「切磋琢磨」の使い方や言い換えた表現(勉強・スポーツ・ビジネス)

意味
 

「切磋琢磨(せっさたくま)」 四字熟語として使わなければなかなかピンとこない言葉ですね。 読んでもすぐに意味がピンとこない以上、やはり使い方にも迷うところでは? そこで今回は「切磋琢磨」の意味や使い方、語源や、関連表現などをご紹介します。

切磋琢磨は実は、切磋と琢磨に分けることができ、意味と使い方もそれぞれに存在する!

「切磋琢磨」という語は四字熟語として知られていますが、実は2つの部分に分かれます。 「切磋」と「琢磨」の2つの熟語からできています。 実はあまり頻度は高くありませんが、「切磋」と「琢磨」だけでも、現代の日本語として使われています。 「切磋」は、アートや考古学などをやっている方ならご存知かもしれませんが、「骨、角、石、玉などを切って磨く」という意味。 ここから転じて、「技芸や学問などを熱心に磨いていくこと、熱心に取り組むこと」といった意味があります。

切磋・切瑳(読み)せっさ 大辞林 第三版の解説 せっさ【切磋・切瑳】 ( 名 ) スル 〔玉・石・骨などを切ってみがく意〕 学問・伎芸などに励むこと。また、それによって人格を磨くこと。

出典:コトバンク|大辞林 第三版

また「琢磨」は、「石や玉を研いで磨くこと」「(工業) 表面を磨き上げて平ら(なめらかな面)にすること」を表しており、ここから転じて「学問・技芸などを練り磨いて向上につとめること」という意味があります。

琢磨(読み)タクマ デジタル大辞泉の解説 たく‐ま【×琢磨】 [名](スル)《「詩経」衛風・淇澳から》玉などをとぎみがくこと。転じて、学問・技芸などを練り磨いて向上につとめること。「切磋(せっさ)琢磨」 「意を曲げても句調を―し」〈逍遥・小説神髄〉

出典:コトバンク|デジタル大辞泉の解説

辞書で調べた切磋琢磨の意味

 

さて、この2つの語が合わさった切磋琢磨は、現代日本語ではどんな意味なのでしょうか? 信頼できる、、、辞書で調べてみました。

せっさ‐たくま【切×磋×琢磨】の意味 [名](スル)《「詩経」衛風・淇奥から。「琢磨」は玉・石などを打ち磨く意》学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。「互いに切磋琢磨して技術改新を成し遂げる」

出典:goo辞書|デジタル大辞泉(小学館)

せっさ-たくま【切磋琢磨】の意味・使い方 学問や人徳をよりいっそう磨き上げること。また、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること。▽「切」は獣の骨や角などを切り刻むこと。「磋」は玉や角を磨く、「琢」は玉や石をのみで削って形を整える、「磨」は石をすり磨く意。「磋」は「瑳」とも書く。 切磋琢磨の出典 『詩経しきょう』衛風えいふう淇奥きいく 切磋琢磨の句例 ◎切磋琢磨する仲 切磋琢磨の用例 愚劣とみたものが、実は切磋琢磨の功を積んで成った虚飾ない真実の姿であるという場合もあり得よう。<石坂洋次郎・若い人>

出典:切磋琢磨(せっさたくま)の意味・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書|新明解四字熟語辞典(三省堂)

切磋琢磨の由来と、もともとの使い方

ご紹介した辞書各種にもあるように「切磋琢磨」は、教科書でも習う孔子が編纂したといわれる、中国最古の詩歌集「詩経」にあります。 全305編内の「衛風淇奧(きいく)」という篇にあります。

 

「詩経(詩序)」衛風の淇奧は、衛の武公の徳を讃えた詩。 「瞻彼淇奧、綠竹猗猗。有匪君子、如切如磋、如琢如磨。瑟兮僩兮、赫兮咺兮。有匪君子、終不可諼兮。」 この中の「如切如磋、如琢如磨」がその由来だといわれています。

