使って大きな仕事をしたい
・高校時代からサッカーをしており、チームプレイは得意
・組織にがんじがらめになるような働き方はしたくない

金融系コンサルにおける就活の軸実例

 

では、上記をもとに以下で就活の軸の実例をご紹介します。

<就活の軸実例>
私の就活の軸は「自身の頭脳でお金に関わるビジネスをすること」です。その理由としては以下の3点です。
・数学が昔から得意で理学部に進みましたが、数学の力を使ってビジネスの世界に飛び込みたい
・チームプレイでより大きなビジネスをしてみたい
・とはいえ組織にがんじがらめになるより個の集合体で仕事をしたい

以上の就活の軸から、金融ビジネスに関わりたい、そして銀行より、コンサルという立場でM&Aなどに携わりたいと考え、金融系コンサル業界を志望しました。

金融系コンサル業界における就活の軸実例のポイント

 

では、金融系コンサルの就活の軸におけるポイントを確認していきたいと思います。
・自身の志向性・考え方が明示されている
・銀行ではなく金融系コンサルを目指す理由が明確
・金融系コンサルの仕事の特徴をとらえている

上述の通り就活の軸には自身の意思が明確であること、ちゃんと他に選択肢があると思われないか、面接で聞かれても簡潔にこたえられるか、そして説得力があるかということです。 なぜ金融系コンサルで働きたいのか、銀行ではだめなのかという面接官が考えるであろう質問に対しても銀行ではない明確な理由と、ビジネスを明確に理解しているというメッセージを伝えるということも押さえられています。

就活の軸に必要なのは自身の意思と情報の整理

 

改めて就活の軸というのはエントリーシート、面接双方で求められる質問です。それにこたえられるようにするには事前準備が必要です。 その事前準備には自身の意思を明確にし、それを根拠づけるためのエピソードを準備すると同時に、業界の分類をし、しっかり調べ上げて就活の軸をしっかり作り上げていくということが大事です。 逆に就活の軸をきっちり作り上げることでエントリーシートをしっかり作成することができ、かつ面接でも自信をもって答えられるようになります。 就活の軸を作り上げるため、しっかり事前準備を行い、エントリーシート、面接に反映させていきましょう。