他にも、切磋琢磨については、その後の 「論語」の「学而篇(がくじへん)」 「大学」の「伝三章三節」 といった有名どころにも、この「詩経(詩序)」にある「衛風淇奧」を参照する形で登場します。 教科書では国語でも、歴史でも、比較的多く触れるものかもしれません。

現代日本語での切磋琢磨は、「人徳を讃えた」シーン以外でも使われ、非常に汚いやり口の後、誰かが受け手となって、ここまでの経歴中の汚点だけをさっぱりきれいにリセットするような転化のときにも使われなくはありません。 ですが、詩経によれば、本来は徳を讃えたもの。 本当の教養が備わっている方なら、このあたりの「使い方の違い」にも注意したいものです。

どうしてこの「切磋琢磨」が現代日本語でこの意味になったの?

 

もともとは古代中国での、伝統的工芸品「骨、角、玉、石を材料として行う加工方法」に由来する言葉。 これらの工芸品は、中国の古い時代、権力者や特殊な技術を持った各地のあらゆる人物が好んだり、あるいはその技量や人徳を表すものでもありました。 単なる美術品ではなく、「このようなアイテムを所有できるほどの彼ら」の世界を位置づける工芸品でもあったわけです。 ちなみに 骨や角の切断加工=切 骨や角の研ぎ磨く加工=磋 玉石の切断や切削加工=琢 玉石を砂や砥石で研ぎ磨く加工=磨 といいます。 切断といっても単に切るだけではなく、表面を滑らかにする加工を施しますが、そこにさらに磨きをかけていくのです。

磨きの上にさらに違う角度や方法から磨きをかけるスタイルは、学問や人物形成、技能形成そのものの目指す形でもあります。 単に1つの方法だけでなく、いくつもの角度や手法での習得や修養を重ねていくもの。 そのため、ここから転じて、「仲間たちが互いに励ましあい、ときにはライバルとしてともにさまざまな方法で、内容を向上させていく」

さらにここから2つに意味が分かれて ・技術や能力、人格を向上させること ・敵同士、味方同士で勝ち負けを争う(争いながら技術や能力、人格を向上させた) という意味になりました。

切磋琢磨の使い方

 

文学作品内、そしてビジネスでの日常会話や、勉強スポーツでの心意気や取り組み、宴席などでのフォーマルな挨拶、さまざまな描写含めて、たとえばこんな使い方があります。

「元気でやれ」「頑張れよ」「おまえらもな」列車と地上で声をかけ合いながら別れを惜しむ。 おもえば共に大陸の土になろうと決心して日本を出てから今日まで切磋琢磨し合ってきた仲間である。 これが今生の別れとなるかもしれない。

出典:森村誠一「新・人間の証明(下)」(書籍)

(※仲間がともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる)

もちろん、共に切磋琢磨した点もあるにはあるが、ずいぶんと無駄な競争を演じたのも確かでしょう。

出典:山田智彦「銀行 男たちの報酬」(書籍)

(※やや勝ち負け争いの意味が強く含まれる)

仲のよかった二人は切磋琢磨して、学問に励んだのでしょう。

出典:浅田次郎「壬生義士伝 下」(書籍)

(※仲間がともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる)

汗みどろになって切磋琢磨するのはスポーツの特徴である。

出典:森瑤子「カサノバのためいき 世にも短い物語」(書籍)

(※スポーツによる勝ち負け争いを通じて、仲間がともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる)

◎ ××君はわが社に来た時、++さんのスイッチヒッターになれるべく切磋琢磨するという強い意志で入社されたわけです。 (※個人が仲間を倣いながら、技術や能力、人格を向上させるべく頑張るという意思や取り組み)

◎ 彼らはお互いに切磋琢磨しあってきた/彼らはお互いに切磋琢磨して頑張ってきた (※仲間がともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる使い方。勝ち負けを通じた部分も若干含まれる)

◎ 今後も目標をしっかり見据えて切磋琢磨し続けていきたい所存です。 (※技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる。勝ち負けの意味は含まれるとは限らない。)

◎ チーム内で切磋琢磨しあって力を発揮する取り組みが求められる。 (※仲間がともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる使い方。勝ち負けの意味は含まれるとは限らない使い方。)

◎ チームで切磋琢磨しあいそれぞれ役割を遂行してきたが、チーム内部を自称する役員たちにより、一部メンバーに脳損壊やケガなどが絶えない件が判明した結果、立件されるべき犯行側のほうに人材流出した。 (※チーム内の仲間「は」ともに技術や能力、人格を向上させた意味が含まれる使い方)

◎ ここまで長年、スポーツだけでなく文化経済面も切磋琢磨して頑張ってきたのに、突如、別人にとって代わられることばかりが続くのは不当だ。 (※個人中心で他者ともかかわり技術や能力、人格を向上させた意味)

◎ うちの大学では、各種推薦入学者と一般入試型学生が「切磋琢磨」し、ほぼチーム制で学校生活を送りながら、互いのチームの個性と技能を高めている。 (※勝ち負け争いを通じて、それぞれのコミュニティが結果として、ともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる使い方)

◎ 大学内チームでレギュラーのポジションをかけて、メンバー間や学年間で日々切磋琢磨することは、エクストリームスポーツだけではなく、障碍者スポーツやもちろん健常者のスポーツにおいても同じだろう。 (※チーム内評価といった勝ち負け争いを通じて、それぞれが練習や技能向上に努める意味が強く含まれる使い方)

 

◎ 学業成績も筋肉などの形質も、すべてオールオアナッシングの精神で切磋琢磨して頑張ってきた学生や職員が、実在する他人に成りすまして生活している現状は、切磋琢磨の元の意味に照らして妥当かどうか考えあぐねる。
(※勝ち負け争いを通じてさまざまな資質向上に努めているという主張と、それを理由にした行為。そして切磋琢磨の語の由来が人徳資質にあることから、語の持つニュアンスの違いを指摘して対比的に表現した使い方。) 
(※少し注意したいのは、一部スポーツマンが言う切磋琢磨の意味には、かなり多い割合で、オールオアナッシングであることが限定されているケースがあること。 原義ではかならずしもそうではない。)

 

◎ もともとモスクワ時代にはスポーツ能力を生かして、器械体操で切磋琢磨したいと考えていたが、体育帽のサイズが一人だけ特注だったことで、ITにクラス替えとなった。 (※一人あるいは周囲の刺激も含めた技術や能力、とくにこの場合、職能などにかかわる成長手段)

◎ 集団生活と修行で切磋琢磨として集った人たちによる犯行手法は、残念だが一部の国や地域の人々には、高く評価されている。 (※集団生活での練習や戦闘、個人での練習を繰り返すことによる切磋琢磨。内なる鍛錬と対外的な戦い(犯行を戦いとみる)の双方の意味を含む)

◎ こうした量子反転などの大きなエラーを起こさせないために、みな切磋琢磨して頑張ってきたはずなのだが。 (※チームで互いに実力を伸ばしあってきたという意味)

◎ アイドルは行為をするかどうかも一種の「切磋琢磨」だとして、互いの技能を高め、お互いを行き来しあいながら共同生活している。 (※それぞれの個が行為という一種のセッションを通じた評価プロセスの結果として、ともに技術や能力、人格を向上させた意味が強く含まれる使い方)

◎ 残念なことではあるが、3億円、スーパー、オウム、ライブドアをはじめとして、各グループで切磋琢磨してきたと主張するグループによる犯行は、それなりの成功を収めている状況にある。 (※チーム間が刺激しあったり指導しあって練習を重ねることで、なにがしかの行為を行うための技能が向上したことを表す)

「切磋琢磨して頑張ってきた」と「して頑張ってきた」を補った使い方以外はNGじゃないの?

「切磋琢磨」は日本語の中ではちょっと硬い音で、非常にフォーマルな印象。 もともと、偉い人の挨拶、結婚式の挨拶などの中で、人物紹介をするときには「××薫はここまでこうやって切磋琢磨して頑張ってきた」といわれることが多いものです。 ですがとくに「して頑張ってきた」を補わなくても、これだけの使い道があります。 ただし、日本人の多くが印象として「切磋琢磨」につづく文法表現としてすわりが良いと思うのは 英語で言う ~ing の状態にある表現。 「~して頑張ってきた」や「~してきた」「~していた」の類のものが続くときが多いようです。 会話などの中で「切磋琢磨」を使う時、多くの人を一瞬でも不安にさせないためには、こうした表現をつなげるように配慮しましょう。

切磋琢磨の関連表現としての使い方がある語

 

切磋琢磨の関連表現としては次のような語があります。

【ともに技術や能力、人格を向上させた】
研鑽する、腕を上げる、腕をあげる、腕を磨く、鍛錬する、修練する、錬成させる、鍛錬を重ねる、修行をする、修行する、修行を重ねる、修行を積む、磨きをかける、××を磨く、訓練する、練習を重ねる、準備を積む、準備を踏む、取り組みを重ねる、レベルアップする、伸ばす、引き上げる、ステージをあげる

【敵同士、味方同士で勝ち負けを争う(争いながら技術や能力、人格を向上させた)】
競争する、相争う、競り合う、競い合う、勝負する、戦う、闘う、争う、鎬を削る、しのぎを削る、組み合う、勝負する、競う、勝負する、勝負を競う

切磋琢磨の言い換え語を用いた例文使い方~切磋琢磨に似た意味での使い方

 

さて、先ほどご紹介した切磋琢磨の関連表現語を使った、言い換え表現や例文を見ていきましょう。

切磋琢磨の言い換え語の使い方 【ともに技術や能力、人格を向上させた意味での使い方】

 

◎ 我々はもやしとラーメンしかない寄宿生活の警察学校内で、多数の人の努力を別の言い方で置き換えるために日夜、研鑽してきた。 (言い換え:日夜、切磋琢磨してきた)

◎ 日々川や海辺を攫ったり、落とし物のなかから人物につながるあらゆる些細な情報を拾たりしながら人定の腕を上げてきた。 (言い換え:人定で切磋琢磨してきた)

◎ 地域住民と制服組が木曜午後の地域集会を通じて、互いにすりによる被害を当日のうちにもみ消す共同正犯ノルマの腕をあげてきた。 (言い換え:共同正犯ノルマにおいて切磋琢磨してきた)

◎ 上司や監察に尋ねられるまでの間には、灰皿をひっくり返すように何事もなかったように主張して押し切る職務質問応用の腕を磨いた。 (言い換え:職務質問応用で切磋琢磨してきた)

◎ 殺されるような危険な目に遭ったとしても、マインド的にもフィジカル的にもすぐに復活できるような、強靭で複雑性の少ない人物となるように鍛錬してきた。 (言い換え:人物となるように切磋琢磨(して頑張って)してきた)

◎ 毎日上陸するとき、小学生にはできるだけ理想的でロールモデルとなるような言葉をかけてもらい、そしてその言葉を心から信頼するように互いに修練してきた。 (言い換え:互いに切磋琢磨して頑張ってきた)

◎ 素直なだけでは共同正犯ノルマに対応できないため、顔色や細部の身のこなしに至るまで完璧を目指すように、取調室や職質での相手の対応に見倣い錬成させてきた。 (言い換え:に見倣い、切磋琢磨して頑張ってきた)

◎ 3億円の前は、身分も予め10年ほど作ってきて、納税証明や身分証明、共済組合員証準備と、その人らしいふるまいや人物練習もふくめて、入念な準備を踏んできた。 (言い換え:もふくめて、切磋琢磨してきた ※この場合、後半のふるまいや人物練習といった、努力で得られるふるまい部分にだけ、切磋琢磨の意味がかかる。 だが、全体の文脈上、人物的に好ましくないケースだったとすれば、切磋琢磨は本質的な意味として向かない)

◎ もし、あの日燃えたのが布団で、自分が防犯カメラに写っていたとして報道されていたとしても、顔面と指紋が一致しないように、仲間たちや上司たちとの連携プレーと自らの技芸には磨きをかけてきた。 (言い換え:技芸面では切磋琢磨して頑張ってきた)

◎ 長官や総監には、イベントや宿舎での私服組による危害を長年たびたび受けてきた。が、スポーツを通じて鍛錬してきたおかげで、それなりに乗り切れた。 (言い換え:スポーツを通じて切磋琢磨してきたおかげで、)

◎ 言語能力を向上させるべく修練を重ねた結果、同門の彼女が夜間にふと漏らしたいつもの一言のために黒焦げになったが、まだ生きていられるほどまで僕も成長した。 (言い換え:向上させるべく切磋琢磨して頑張ってきた結果、)

NG● 日々、善悪あらゆる角度で修行を重ねてきた結果、別の一家の子供としてリプレイスする形で、社会的な身分をまた得ることができた。 (言い換え:あらゆる角度で切磋琢磨して頑張て来た結果。だが通常は「悪」に対して切磋琢磨は使わないため、表ざたにして使うとすれば、用例NGの例)

切磋琢磨の言い換え語の使い方 【敵同士、味方同士で勝ち負けを争うの意味での使い方(争いながら技術や能力、人格を向上させたの意味を含んだ使い方)】

◎ 人生はオールオアナッシングの戦いだからといわれて鍛錬してきたが、闘わない人に長年手を出しつづける彼ら政府や防衛側の一方的かつ恒常的なやり方には疑問を覚える。 (言い換え:戦いだからといわれて切磋琢磨してきたが、)

◎ 明日転勤を偽装して上陸したがっているあの人たちは、お互いにこの9月からはどの業界の人の履歴で暮らすかをかけて競争してきた。 (言い換え:暮らすかをかけて切磋琢磨してきた)

◎ 次の総選挙では、また、これまで素手によるトイレ掃除をはじめとして一つ鍋のした修行を重ねてきたタレントが、オトモダチ議員としてデビューしたがることだろう。 (言い換え:一つ鍋のした切磋琢磨を重ねてきた)

◎ 工場での強制労働と本社で働かずに出歩いてばかりのデスクワークではどちらがいいかを賭けて、自らの体験を通じて勝負してきた。 (言い換え:自らの体験を通じて切磋琢磨してきた  ※単に結果としてどちらが最終時点での評価が高いかを競うために、切磋琢磨してきたという意)

◎ トータルとしては、これまで競い合ってきた競技や内容で、自分たち自身も成長することができたが、成果物がいつ改悪されるのかといった見通しは依然不透明だ。 (言い換え:これまで切磋琢磨してきた競技や内容で、)

◎ その人の名前や経歴を利用するにあたって、各学部間の幾人かで競り合っているが、加えて代々木・海外政府が資金供与しての人材も参戦している。 (言い換え:、各学部間の幾人かで切磋琢磨しているが、)

◎ 世のため人のためになると思ってつらい仕事ばかりを引き受け押し付けるなかでもみな切磋琢磨してきたが、冤罪で立件された後も不正側と競るため、さらにしのぎを削ってきた。 (言い換え:皆鍛錬してきたが/不正側と競るため、切磋琢磨してきた  ※このように1文の中に同じ4字熟語が2回登場するのは望ましくないため、片方を言い換え語に置き換えます。)

いかがでしたか?

 

よく、壮行会や歓迎会、祝辞、送別会など、これからスタートを切るシーンなど、励ましとともに縁起を担ぎたいときにも使われる「切磋琢磨」。 これまではちょっと難しい語だと考えていた方も、この記事をきっかけに、普段の会話にさりげなく取り入れることができれば、「的確できれいな日本語使用者」として周りから一目置かれるかもしれませんね! 日本でも中国でも、昔から徳を積むことは必ずしも楽を生まないものともいわれています。 が、そんななかでも、人に自慢できる、あるいはだれにも届かないほどの経歴を重ねることで得られるものがあります。 できれば、衛の武公に倣い、長い職業人生でも、徳を重ねる方向性でいきたいものです。